祝金本1000得点。祝下柳1000奪三振。先日の井川の1000投球回もあって、この３連戦は「1000ラッシュ」。カープさん、花束をたくさんありがとう（笑）。お礼にホームランをたくさんあげましょう…あかんがな（泣）。ちなみに関空は「1001ラッシュ」だって。
風邪による胃腸炎と伝えられていた江草が登板。そう言われればなんとなくゲッソリした表情だが、いつもどおりの投球だった。
そりゃ、先発の下柳だって、４本もＨＲ打たれちゃいけない。流れが来た直後に、打たれた桟原も悪い。だが、前田をはじめ、カープの攻撃陣の凄かったこと。今にして思えば、初戦井川が９７球で完投したが、結局この２，３戦の結果とは裏表の関係だったのだろう。吉と出れば勇猛無敵の「超攻撃的打線」、凶と出れば拙攻続きの「超淡泊打線」。ただし、それをわかった上で、「勝負球から入る」という気持ちがタイガースバッテリーにどれだけあったか。配球の組み立て面では工夫の余地が大いにあったように思う。
今岡今季３本目の満塁ＨＲ。球団ではブリーデンや田淵までさかのぼる記録だという。ただ、右手首の状態は依然悪いようで、試合前の練習では、打撃も、送球もほとんど力を入れていないらしい。今後も痛みと折り合いをつけながらの試合出場となる。
赤星がヒットと盗塁、片岡が四球、金本が一塁強襲ヒットとつないだ６回表一死満塁。疲れが見え始めた先発ロマノの110球目。低めやや真ん中に入ったスライダーを完璧にとらえた。今岡の完璧は、本当の完璧。１本のバットの中に、ここに当たればボールが一番飛ぶという「芯」があるとして、その芯の中の中心を、１mmの狂いもなく射抜くようだ。小さな力、小さなスイングでも打球は遠くに飛んでいく。久々に見た今岡の美しいアーチだった。
ここ２試合打撃不調のシーツに代えて３番一塁で片岡を先発させた。まあちょっと休んで頭を冷やせ、代打の連続安打記録が切れた片岡にも良い機会になる…悪くない起用だと思った。だが、追撃ムードの７回表二死３塁、相手投手は佐竹、「格」と言っては何だが、左をさほど苦にしない片岡なら、なんとかなりそうな気がしていた。しかしここで代打シーツ、山本監督待ってましたとスライダーの良い右の森にスイッチ、注文通りの投球で三振に切る。四球を奪うのも上手い片岡で、金本・今岡にチャンスをつなげれば…結果として片岡、シーツをともに殺してしまう、惜しまれる采配だった。もっとも、ロマノ→田中→佐竹→森→広池→佐々岡→ベイルと必死に繋いだ、山本監督の意地に屈したという言い方もできる。
カープの意地、それはそうだ。市民球場で金本、シーツにやられっぱなしでいられるものか。どちらかというと闘志を押し殺す山本監督も、彼らにやられることほど面白くないことはなかったと思う。その意地から出た「シーツ殺し」だったのだろう。この３連戦では、１戦目からインハイの直球と、外へ大きく逃げるスライダーのコンビネーションで、シーツをまんまと「意識過剰状態」に追い込んだ。
タイガースにとって、ここまで３番シーツの果たしてきた役割はことのほか大きい。１，２番の出塁能力、進塁させる能力が低下している時はそれを補う働きをし、４，５番のポイントゲット能力が低下している時はそれを補ってきた。中途半端と言えばそのとおり、だが、試合の流れを意識できる、野球センスのあるプレーヤーだ。
当然、今後は他のチームも同じ攻めを徹底してくるわけで、しっかりと対策する必要がある。対処法は簡単だ。内、外、どちらもボール球のケースが多いのだから、打たなければ良いだけの話。シーツはど真ん中だけを打つ。際どいコースの見逃し三振はＯＫという気持ちで打席に向かえば相手の攻めを逆手に取れる。
