ヤスを鑑賞する

パ６球団が共同で事業会社を設立したというニュースは好感を持って迎えたい話題（サンスポ）。

小さく産んでということか一千万ずつ計六千万円という資本金の少なさがちょっと気になるけど、事業の効率化とサイトを集約させるインパクトは正解だろう。相変わらずセの方がこういう連帯事業には淡泊なので、この取り組みを実らせて刺激と危機感を与えたいよね。
選手会発表の選手年俸調査。とりあえずざっと眺めて、ふーん…て感じかな。（デイリー）

やっぱり「今さら感」が強くなっちゃうけど、一応日曜の試合のレビューを箇条書きで簡単に。
・今岡３安打はいいけど、一人だけ違う遊び（内角いっぱいか外角いっぱいをギリギリでバットに当てて、守備が追いつかない場所に落とすゲーム）をやってる（笑）。たぶんど真ん中に３つ投げられたら全部見逃して帰ってくるに違いない（笑）。
・ハシケンどんだけすごい球投げたのかと楽しみにしていたが、直球そのものは前日、前々日の方が良かった。連投の疲れか狙いと違って高めに浮く球も多かったが、自信満々で落ち着いていた。特にサインに首を振って投げたスライダー、これで三振を奪ったのが良かったね。ハシケンが首を振ったら、打者は直球かチェンジアップどっちかを想像するだろう。その後は野口もこの球を効果的に使っていた。ボール球で勝負できる組み立てができていたのが強い。今のハシケンはＪＦＫ級の決め手を持っているから、あとは疲れさせないように使うこと。
・へんな采配から普通の采配に変化している？ナベヤスの登板間隔が空いていたというだけか、あるいはせっかく初回に奪った４点のリードをみすみす失い泡食っただけか、３回途中でジャンを代えた。オカダ的じゃないね（笑）。上げたばかりの野口をすぐに使ったところもオカダ的じゃないね（笑）。あとは伊代野も使ってやれよ。それと立ち直ったグライシンガーに抑えられていた中盤で円陣を組んで指示を与えている様子も自然な感じ。ごく普通のことが普通に行われる雰囲気になっているのかもね。悪い時のことを知っていれば、そうならないようにすれば良い。ますます９連敗が良い方に出ている感じが強まって来た。
・渡辺?狩野のバッテリー。シーズン前はナックルボーラー＆そのスペシャル捕手…なんて妄想していたけど、全然違う形で実現したもんなぁ。ナベのタテスラはなかなかキレがある。良いチェンジアップ（パーム）もあるから直球の配置と組み立てさえ上手くやれば十分使える。ただしこの日は超ラッキーのライナーゲッツー。狩野の球選びが悪かった。
・さすがに経過を知っている録画の再生は、疲れもあって眠くなる（笑）。赤松への牽制が繰り返されるところが一番眠かった（やってる本人たちは必死だろうが、あんなに牽制ばかりじゃ眠いわ）。
・関本は下の粘りでタイミングを合わせた素晴らしい技術のヒットだったけど、いやいやその前の内角シュート、あれはちゃんと当たっとかなあかんでしょう。痛くないケツでもらえるやん。「上がれる時は上がっとけ」麻雀の鉄則でっせ。
・ヤスが投ゴロを左手に当ててしまう。グラブの手の使い方がヘンだからなぁ。普通はグラブの手を引き寄せて支点にするんだけど、ヤスは後ろから上にぶんまわす。きっとこのヘンなフォームが最後の最後にグイっと曲がるスライダーを生むのだろうが、守備姿勢に入るのは遅れる。こういう投げ方すると肩肘を痛めるって教わったけどどうなんだろうなぁ。まあとにかく大事なかったようで、その後右打者が内に食い込むスライダーにくるくる。中継のアングルだとクソボールにしか見えないんだけど、打者にはどんな風に見えてるのかなぁ。先発なんていう声も聞こえてきて、ヤス応援団としては楽しみだ。
・またもやランキングは抜かされ寸前。いつもありがとう。