ところでもしうちが中田翔を当ててたらどうしたんだろうね。とりあえず二軍安芸キャンプ?外野手として宜野座に抜擢?投手として?この練習試合に出てたかな?
言えることは、もしそうだったら、少なくとも筒井から場外ホームラン打つことはなかったってこと(笑)。
今季対外試合一発目は、センター方向に強風が吹き続ける名護でFとの練習試合。
結果が欲しい立場の投手たちで、結果を残せたのは先発の岩田。打者6人を完全。けっこう良い当たりされているんだけどね、運も実力のうち。まずはアウトローへの直球をベースにするという、当たり前の取り組みが生きたとも言える。「実力テスト」への挑戦権獲得。
他の投手たちは残念ながら失点してしまった。まずまずだったのが玉置。味方エラーが重なったが、まあ顔色を変えずに投げていた。球威勝負の直球はMAX144km/h、低めに制球できるカーブは120km/hくらいで、相当自信があるようだ。中田を見逃し三振に取った外角低めの直球は、やや球速を抑えて良いところに決めた。打たれもしたし、点も取られたが、なんというか、この日登板した投手の中ではただ一人、「今はそれで良い」と言ってやれるような内容だったんじゃないかな。
そこへ行くってえと、太陽はずいぶんとまあ大胆にど真ん中を投げ続けていた。いったいどんな意図があって、捕手のミットより甘く甘く投げていたというのか。本人の言葉を聞いてみよう。
「初めてにしてはこんなもんかな。球が浮いたりもあったけど、スライダーもいい感じだったし、第1クール、第2クールでずっと練習していたインコースもだいぶ使えた」
「試合になると力んで腕が上がる。一定していない」
「場数を踏んで、気持ちを前向きにやっていきたい」(公式)
ふむふむ、なるほど。要は、良く立場がわかってないということか。いや、例年なら今が絶好調なワケだから、むしろ「太陽は変わった」と言うべきか(笑)。確かに幅の大きい遅いスライダーはなかなか面白い球だった。ま、とにかく低めの速球を磨くことだね。というか、低めに1球も投げられてなかったけど(笑)。次の登板は、厳しめのブルペン追試をクリアしてからだな。
筒井、渡辺もHR食らったりしてピリッとはしなかったけど、どうやって切り替えていくかも重要チェックポイントだからね。ブルペンで「良い球率」を上げて、そんで次やね。
浅井のHR、野原のタイムリーは良いきっかけ。坂、葛城のHRは風のおかげもあるけど、気分良くやっていけば良い。庄田、狩野、鳥谷、関本も良いヒットがあったね。
レフトに入った庄田の守備は、打球判断、フライの追い方、捕球後の判断と送球というすべての面で悪いところを見せちゃった。練習は練習でしっかりやるとして、一軍の試合で守備位置に着かせることをためらわせるのに十分な守備だった。強風だったとしてもね。
強風でフライを落とした野原、見せ場の二遊間のゴロ捕から一塁に悪送球してしまった大和。カットプレーが乱れたり、走塁ミスがあったり、まあとにかくこれからのキャンプでみっちりしぼって行かなきゃいけないと、首脳陣が燃えてくるような一発目だった。
ま、蹴躓いてのスタートになったが、これはこれで良いだろう。
コメント
>ふむふむ、なるほど。要は、良く立場がわかってないということか。
toraoさんたらも?、噴きました(笑)
球春到来おめでとうございます。
玉置はよかったですね。
見てて単純に感じたのが、元気があって力があった。
昨日は中田選手に打たれたことよりも守備に拙いプレーが出たことにムッとしました(苦笑)。今日の試合では同じミスは繰り返さないで欲しいです。
玉置投手はバックに足を引っ張られながらも良く投げたと思います。カーブが素晴らしかったし、次回の登板も楽しみですね。
いやぁ、中田選手好きですねー。あのキャラ、ちょっと松坂選手を彷彿させるものがありますよね。彼の方が天然ですが。笑。
じわりじわりと開幕が迫っていますね。ワクワク感もじわりじわり。
タイガースの皆、今年はどんなゲームを魅せてくれるのでしょうか。また千葉マリンの大逆転!!みたいな試合を観に行きたいものです。
玉置は僕の中では充分期待に答えてくれました。少なくともうちのドングリーズに共通するチキン系ではなさそう。
味方のエラーに顔色を変えないっていうか、軽くキレてるようにも見えましたがwそんぐらいでええよええよ。
良い子ちゃんじゃ1軍枠は奪えん。首脳陣の評価はきっと上がったでしょう。次が楽しみですね。
どちらかと言えば守り勝つチームなのに、若手どころの守備があんなにつたないのでは、なんともハァ?です。
キャンプ序盤といえ、いったい何年野球やってんねんと言いたくなります。
坂がパワフルなのがうれしい驚きでした。
ま、いまのうちに悪いとこが出て来たほうがいいってことですよ。下手に今(だけ)好調で、持ち上げられてちやほやされて、調子こいてすっとーん、となるよりはきっと…いたた、胃が痛くなってきた。
球春は胃薬とともに、ですなぁ。ちっとも健康的ぢゃない(笑。
各自、課題を持って強化・調整をしてるんだとは思いますが、
7年目ともなる選手が、一体どんな課題に取り組んだのかと
聞いてみたい。
腕が上から出ようが、斜めから出ようが投手として生きてゆく上で
一番大事な物があるはず。
それが彼の課題に、果たして入っているのか疑問に思う時がある。
決して打たれる事のないブルペンでなく、勝負のマウンドで
打者を打ち取ってナンボなんだから。
力はあるんだから、斜陽になっちゃダメだよ。
to KENさま
本州はまだまだ寒いですが、南の方はもう球春ですね。
玉置はツラが良いですね。
to ぴゅあらっくさま
練習、練習試合ではミスをいっぱいしたら良いんです。それがまた原動力になるんですから。
to ひでぞーさま
まあ、みんなで持ち上げているうちはいいんですけどね。「持ち上げる」か「叩く」かのマスコミとは、正直距離をとってしまいますよ、私は。
to 良虎さま
抑えたいという気持ちでしょうが、ちょっとカーブ多すぎるなあと思いました。次は、直球のコントロールで抑えるところを見せてもらいたいですね。
to 一虎ファンさま
坂はパワフルというより、力を入れるコツを心得ている、センスのある選手って感じですね。
to はみさま
まあ、今から浮かれてるとオープン戦くらいで息が上がっちゃうので、いいんじゃないですか?(笑)
to 西田辺さま
はじめだけ良いのが太陽なので、変わったんですよ(笑)。コメントも意味がわからないし(笑)。