チームがぐらっと揺れる時、「あわてるな、落ち着いて行動しろ」とリードできるのがベテランの力。ＪＱＫの三本の矢だけでなく、タイガースには下柳・金本・矢野という投・攻・守の「三大老」がチームの柱として機能してきた。下柳が苦しい時、井川がチームを支えなければいけない。先発陣が苦しい時、攻・守で盛り立てなければいけない。
残り２９試合。頂上への長い長い道のりは、ついに八分目を越えた。１試合に例えれば７回あたり、球児を投入しもう１点もやらない、絶対にまけないと打線が集中する…そんな場面を迎えつつある。実際チェンジするにはまだ早いが、トーナメントモードへのシフトチェンジを想定した戦いが求められる。
さあ、久々の甲子園、迎えるはジャイアンツ、投げるは最年長１０勝を狙う工藤。切り替えるにはちょうど良いかも知れない。ダーウィンかな？頼むよ！それとカープ、頼むよ（笑）。
湿ったシーツをかえたけど…
683##[退団者]シーツ／アンディー
コメント
江草はどことなくにこにこ感に欠けていましたが球威はいつも通りだったですね（笑）。同一カードで制球力のない投手で○、制球力のある投手で●ときたら、顔合わせの少ない投手を持ってくることも一つの工夫だと思ったんですが…。調整段階であまりタマが走ってなかったんでしょうかねぇ。Ｇ戦に強い下柳ですが、現在、下柳の強いＧでもないので前倒しは諸般の事情なのでしょう（笑）。ところで前回も今回もＧ戦の直前にはＳＤがらみの不穏な空気…。若返ったＧには交流戦のつもりで戦って欲しい。
おはようございます。
下柳はベンチに下がると泣いていたんだとか？（byＭＢＳラジオ）
球が全体的に高かったようですね。
ホームランが６本？も飛び出して、ＴＢＳラジオの現金プレゼントは最高額だったとか？
家に帰ってＴＶをつけて、今岡の満塁弾の前から観戦。
一気に２点差に詰め寄って、「そーれゆけゆけ！」というときに、またしても前田の一発。（￣□￣；）
桟原はコントロールが悪かったね…
さて、シーツ登場の場面。私も嫌な予感がしました。
最初のスライダーで空振りしたときにその予感はさらに増し、最後も「来るぞ！また来るぞ！」と必死に忠告したにもかかわらず(笑)、
いつもの空振りよりも甘いコースなのに当たる気配なし。
外角はほとんどが逃げていくスライダー系にやられているんだから
１?２度、あのコースを思い切り踏み込んで右中間に打ってあげればいいんじゃないかな？
バットの軌道は打てそうな角度。狙いを定めて踏み込めば打てる！
…そうか日本語で忠告しても無駄か。誰か英語に訳して！(笑)
赤ヘル台風に被災した下さん(T_T)
ホンモノの台風は東のほうへいったので、今日のプロ野球はこの1試合だけです。 神000 004 100=5 広201 301 00X=7 [投手] (阪神)下柳?桟原?江草 (広島)ロマノ?田中?佐竹?森?広池?佐々岡?ベイル [勝]ロマノ5勝4敗1S [負]下柳10勝3敗 [セーブ]ベイル2勝17S [本塁打
◆8/25対広島(●5-7)
対広島 16回戦 広島
神|000 004 100|5
広|201 301 00x|7
勝:ロマノ5勝4敗1S
Ｓ:ベイル2勝0敗17S
敗:下柳10勝3敗0S
HR:今岡満塁21号/嶋ツーラン20号/緒方ソロ17号/前田ソロ21号/ソロ22号/倉ツーラン2号
神:下柳-桟原-江草
広:ロマノ-田中-佐竹-森-広池-佐々
そっかぁ・・・金本は「好き者の要」？
以上、あげあしとるくらいの元気しかないかきぴーでした。
おはようございます。昨日は残念でした。
「97球」の意味をもっと深く刻み込むべきでした。
