５連敗つれづれ

面白いもんで、いや面白くもなんともないんだけど、この連敗中、二軍までずーっと負けっ放し。

公式戦６連敗、練習試合を入れれば７連敗、引き分けもあるから８戦勝ちなし。しかも打ててないんだよなぁ。5/3は移籍の正田が先発、辻本ら注目の投手が多く登板しているが、あまり良いことなかったみたいね（簡単なボックス）。
桟原、橋本も二軍でピシャリとできていない現状、ナベ＆ヤスが頑張っているがすでに４連投。この日の負けパターン継投は江草と能見（あと投げてない伊代野）が担当。ジャンが立ち直れなかったので、結果論的正解は早々にジャンに代打を出して、繋いでいくことだった。きっとそうすれば代打狩野が反撃ののろしを上げ、連打連打で中盤に逆転し、ＫＪＦで大逆転勝利、わーいわーい…ということになっていただろう、たぶん（笑）。
しかし現実はそうじゃなかった。この連敗中、ずっと同じように打たれた先発をできるだけ投げさせて傷を拡げて、はいそのまんま…。なんとか打って返せ…無理…おしまい。先発が打たれれば勝てない、主力が打てなきゃ勝てない…リフレイン＆フェイドアウト…。
あほー！オカダやめろー！何にもしないならオレでもできるわ！
でも好意的に見てあげると、辛抱の結果が少しずつでているのか。前日は一打同点の見せ場が出来て、この日は実際に同点まで追いついて。どんだけ慎重に歩を進めるのか…（笑）。
岡田監督こそが理想の監督像だなどとは、今まで一度だって思ったことはないけれど（笑）、スゲエなあと素直に思うことはある。それはこれだけ多くのタイガースファンから罵倒されようともまったく変わらないこと。タイガースファンの親分みたいな人なんだから、それらがどんなものかは百も承知だろう。どう思われているか、どう言われているか、知らないわけがない。感情的になったりふさぎ込んだりして外的攻撃に強い人物にも見えないんだけど、スゲエなぁ。
０４年、０６年、優勝した０５年ですら、負けがこんだゴールデンウィーク（そういえば大型連休に弱いんだなw）、ドラゴンズに追いすがられた時期には、同じような罵声を浴び続ける。それでも変えない。良い悪い、尊敬軽蔑を超越して、単純にスゲエと思う。鈍感力もあるかもしれないが、一応信念なんだろうと思う。
その信ずる所、念ずる所がどれだけ強く、またそれが真実なのか贋物なのか。人々が言うように、勝敗の責を負うのは監督だ。決して弱くないはずのこのチームをこれからどう導くのか、「スゲエ」ことが「凄み」に変わっていくのか、「凄惨」の二文字に変わるのか、熱く見守ろうと思う。
最後に雑感羅列。
ベイスターズ、魂のこもったナイスゲーム。ナゴドでも頑張れ。
金本が８回表、同点犠飛を打った場面。追い込まれながらきっちりと結果を残した冷静さに敬意を表する。しかしあの初球、ホセロがシーツに押し出し四球を出した直後のストレート、外目ではあったがベルト付近に来た球、ゲッツーになっても絶対に文句は言わないからフルスイングして欲しかった。逆転満塁ホームラン打てたよ。絶対打てた。
９回表、村田に決勝ＨＲを打たれたジェフ。ナイスファイトだった。相手が上だったね。
矢野、より慎重にと考えるなら直球は内角だった。休み肩であれだけ速かったんだから、もったいなかった。
今、林はとんでもない打者への階段を駆け上がっている。つまづくこともあるだろうが、一人の選手を見る上で一番面白い時。目が離せない。
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