戦略的赤松登録

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希望枠撤廃は今秋から。大事なことのように見せているが、実は大して大事なことじゃない。「希望枠が諸悪の根元論」によって、とりあえず世間の批判をかわせると考えている人が、経営側にも選手側にもアマ側にも大勢いる。
この「西武事件」はまだまだ総括するタイミングにはないが、来季へ向けて、ドラフト、FA、ポスティングという選手契約関係の制度改革をどうするのかを決めていく過程で、NPBの方向性が決まっていく。大きなきっかけになるかもね。そうしなきゃいけないと思う。
当事者であるスポーツ2紙による「誘導記事」を読み比べると面白い。
1報知 2中スポ
セントラルリーグが開幕日出場メンバーを公示。(リンク)
タイガースは、報道にあったとおりリリーフ投手を7人体制にしてきた。ローテ投手を見れば、長い回を安心して任せられる、そういう実績のある投手がいないので、中継ぎがフル回転になることを見越してのことだ。
先発投手を下柳、ジャンの2人だけ登録し、28人枠のうち26人登録した。当日は、開幕投手じゃない方がベンチから外れ、25人がベンチ入りとなる。今後残りの4人を登録していく時に、2人抹消させることになる。おそらく守備固めは内外野1枚で十分ということになり、秀太or藤本で秀太、赤松or豊で赤松が抹消されると予想するが、ここ数日のコンディションで変わるかもね。
赤松については、守備固め、代走要員としての使いにくさが問題なのだ。端的に言っちゃえば、ポカが怖い。まだ「思いっきりプレーしてアピールしたい」という感じで、公式戦でそれをやられちゃたまらない。中村豊はもうすでに自分のやるべきことを十分に把握して、日々その精度を上げることに集中しているから、安心して役目を任せられる。貴重な1枚の枠を選択するとなると、この差は小さいようで計り知れないくらい大きい。
しかし、赤松が豊に代わって(あるいはべつの誰かに代わって)通年ベンチ入りできる可能性はけっこうある。一つには、経営陣からの「若手使え要請」にポーズでも応えなきゃいけないということ。ファーム首位打者、盗塁王である赤松は、もはやファームで使っていてもあまり意味はない。現在、役立つべき立場での実力として、ベテランに劣っているとしても、戦略的に使って行く価値は高い。
もう一つは、赤星との関係において重要な存在になりうると言うこと。守備と走塁にかけては、まだまだ雲泥の差がある二人だが、打撃については差がないどころか、将来性では赤松に分がある。特に赤星は左投手を苦にするというのもある。赤星の状態次第では、左右で「両赤」を使い分けるということも考えられなくもない。
いずれ戦略的に赤松を残すかどうか、開幕直後のちょっとした注目点だ。

コメント

  1. おかぼん より:

    「想像上の生き物」だった赤松がようやく開幕1軍,本人もそうとう意気込んでいるようですね。確かにまだまだ安定感は足りないが,痛い目,怖い目にあって経験値を上げていってほしい。ベンチでは「叱られ役」になるのか,「盛り上げ役」になるのか,いずれにせよ元気でお調子者的なキャラクターを存分に発揮してチームを活性化してほしい。まさに「戦略的起用」ですね。
    >打撃については差がないどころか、将来性では赤松に分がある。
    監督の評で「体のわりに小力(こぢから)がある」とありましたが,ツボにはまったときのパンチ力は確かに魅力がある。
    これからの芸名は「長所小力」かな(笑)

  2. はみ より:

     あのやんちゃというか、強気というか、おっちょこちょいなところが魅力でもあるんですが…公式戦でチャンスであれやられたら、やっぱりバリゾーゴンの嵐でしょうね。個人的には、いきなり無茶なくらいのリードとる強引さ、嫌いじゃないんですが。
     千葉マリンで見ていたとき、ともかく攻撃中はダグアウトから出て、相手投手を凝視していたのが記憶に残ってます。イメトレだと思うんですが、案外それも「目立ちたがり?」イメトレだと思いたいんですが。
     赤星が、出塁するといちいちリードの幅を歩幅ではかっていたのとはえらい違いですね。性格の違いなのか。あとはともかく、塁に出ないと、単なる走り屋になっちゃいますし…チャンスで代走だと、またお調子もんになりそうだし…以下ネガティヴループ展開中(笑。