三連戦の頭にエースが投げるのは勿論勝つためだが、それ以外に相手打者の調子や傾向を探る為です。普段球数の多い井川が97球で完投した。Cが早撃ちだったからだ。だから続く二人は球数をより多く投げる心積もりをしなければならない。左で球威のある井川と、球威はあっても右の福原や左でも球威の無い下柳では決定的に違う。井川の場合は打者が捉えたと思った打球が球威があるためにアウトにできた。左にとって球の出所が見やすい福原や球威が無い下柳はホームランになった。この差です。もう残り30試合の今は、先発は5回までリードされていなければ、それで役割は果たす。極論を言えば5回まで100球でも120球でも投げてOKです。勿論シーズンの初めはこんな事はダメですけど。良い投手を出せないで負けるのは本当に勿体無い。勿論投げるのは投手だが、矢野にも反省をうながしたい。
片岡のスタメンは当然でしょう。シーツは数字としては.２９０、７０打点と結果を残しています。しかし私はそれほどの活躍とは思っていない。どの打者も全ての投手から3割打つのではなく、打てる投手からは4割以上打ち、打てない投手からは1割くらいしか打てない。しかしシーツの場合は打てない相手には全くカスリもしない。西武の西口と対戦した時のように。基本的にオープンスタンスは内角が打てないから、クローズドスタンスは外角が打てないから。シーツの場合はそれが分かっているのに、内角高めに手を出すからいけない。それも大して球威のない高めに。大砲の少ない、つなぐ野球の3番がセ・リーグ最多の125三振では反発力のない打線になってしまう。
共同戦線ってことで、広島には巨人叩くかわりに中日戦頑張ってもらいましょう。
昨日は横-巨戦が雨で流れたので、ラジオで聞くことができました。身もだえながら……。
昨日の広島は継投が早かったですね?。そういや巨人も勝つ時はあんな感じですよね。
雨天中止もないタイトな試合消化をしたおかげで９月は比較的楽な日程。
ギアを更に上げてもいいと思います。
この前うっかり拍手してしまった工藤には、敬意を込めてリベンジを。
ダーウィンには、彼が23歳のピチピチルーキーとでも言っておくのがいいと思われ（顔見ただけじゃ判らない判らない）
あ、もうバレてる？（笑）
ここ数試合は調子を落としているが、シーツはシーズン通してよくやっていますよ。ただ、シーツの起用法については岡田監督に工夫が欲しい。1、2打席目が、からきしだめだと、その日はお休みの傾向にある選手だけに、今後は序盤の2?3打席の様子を見て、片岡に切り替えるても良いかも。シーツの一塁守備を、テレビはやたら褒めちぎるが、ファーストとしては、並程度だと思う。結構、イージーミスもするし、ファーストカバーのピッチャーへの送球は、いつもひやひやする。ただし、ウッズとは比べ物にならない。何度も言うように、ウッズでなくて良かった。
変な注目のされかたの巨人との三連戦。
ここは首位を走るチームらしい、落ち着いた試合を期待したい。
ダーウィン対巨人打線か。以外にやってくれるかも。
to ＢＳミツルＨさま
下柳も荒れ球を演じる老獪さがあってもよさそうでしたね。
しかし、「ジャイアンツは強くならなきゃいけない」より「カープは」あるいは「イーグルスは」の方がよっぽど根元的な問題だと思うんですが…。とりあえずこの３連戦は…やっちまえ！（笑）
to 幸運虎さま
ＴＢＳは大変でしたね（笑）。顔の前の直球と、大ボールのスライダー、シーツは振らなくて良い球に悩まされています。黙って立っていれば必ず１球は来る打ちやすい球だけ待って欲しいです。
to かきぴーさま
ご指摘ありがとうございます。直しました（笑）。ん？元気ないの？残り30試合を切って、首位、しかも2.5差もあるんですからね、もうニコニコで行きましょう（笑）。
