広澤名コーチ?

スポンサーリンク

寒い中行われた松山ぼっちゃんイーグルス戦はなんともしょぼーい試合。しょうがないから見ていこうか(笑)。


中村泰への「プレッシャー試験」は意味ないよ。なんべんやっても同じ結果しか出ないって。「あと1回抑えれば勝ち、リードは2点ある」これって、ヤスにとって地獄のシチュエーションやん(笑)。でもこれをやっておけば、負けてる局面や、点をやっても良いという展開では気楽に投げられるか。そういうチャンスが今後のヤスの野球人生において、巡って来ればの話だけど…。
結果としてゼロに抑えたが、先発江草は良いことなかったね。立ち上がりから四球連発では、先発ローテ入りに必要な信頼感は得られない。途中、小さいフォークが効果的に決まるところもあったが、特に直球が思った所にいかないのではまったく組み立てられない。なんにせよゼロなわけだから、「落第確定」とまではいかないが、評価はダウンだ。
筒井、金澤、吉野については、かなり落としていた評価を多少戻した。ここまでのオープン戦、特徴的なことは、ダウン評価の選手にすぐ挽回の機会を与えていること。確かにいちいち振るい落としてしまったら誰もいなくなっちゃうもんな(笑)。
特に前回パリーンと割れてしまった吉野をすぐに元通りにできたのは良かった。浅井が壊しちゃったんだけど、清水がまた直してくれた(笑)。この試合、まるまるルーキー清水がリードしたのだが、別にびっくりするような配球はない。逆にそこがポイント。吉野の場合は、「内に速い球、外に遅い球」この超オーソドックスな配球でなんの問題もない。その基本があって、ボール球を使う「出し入れ」や、裏をかく配球がある。吉野?清水のバッテリーは見ていて安心感があったね。
(9:47追記 橋本健について書き忘れ…)ハシケンは直球に力があって好調キープ。変化球がいくつか抜けてしまったが、1イニングなら任せろという自信があふれる。中継ぎとしてのベンチ入りに大前進。
さてその頃、甲子園球場では残留ベテラン組に混じって、不調の濱中が打撃特訓。先に「濱ちゃんは大丈夫」と豪語していた広澤打撃コーチによる集中治療が施術された模様。
広澤コーチ本人のブログによると、「今から俺の説明することはあくまでもお俺の考えだから、濱ちゃんが納得しないなら取り入れなくてもいい。でも、それで、俺は濱ちゃんのことを嫌いになったりしない!」と前置きした上で、不調の原因や対策を説明したんだって。その風貌に合わない子どもじみた言葉遣いに、思わず笑っちゃったけど、だけど実に効果的な話術だよなあ。例えばただの野球ファンでも、熱心な人になると、好調時と不調時の違いを指摘できるだろう。でもそんな簡単なことがなぜわからない?、なぜできない?とバカにすることはあっても、その「なぜできない?」に答えを見いだそうとする人はいない。不調、スランプを後になって振り替えると、当時は「わかっているのに出来ない」とイライラしているのだが、実は「本当はわかっていなかったからできなかった」ということが多い。イライラが余計に「わかっていない」ことを気づかせなくしたりする。その心理メカニズムを解消させる手法として、まずイライラを取り除いてやった広澤コーチのやり方は、きっとその筋の学問をやっている人ならナンヤラカンヤラという名前のつくような解決法なんじゃないかと思う、きっと(笑)。
ということで、広澤コーチは「濱ちゃんは治りました」と断言しちゃっている。私は信用するよ。そして、今年広澤コーチが各打者をどう調整させるか、とても楽しみになった。
ていうか、広澤コーチ。本隊の中堅組の方がよっぽど心配なんだけど…。なんとかせい!(笑)

コメント

  1. ラリホ? より:

    広沢さんは関西ローカルの「ぶっスポ」の時から顔に似合わず鋭い視線で、いろいろ理論的に素人にもわかりやすく解説してくれてたので、安心してます。ただし本人は代打屋で全く打てませんでしたケド。(笑)あのとぼけた感じも大好き。 

  2. 真弓 より:

    to torao様
    江草の四球は確かにひどかったです。2ストと追い込んでからのが半分はあったのでは。セットポジションからの練習してんのかあ?って気がしました。
    でも球審もひどかった!「明らかなストライク5、6個あったで」と岡田さんもデイリーで言っておられますし、中村豊の見送り三振なんて絶対にボールでしょ。
    結果、ピンチを併殺で切り抜けた江草と、失点した中村泰との違いは、粘れるか粘れないかであって、筒井の併殺は良い当たりがファースト正面のライナーだったのがラッキーなんですが、これは「ツキも実力のうち」の格言通り。
    ヤスにツキが来ないのはハートが弱いから、自信がないからなのでは?
    ヤスに一言
    相手を見下ろすくらいの気持ちで「打ってみな」と真ん中目掛けて腕ふって「えいやっ」と投げればあら不思議。不思議と打球が野手の正面を突くもんさ。
    P.S サードファールフライ取れなかった藤原クン。あそこは取れなくっても岡田さんに印象付けでフライングしておけよ?!

