FA宣言締め切り

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 FA宣言が締め切られ、G上原、T野口、D川上、D中村紀、C高橋、YB相川、YB三浦の7人が宣言した。


 おやセ・リーグのみなんだね。この内、上原、川上、高橋、相川は、MLB入りを目指していると伝えられている。逆に残ったT野口はベイスターズ、Dノリはイーグルス、YB三浦はタイガースが「獲得濃厚」というのがもっぱらの噂。全体的には「活況」とは言えないなぁ。やはりCランクでも、戦力として重要だからこそ権利を取得しているわけで、チームとしてはしっかり引き留めておく必要があったのだろう。ま、試行期間だから、野口、ノリが成功例になったら良いと思う。
 でもやっぱり重要なのは、二軍で飼い殺しにされるケース。「飼い殺し」は言葉が悪すぎるね、フェアな競争の結果、一軍登録されないことだってあるわけだから。でももしその選手が他球団の一軍登録選手、レギュラークラスより、高い評価をされるような選手であれば、その選手も、その選手を見たいと思っているファンもとても不幸。うまくトレード出来ればよいが、だいたいは「そのうち使うから今は抱えておこう」となってしまう。ルール5ドラフト、早く導入してもらいたいな。
 今後の注目は、MLBがFA選手たちにどのような条件を提示してくるか。報道によれば今季はMLB内のFAも有力選手がたっくさんいて、補強市場は供給過多、加えて米国内の金融バブル崩壊による先行きの不況感は相当なもので、日本人選手に向けられる資金は、去年までとは全然違うものになるかも知れないとのこと。また、大量に海を渡った関係上、活躍できなかった投手も散見されるようになったことも多少の影響があるだろう。
 さりとて、松坂、岡島、斉藤ら、日本の投手への信頼度は相変わらず高い。さてどんな値段がつくのか、ちょっと流れが変わる年になるかも知れない。状況次第で川上も…ってことなんだろうけど、その時は必ずGも来るからね、ガバッと(笑)。

コメント

  1. 一虎ファン より:

    三浦獲得そのこと自体、賛否、悩ましい問題ですし、その人的補償のことも考えると、もう、頭かきむしり状態です。
    いっそ、三浦にかけるお金を若手の来季の出来高年俸に回してやれば、目の色変えて頑張るのではないでしょうか。

  2. あーちゃん より:

    サッカーにおいては移籍、野球においてはトレード。そのココロは、代価が(原則として)お金か人かというところ。三浦を「適正なお金で買う」ことは、そのお金をベイスターズが自由に使えばいいのだからして、心理的抵抗が少ない(「ない」とは言いませんよ、「ない」とは)のですが、替りに誰かを差し出さなければならないことは、なかなかに辛いことです。
    「飼い殺し」は、ジャイアンツの「2塁の檻」に入れられた歴代の選手たち、川相・仁志・小坂・二岡らを見るに、そう言っていいと思いますよ。あんまり気持のいいものじゃないので、ルール5ドラフトの早期導入に私も賛成です。

  3. セカンド 和田 より:

    私もルール5ドラフトの導入に賛成です。
    何年かかけて抜本的なドラフトやFA改革をして欲しい。
    日本の協会ってなんか存在の意味がすごく薄っぺらく感じます。
    協会自体建て直ししないといけないのでは・・・

  4. 西田辺 より:

    日本球界にも一日も早く球団編成を専任するGM職と
    ルール5ドラフトに直結するウインターミーティングの
    開催を望みたいですね。
    優秀な才能を持つ選手でも、チーム方針や指導法が
    会わず、芽が出ないケースがあるはずだし、その選手の
    特徴が別のチームが欲してるポイントにドンピシャと
    当て嵌ることがある。
    ウチで育てられないけど、余所で育って活躍されたら
    かなわん、なんてケチな考えを捨てる所から始めないと
    飼い殺し防止策の話はできないのかなぁ。
    こっちの方が、FAなんかより球界活性化を呼び込む
    筈なんですけどねぇ。

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