狩野がブランディングに成功しつつある。
ブランディング【branding】
〔原義は「焼き印を入れること」の意〕
経営・販売上の戦略として,ブランドの構築や管理を行うこと。会社・商品・サービスなどについて,他と明確に差別化できる個性(イメージ・信頼感・高級感など)をつくりあげる。→ブランド(三省堂提供「デイリー 新語辞典」より)
と、最近覚えたばかりの言葉を使ってみる(笑)。
たまたまのものを含めても、秋から狩野がスポ紙上に登場すること多々。二軍での活躍(打率リーグ1位、本塁打2位タイ、打点2位)、秋季キャンプでナックル渡辺のボールを捕れず「酷い…」、矢野の自主トレに参加することになり、背番号99に変更しかも球団の不手際で筒井コーチと一瞬ダブる(笑)、そして金本のトレーニングに同行して広島へ行き、この日は金本から打撃指導を受けたという話題。監督もコーチも、新聞を気にしているだろうから、良いことが書いてあれば、多少は期待値が変わって来るというもの。来季のキャンプで狩野は実力通りかそれ以上の場所からスタートすることができるだろう。
金本がタイガースの選手に打撃指導をするのは初めてだという。キャンプ含めたシーズン中となれば、コーチを差し置いて指導などしないし、オフならオフで、誰も自分のために金本の時間を割いてもらおうなどとは思わないだろうからね。それは自主トレへの同行を許した矢野にしても同じだろう。だが、勝負を賭けているという気迫が伝われば、どんなベテランであろうと、応援してやろうという気になる。
ベンチ入りを掴む、出場機会を掴む、レギュラーを掴む。いずれも千載一遇のチャンスで実力通り、実力以上の結果を出さなければならない。またその背景には、首脳陣が見ていてくれたかとか、いるべき時にいるべき場所にいたかとか、とにかくありとあらゆる偶然を生み出す「運」を持っていなきゃいけない。そして「運も実力のうち」という通り、運を呼び込むために、自分から動いて、流れを持ってこなくちゃいけない。今の狩野にはそれを感じるね。
いくら狩野が二軍で好成績を上げようとも、次期主戦争いは浅井が有利というのが私の持っていたイメージ。浅井は今季、一度も二軍行きがなく、一軍選手としての「格」を身につけた。加えて、ウィンターリーグで精神的な成長があれば、3つ年下の狩野以下競争相手との間には水が空いていると思っていた。
しかし、この狩野の怒濤の猛攻で、状況は変わる可能性が出てきたね。もちろん浅井も黙ってないだろうが、来季はスタートからバチバチの火花になるわこりゃ。
コメント
狩野くーん!一面!
昨日、熱血タイダース党で
デイリーの記事を一週間振り返るところで
金曜日のとこで狩野くん記事は飛ばされたものの
土曜日の一面はぁって
もしや狩野くん
思ってたらぁコレです
すごーーーーーいっ
デイリーの一面に狩野くんが載ってるよー
ウエートトレを
>とにかくありとあらゆる偶然を生み出す「運」を持っていなきゃいけない。
これで思い起こすのはなんといっても掛布選手ですね。わたしは,「藤田平が結婚式のため出られなかったオープン戦に抜擢されて4打数4安打」と思っていたんですが,正確には,その日は4の2で,その3日後に野田選手が母を亡くして帰郷したため,またも代役で4打数4安打だったんですね。テスト入団の高卒ドラフト6位の選手が一躍注目され,一軍定着を果たすきっかけになったわけだけど,もしあのとき,二人の中軸選手が慶弔事で休まなければ,と想像すると,「運も実力のうち」という言葉が実感されます。
金本のアドバイスも具体的ですごく分かりやすかったみたいだし,「運」を呼び込む来年の狩野に期待しましょう。
反対に,こんなに期待されているのに,ここのところ「ここぞ」というところで決まったようにずっこけてしまうのが,狩野と同級生の赤松。こんなことが…
http://www.sanspo.com/baseball/top/tig200612/tig2006121703.html
野球教室で火傷なんてシャレにもならん。
まあ,これでほんとに「尻に火がついた」んだから,来年こそはちゃんとやってくれるだろう(笑)。
狩野選手の後がないという気持ち・・・なりふり構わずという行動に見えるかも知れませんが、“本気”を感じます。
関西以西の出身の選手かと思ったら、群馬出身なんですね。広島まで行って偉大な先輩である金本選手の練習を観よう、そして学ぼうと思うのは相当の勇気がいると思います。そして、来季にかける強い気持ちが伝わってきます。
まず“ブランディング”では成功。次は結果ですね。来季の狩野選手大注目です。
狩野がアジェンダセッティングに成功しつつある。
【アジェンダセッティング】
マス-メディアで流通する様々な情報の範囲や頻度などによって、受け手の中にその情報を議論するときの文脈・枠組みが習得されていくこと、またその現象。(三省堂国語辞典)
と、最近覚えたばかりの言葉を使ってみる(笑)。
狩野選手としては純粋な気持ちからの行動だったのでしょうが、結果的にメディアを上手く利用することで、受け手(首脳陣)の中に「ポスト矢野」を議論するときの枠組みとしての狩野の位置づけが刷り込まれていく。狩野君ナイス!