  3. いわほー より:

    秀太と豊が下ですかね。
    うーん、私とすれば二人ともベンチにおいて置きたいところなんですが。どちらも地味ないい仕事をしてくれるはずなんですが。
    監督業をするうえで一番嫌な役割が、シーズン前の一二軍の振り分けだと思うんです。
    選手や選手の家族を思えば、胃に穴が開きそう。空想するだけで監督業はパスです。
    赤星と赤松。
    韋駄天外野手という共通点以外は、なにからなにまで対照的に映ります。ゆえに煽ってやれば面白いパフォーマンスを見せてくれそうなんですが。

  4. torao より:

    to おかぼんさま
    そう言えば「想像上の生き物」だったんですけどね。すっかり正体が明らかになっちゃって(笑)。
    そもそも赤松に手堅さを求めちゃいけないのかも知れませんね。そういうのを求めるから不満ばかり出てきちゃうんですが、勢いとか元気とか明るさの部分で貢献することもできるんですからね。でもやっぱり潜在的な力を認めるからこそ、もうちょっと求められている要素を伸ばして欲しいなぁ…なんて思うんです。
    to はみさま
    うんうん。私も赤松についてはネガ無限ループに陥りがちでしたが、こうやって書いてみてコメントをいただいて、頭を整理すると、なんだかポカを含めて、赤松にムチャクチャやってもらいたくなってきましたよ(笑)。それもええやん、愛嬌あって。
    to いわほーさま
    本当にね。また今年は平田二軍監督がどんどん上に推薦してくれるでしょうから、その都度誰かを落としていかなきゃいけないから、大変です。
    対照的ですね、両レッドは。内面的な部分で、赤松はもうちょっとこう重みがあった方が良いような、赤星はもうちょっと軽やかだと良いような(笑)。

  5. タイガースポリマー より:

    いよいよ明日(実際今日)開幕ですね。
    関西では、各局がそれぞれ特番。
    こんな時間まで見ている訳です。
    パ開幕から長かった…
    ようやく我々も正月を迎えますね。
    毎年若手に期待しているのですが、(おっさんトリオを始めとする)上がしぶといの何のって…
    挑戦権を与えられそうな藤原、赤松、喜田…
    1人位バリバリやって欲しいと思います。

  6. 密林の猛虎打線 より:

    自分としては赤松は「軽い・ヤンチャ」ってのとはちょっと違う感じで見てます。
    赤松って選手は大事な局面で「やらなきゃ!」と思い過ぎてポカするタイプなんじゃないかと。
    今年のOP戦・紅白とも、塁上にランナーが居る時と居ない時の打撃内容を比べれば一目瞭然です。
    そう考えれば、上で仮に出場機会があまりなくとも
    場数を踏ます・雰囲気に慣れるという点で
    一軍枠に入れておくメリットは大いにあるでしょうね。

  7. Salut より:

    いよいよですね。
    初日に今年の型が垣間見れること期待してます。
    鳥、赤の1,2番が機能するか?
    球児の抑えは万全なのか?
    ここに注目してます。みんな頑張れ!!

  8. yu より:

    関西のマスコミでは「開幕で鳥谷がもし先頭打者HR打ったら50年ぶり」みたいなこと言って期待持たせてましたが、そんなこと簡単にいくはずもないのに。
    でも1番打者の鳥谷君は楽しみではありますよね。
    赤松君はとにかく溌剌プレーが魅力です。何かやってくれそうって思うけどやはり公式戦では堅実に・・・って思います。
    今日はいつもの開幕前の球場のドキドキした雰囲気味わってきます。今年も激闘の(ファンが?笑)一年が始まります。

  9. torao より:

    to タイガースポリマーさま
    しぶといのと、大事に使うのと両方ありますからね。まあ今年はいろいろありますよ、きっと。
    to 密林の猛虎打線さま
    と同時に、けっこうビックリするような(良い)こともやるタイプなんじゃないかな、赤松は。面白いキャラですよ。
    to Salutさま
    いよいよですね。遠くからになっちゃいますが、まあ今年も楽しく盛り上がりましょうね。
    to yuさま
    お、出陣ですね。満員になるんでしょうか、心配です。

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