藤川、矢野、新井を抹消。登録は、岩田、橋本健、小宮山、前田忠、桜井の5人。
一軍練習、この後、下柳を登録するので、現在の28人から一人は落ちる。
リスタート1試合目は、21安打19点というワンサイドの勝利でスタート。ベイ先発の真田が、後半開幕投手の重責を果たせなかったということに尽きる。
1回表、ヒット出塁の赤星が2番平野の初球に盗塁成功。送って一死三塁。3番に入った鳥谷の投ゴロで赤星本塁突入、挟殺となってタッチアウト、二死二塁。金本とはまともな勝負をせず、5番関本。ところがここでストライクが入らず4球で四球。二死満塁。葛城が2?1と追い込まれてから、甘いチェンジアップをあわやスタンドインというフェンス直撃の二塁打で走者一掃。真田とベイスターズにとっては、この3点の取られ方があまりにも悪すぎた。
赤星3安打2得点3打点1盗塁、8,9回はベンチでお休み。赤星シフトの間隙を縫うレフト打ちが冴えた。
平野2内野安打3得点。もろい三振2が玉に瑕。しかし絶対届かないヒット性の打球にも飛びつく守備時の姿勢は確実にチームを鼓舞している。
鳥谷2安打3得点1打点。凡打やファールでもきっちりとボールを捉えていたし、6回吉原から取った押し出し四球は内容があった。守備でも平野同様よく飛びついていた。
金本5安打4得点6打点。いつもの金本の「文句なしヒット」ではなく、右に左にラッキーヒットが連発。試合展開もあって、初球から気楽に打っていた。
関本2安打3得点2打点。15,16点目となる2ランは完璧な今季第4号。お祭りムードを盛り上げた。
葛城2安打1得点3打点。初回のがとにかく大きかった。
桜井が9回代打で登場。春だったら打ちたくて打ちたくて、くるくる回っていた逃げ球を、しっかりガマンして見切った。評価して良い四球。
庄田4安打2得点2打点。相手外野陣の連携ミスによるラッキーヒットが出たら、後は自分のバッティングで左右に打ち分けた。インパクト大。
小宮山が8,9回に今季初マスク。9回に打席がまわってバット短く持ってライト前に記念すべきプロ初ヒット。初タイムリーのおまけ付き。
先発安藤は悪くなかったけど、自他ともに「納得はできない」という内容か。フォークがしかるべき球道を描けないのが辛い。内角直球、シュートの制球が悪いのも簡単に打ち取れない要因だろう。試合を作っているのは間違いないし、援護に恵まれて10勝しているということは「勝てる投球」をしていると言うべきなのだろうが、まあとにかくもう一段上がって欲しいと思ってしまう安藤の投球だった。
阿部が7,8回。9回は橋本健。ベイ投手陣が「なんのために投げているのか」わからなくなりながら打ち込まれているのに対し、阿部、橋本健は、このワンサイドゲームでもしっかりと目標を持って投げていた。
阿部はいつもどおり。伸びやかな速球にうっとりする。相手の打者もちょっとうっとりしているように思う(笑)。もう次のステージに上げてやらないとダメだよ。
橋本健も良かった。低めに決まった速球には思わず「ほう」と声が出た。まあ実績あるんだからね。現在の「阿部ポジション」からやらせて良さそう。
景気づけの大勝となったが1勝は1勝。お祭り騒ぎのおかげで、上げたばかりの若手にチャンスが回ったことの方が喜ばしいこと。特に好印象を残した4安打の庄田、無難なマスクとプロ初ヒット、初タイムリーの小宮山にとっては幸運な日になった。
二軍から5人いっぺんに一軍昇格なんて、岡田タイガースにはなかったこと。これはもちろん五輪のおかげだ。そもそも小宮山にとってこんなラッキーな偶然はない。そして8,9回の守りに、先に昇格していた狩野ではなく小宮山が指名されたのは、このバカげたワンサイドゲームのおかげだ。上げてもらっても活躍の場すら与えられず、チーム事情で下げられるなんていうことが日常茶飯事のこの世界で、小宮山は本当に偶然に恵まれた。
しかしこの5人に入れたことは偶然じゃない。ライバルがある中で、地道に努力を重ねてきたことが評価されて選ばれたんだからね。他の誰かじゃなく小宮山。それは必然だったのだ。そして試合の最後に打席が回ったのは偶然だが、そこで狙い通りに一二塁間を鋭く破ったのは必然だ。自分の力でチャンスを掴み取り、何もなかった自分の略歴書に、初ヒットと初打点を書き込んだのだ。
ナイスヒット、小宮山!一気に行けるところまで行ったれ!