to goldkazu3750さま
球が速くて内外高低に制球がバラつく荒れ球の投手が正解だったみたいですね。やっぱダーウィンだ（笑）。
シーツってなかなか味がある選手ですよ。好不調の波がものすごくデカイけど、波の間隔はかなり狭い感じ。ボール球に手を出さなければいいんですけどね。私は上位と中軸を補完しているという意味で、まあまあの評価をしています。でも片岡も使って欲しいな（笑）。
to kurokiさま
うーん、うちは小刻み継投に弱いのだろうか…（笑）。ダーウィンも自滅しなきゃ、Ｇの「初物に弱い」ジンクスでなんとかなりそうかな（笑）。
to いわほーさま
シーツの一塁…、並みですね（笑）。でもゴロのさばきはさすがに上手いと思います。ベースカバーへの送球も上手だと思いますよ。
外国人投手や、スペンサーへのフォローなど心遣いのできる選手ですよね。
金本・下柳の記録達成飾れず 下柳大炎上4被弾6失点
?今日の阪神タイガース！！??
このカード勝ち越しをかけて、広島6連勝中の下柳を先発に。
スタメンにはなんとシーツに変えて、片岡を起用する。
果たしてこれが成功するかが、今日の試合を鍵を握りそうですね。
1回裏、下柳がこれで広島3連戦連続の先制となる2
広島カープ阪神に初の勝ち越し
「広島カープ阪神に初の勝ち越し」に関連するブログ記事から興味深いものを選んでみま…
シーツのベースカバーへの送球はたしかに正確ですばやいと思います。すばやすぎて、むしろ投手が捕り損ねかねない気がして、ひやひやするんですわ。(笑)
突然ですが失礼いたします！
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さあ、みなさん！寝る時間ですよ（笑）
to いわほーさま
そうですね。集中してないとやってしまいます。井川みたいに（笑）。
to ランキングウェブさま
ご苦労様です。しかしいかにも、今日は日がまずかった（笑）。
悔しくて眠れません（泣笑）
まだまだ私達は苦しみ方が足りないようです。
だんだん居直ってきました……が、ダメ虎時代モードに思考が切り替わらないうちに勝ってほしいです。
あ、そういえば橋本は良かったじゃないですか（ささやかな喜び）
長期ロード最終戰、有終の美飾れず・・・
阪神５?７廣島。
５囘裏から見はじめたが０?６で負けてゐた。
阪神は先發の下柳が誤算だつた。
３囘1/3を投げて６失點では勝てない。
しかし６囘表は見どころがあつた。
１アウト滿壘から滿壘男、今岡の登場。
嫁はんに冗談で、
「廣島、今岡を敬遠したはうがええん
中日の抑えは抑えの体をなしていないので、まだまだ大丈夫。むしろ開き直って、JFK以外は全員（さすがに井川は除くとしても）、2-3イニング全力投球して打席が回ってきたところで交代、肩が張ってきたら即2軍のスタンバイ組と入れ替え、この期間のシーズンオフの評価は（総勝ち星＊投球回／総イニング数）で個々の投球内容は問わない、というくらい徹底した方がいいかもしれません。内容が悪いと登板機会が減り、そんなに不公平な評価にはならない。
たかが野球じゃないか（笑）
to kurokiさま
そのとおりでございます。大阪あたりに住まわれるとされる神さま（略して「阪神」）は、私達をより素晴らしい人間に成長させてくださるために、タイガースを生み出して下さったのです。いっしょに祈りましょう…（笑）。
to のののーさま
あれほど登板過多を気にしてきたＪＱＫたちですが、こう出番がないと、これはこれで歯がゆく、心配になりますねぇ（笑）。
つい、先発久保田、あと反対から順に使っていけ！なんて叫んじゃいそう（笑）。