オフのタイガース十大楽屋ニュースに『渡辺ナックルボーラー』に次いでノミネート。w
そうそう狩野ちゃん、イイよイイよ。
何かを掴む為には、才能はもちろん必要なんだけど
それと同じくらい重要なのが”意欲”なんでしょうね。
今年もドラフトで捕手候補を2名取り、サバイバルに
さらに拍車が掛かっちゃいましたね。
此処から一歩も二歩も抜け出す意欲を買いたい。
頑張れ!狩野!オジサン個人的に応援しちゃうぞ!(笑)
おかぼんさんの「掛布・記」に激しくときめく(笑)。
私のミスター・青春。そう、どきどきしました、あの頃の掛布選手の台頭には。
狩野が2コーラス後のブリッジにサイケなフレージングでサウンドをうねらせる・・・なんのこっちゃですみません。
もう来週末がクリスマス関係ですか?ピンときませんねぇ。
to おかぼんさま
これであとは下柳ともしっかり交流しておけば、狩野の動き三部作完成ですね。
赤松は期待のキャラから、ネタキャラに移行しているような…(笑)。
to yuさま
ホントそうですよね。次のチャンスは鹿児島のお寺かな?誰もおらんのかなぁ…。
to いわほーさま
うわっ、いわほーさんの「知らない言葉」の方がピッタリだ!ふむふむ、覚えとこう(笑)。
to 西田辺さま
すごくストレートな行動で、気持ちよいですよね。まわりくどくしないで、一番欲しいもの、一番ありたいものに近づこうとするってのは良いです。
to emaさま
なんのこっちゃ(笑)。
狩野にとってはもちろんのこと、球団にとっても頼もしい話題が多いですね!
ポスト矢野争いに置き換えれば、今の時期だからこそ浅井や野口らにもいい刺激になるでしょう。
マスターズリーグ行ってきました。
想像以上に静かでした。阪神ファンだからかな?でも楽しむことが出来ました。
プレーは見たことの無い、川藤さんや木戸さんのプレーを見れたのは良かったです。
toraoさんに聞いてよかったです。グラブ持って行ったおかげでだいぶ走りました。ボール取るためにね!取ることは出来ませんでしたが、必死でした。ありがとうございました。
矢野捕手の後釜気になりますよね。でも矢野さんあれだけやれるし後釜、後釜いったら失礼と思うことも。。なんか後の続く選手横一線て感じで貪欲な狩野選手は期待できますね。
to 虎右衛門さま
>…頼もしい話題が多いですね!
暗黒時代のまんなかでも、常に「頼もしい話題」でいっぱいですよ(笑)。
静かだったでしょ?たまにはあんな野球も良いでしょう。
to 猛虎くんさま
失礼なことないですよ。矢野自身もそろそろ後釜にしっかりして欲しいと思っているでしょうし。
まぁ、ああいう野球もいいかな。途中で選手の経歴もアナウンスで入るし。
でもやっぱり甲子園の方が好きですね。あまりにも静かなんで途中でMDで六甲颪聞いてしまいました!(笑)
to 虎右衛門さま
甲子園のT戦と、比べない比べない(笑)
そりゃ全然別のものだから。
てか、MDで六甲颪?ま、いいか(笑)。