コメント
普通に野球していたら、相手が勝手に自滅してくれたゲーム。
「地元で小宮山」の監督のイキな演出に答えた小宮山捕手、忘れられない試合になるでしょうね。
「狩野も負けるな!」
普段はワンサイドになるともうええやんと思い見るのを止めるのだけれど若手がぎょーさんおったので最後まで観戦…大矢よ、すまんなぁ!
小宮山、よろしいな。落ち着いた雰囲気が捕手向きやわ。まずはしっかり守れんとね。
小宮山
いいチャンスを貰いましたね。
目を見張ったのが、キャッチング。
ミットを突き出すでも引き込むでもなく、リズムと小気味の良さを感じました。
肩も強そうなので、これからもっと上での経験を積んで欲しいです。
一度、下柳と組ませるのも良い勉強になるかも。
何が嬉しいって五輪メンバーが抜けたり
主力の故障で出番をもらってる選手たちが目の色変えて必死になってくれていること。
特に小宮山。なかなかチャンスを貰い難いポジションでよく出てきたなと。
これからに非常に期待します。
スタメンの庄田以外にも、試合展開上とはいえ若虎たちが続々登場した後半?終盤。
皆がそれぞれ良い結果を出したのは、五輪中のみならず次代の虎を占う上でも、
大変喜ばしいことと現地で実感しました。
一方で、打撃に精彩を欠いた野口。
小宮山が一度の打席で見事なクリーンヒットを放って、強烈な印象を残しただけに、
何とか今日から盛り返して欲しい!!
若手の台頭に負けるな!!!
ところで、20点目を逃したコーダイ君。
えらく足が遅いと感じたのですが、スタートはどうだったんでしょう?
矢野は間もなく、それこそ「必死のパッチ」を何枚はいても役に立たないくらいシビれる状況下でマスクをかぶります。
昨夜の小宮山は、本人の胸中はともかく、状況としては、お気楽マスク。
小宮山、そして狩野も、ポスト矢野をめざして、チャンスを与えられたら、きっちりものにしてほしいです。
昨日は、横浜の悪さだけが目に付きました。
外野は目測ミスでエラーつかないけど大量失点、
内野はファーストの悪送球等、キャッチャーはボールをはじいて、
簡単に塁をすすめられ、ピッチャーは言う事なし・・・。
どこをとってもいいところなし。
敵ながら、プロなんだから腑抜けたプレーを見せるな!!
と思ってしまいました。
なんだかな?
開幕当初 物議を醸し出した五番問題
後半戦に入り決着の様を呈して来た
新井と林が順調に推移すれば
名将のサジ加減一つだが五番、七番(関本、林)
問題も浮上してくる。
林を推して来そうだが、ジグザグ打線、バンドも出来る、クラッチ性の向上を考えれば
私としては関本を推しますが
まあ嬉しい悲鳴みたいもんですかね(笑)
笑って居られないのが林
庄田の台頭(結婚も要因の一つか?)
目の色が違っていると思っていたが
しっかりゲームに入っていますね
集中力を継続していってね!
タイプは違うけど切磋琢磨して競ってほしい
右の外野問題も
ルーが強制送還されてないし(笑)
三つ巴のエレベーター人事があるかもね
小宮山は点差があったとはいえ
小気味いいキャッチング
8/24?の燕戦の均衡した場面で見たいな?
昨日は 19得点
チーム一丸 5点
縦縞を横じまに変えて 10点
必死のパッチ 4点
と分析している私は
今日は チーム一丸で 5-2で勝つと見た(笑)
冗談、冗談
う?ん、ちょっとやり過ぎちゃいます?(笑)
ベイだって三浦、小林でオールスター明けをスタートしたかったのに次のG戦を考慮したのか真田。
そりゃ三浦、小林で阪神を苦しめておいて、G戦は毎度毎度の那須野大炎上では阪神ファンが怖いわな?。
それにしても真田でリスタートは微妙。6点差つけられてから吉見、前半戦頑張った吉原を使いますか・・・。
いくら「うちは勝ちパターン、負けパターン言うてられへん。」でも心まで消耗させては。
さて今夜はリベンジに燃える三浦が相手。余裕かましてる場合ではない!