  3. でんまん より:

    いや? 動くハシケン、今年はじめて見ましたけど、イイですね?w 当確◎
    江草はもう一試合見てから
    ヤスは、ヤスは・・・・聞かないで 笑

  4. エビっ虎 より:

    広沢コーチって、本当にコーチなんでしたよね…

    ごめんなさい。
    とぼけた笑顔しか印象になくって。
    本当はやっぱりすごい方なんですねぇ?
    とにかく、濱ちゃん復活万歳!!!

  5. おかぼん より:

    >今年広澤コーチが各打者をどう調整させるか、とても楽しみになった。
    キャンプイン当初のころの広澤コーチのインタビューを思い出しました。
    「若手ファンには申し訳ないが,例えば喜田,桜井,狩野らがスタメンで出ることはチームにとっては危機的状況で,かれらは1年のうちの1,2試合ここというところで働いてくれればいい。打撃コーチとしては,やはり中心選手が1年間どこまで力を発揮できるかがだいじで,中心選手のいい状態をしっかり覚えておき,どこがどう悪くなったかを的確に助言できるようにしておきたい。」といったような話だったと思う。続けて,金本,今岡,アンディ,桧山と,具体的なチェックポイントがすらすらっとでてきて(まあでてきて当然ですが),改めて「コーチ広澤」いいなあと感心した。
    その広澤さんが治ったというんだからハマちゃんも大丈夫でしょう。
    ハマちゃんは,宮崎オーナーの「ムラがあってはほんとのスターにはなれまへん」という言葉をかみしめてほしい。
    さて,今日9日で,いわゆる「春のお試しキャンペーン期間」は終わりですか。
    小嶋というサプライズはあったけど,特に若手野手については,ここまでの内容は「寒い」ですね。
    桜の開花予想が発表されて,暖冬でどこも開花が早まっていると思ったら,逆に鹿児島など平年より遅くなるところがある。解説で知りましたが,単純に暖かければ早く開花するというわけではないそうな。一度寒い時期があって,それから暖かくなるという段階が必要で,寒い時期がないほど暖かすぎるとかえって開花が遅れることがあるらしい。
    この寒い時期を「休眠打破」と呼ぶそうですが,いささか強引に言ってしまえば,虎の若手野手たちにとって,ここのところの「寒い」内容が,1軍で開花するために必要な「休眠打破」であればいいのだけれど…。

  6. より:

    >江草
    四球→満塁→併殺の江草劇場は過去にも見た記憶が。。。
    満塁のピンチをゲッツーで切り抜ける技術は判ってるから
    見せなくて良いよ?!
    >鳥谷
    当たりが戻ってきましたね
    嬉しいです
    浜ちゃんも広澤コーチが太鼓判を押してくれて一安心
    明日からの巨人戦が楽しみです?

  7. 西田辺 より:

    コーチって難しい職業だろうなぁ。
    若手育成に長けた人。
    問題点の摘出・解決術に長けた人。
    叱り方・褒め方の上手い人。
    技術論を理論立てて説明でき、相手を納得させられる人。
    色んなタイプが居るでしょうけど、広澤さんは
    どんなタイプのコーチになっていくんでしょうね。
    最初の言葉で、浜ちゃんとの信頼関係がグッと
    強まったんじゃないでしょうか。
    お互い人間同士、信頼が一番大事かもしれないですね。

  8. torao より:

    to ラリホ?さま
    広澤さんは、妙な説得力がありますね。打撃理論はいつも納得します。他のことではそうでもないことも多いけど(笑)。
    to 真弓さま
    確かにヘンな判定たくさんありましたね。
    ヤスのハートのことは、もう今さら強くしようとしないことだと思います。臆病な馬は逃げ馬にすると強いと言いますから、適所を与えてやることだと思います。ビビリにはビビリの使い方(笑)。
    to でんまんさま
    江草は、まああれでいいのかな。今はローテ入り難しいかも知れないけど、調子良くなったら頼むって感じで…。
    to エビっ虎さま
    >本当はやっぱりすごい方なんですねぇ?
    これはわかりません。とりあえず、そんな雰囲気があるって感じ(笑)。
    to おかぼんさま
    広澤インタビューの主旨には賛同する所が多いです。ただ、短期決戦が重要になる今季以降については、チームに勢いを与える「怖いもの知らずの伸び盛り」が1人でも2人でも出てきて欲しいというのはあります。これは昨季までは要求されなかったものなのですが。
    ね、温かい鹿児島の方が、温かすぎて他の地域より桜の開花が遅いんですってね。面白いもんです。うちは競争が熱すぎたかな(笑)。
    to 夜さま
    どうも満塁になるまでは笑いながら適当に投げている(ように見える)のが江草の悪い所(笑)。
    いよいよ主戦級そろえて、本当の予行演習が始まりますね。
    to 西田辺さま
    ノックがやたら上手いコーチってのも必要ですしね(笑)。
    広澤さんは優秀なレッスンプロになりそうです。

タイトルとURLをコピーしました