千葉ロッテマリーンズのVパレード、ファンフェスタが大盛況だったという。一時的な社会現象という部分も多少はあるのかも知れないが、少しずつ労力と時間をかけて千葉という土地に根付いてきた球団が、一気に大きな花を咲かせたようだ。ベッドタウンという性格が強く地元意識の低い土地柄だが、「地元だから応援する」という至極まっとうな状況が出来たことはとても良いことだ。千葉県と言えば、J1所属チームが2つあり、サッカー熱の高い県。おそらくサッカーチームとマリーンズを双方応援している人も多いと思う。今回の「マリサポ旋風」は、Jリーグが健全な地元意識を掘り起こしておいてくれたおかげもあるかも知れない。
紙吹雪舞う大通りを誇らしげな表情で手を振る選手たち。秋晴れの青空もありなんとも目映かった。
メディアではボビーが言った「マリーンズのファンは世界一」という言葉が踊る。かつてその称号はタイガースファンだけのものだったはずだ、たぶん(笑)。シリーズでずたずたに傷ついたタイガースファンの心がさらに乱される…。
「世界一」を自称するのは構わないが、ちょっと待ってくれ。確かに野球では負けたし、マナーでも負けたかも知れないが、まだまだチームを応援する「熱さ」で負けた覚えはない。負けてたまるか(笑)。
ただ私に言わせれば、Tの応援もMの応援もまだまだだ。Mの肉声と拍手の美しさを強調した応援も良い。Tの超大音量も良い。でもね、きっと本当に選手を鼓舞し、名勝負を生み出す空間にする応援というのは、そういうもんじゃないと思うんだ。「応援のための応援」はルーティーンワークでしかないもん。自然に沸き上がる感情のままに出る声、その思いこそ「本当の熱」だと思う。
身近な例をあげよう。リードされた試合の終盤、金本が歩かされ一死満塁。絶好の逆転のチャンス。今岡が打席に向かう。スピーカーから入場曲が流れ、消える。応援団のコールが始まるまでの少しの間、場内に「作られた音」がなくなる。その時あなたは、今なら自分の声が今岡に届くかも知れないと絶叫している。「いまおかああああ!たのむぞおおおおお!」まわりのみんなも同じ考えだったようだ。場内みんなが、自分のありったけの思いを、自分の言葉で叫ぶ。そしてその叫びが重なり合い、束になって、バッターボックスをならす今岡の全身を包み込む。その時、今岡の集中力は最高潮に達し、投手を睨み付けた…。
この熱こそ応援の原点であり、これを越えるものなどないと思う。
声や拍子を揃えて得られる一体感は楽しい。もはやそれが野球の文化であり、それを楽しみに多くのファンが集まっているという事実を無視できるわけがない。ただ、「チャンスマーチ」という方法だけでなく、局面によってメリハリをつける工夫はあるだろう。「揃えない」という方法で、熱くなる応援もあると思う。なかなかマリサポや黄色ジャージさんにはわかってもらえないかも知れないけれど…。
コメント
理想はメジャーの応援ですね
選手はメジャークラスがごろごろ出現しましたが
応援、野球の見方についてはまだまだ
日本はアメリカの足元にも及びませんなw
現状の良いところを残しつつ・・・ね!
ああ、ホンマにそうっす。
「作られた応援のための応援」
あれはホント嫌いなんですね?、私。
いつもグラウンドに背を向けて指揮する人。
本人は大人数を自分が動かしている気分に
酔いしれているかもしれないけど、
出来れば、試合を見て欲しい。
誰かに指示されてするものじゃないと思う、
応援って。
まさに、こころから、ほとばしりでるのが
応援。
誰かの言うとおりにしたら、マスゲームに
なってしまう。
応援を1つの見世物にするなら、
阪神の応援はすごいかもしれないけど、
気分的にはロッテの方が好きだなあ?。
少なくとも、誰が打席に立ってるかは分かるもん(笑)
阪神は歌ばっかりで、結局誰?(阪神に詳しくない人だったらね)ってことになりかねない。
ま、そればかりじゃないけど・・・。
しかし、こういうのって言い出したらキリないね(笑)
確かに・・・いっせいにそろった声は力強さがありますが、お守りを握り締めて「い・・・いまおかぁぁ・・・たのむよぉ・・」と下を向いているときのほうが、私の心の底から出ている応援の声ような気がしますです・・。
実は全く同感です。
味方チームを励ますにしろ、相手チームにプレッシャーをかけるにしろ、決まりきったパターンに従う『だけ』では意味がないと思う。メリハリ、すごく大事だと思います。
大体、応援なんかで『○○しないといけない』とか決まりごとを作るのは、新しいファンに対して敷居を高くしてしまう行為だと思うんですよね。真のファンなら、一見さんにも優しく。
熱戦の中、一投一打に固唾をのんで見守る観衆、一瞬静まる場内に快音が響く、わーっと歓声がこだまする。そんな素朴な応援は再び戻ることは無いと思う。
昨年、HM著作権問題から応援規制の動きもあるが、ファンの熱情に規制の冷や水を浴びせるのもどうかと思える。
本来、群れることを好まぬ私は応援団旗が邪魔だと申し入れ、連中に囲まれ恐怖感を味わった経験があった。以来観戦は三塁側としている。
人は群れると横暴になり、排他的になる、困ったものだ!
と言って頭ごなしの押さえつけはもっと嫌だ!熱し易きは冷め易しとか、
連中が去り、本物のみが残るのをもう暫く待っていたい。
応援スタイルについては、皆さん思うところがあるようですね。
toraoさんはこのネタになると、いつも以上に文章に力が入ってるようにも思えたりw
この応援スタイルって、選手の皆さんはどう思ってるんでしょうね?
確かにメガホンバコバコの音が球場全体から発生するために、相手に対してのプレッシャー(騒音とも言うw)は計り知れないでしょう。
スタンドからの生の声は、4万超となると叫び声の塊。
一人一人の声が届いてるかとなると怪しいですが、これは選手がどう受け止めているのかは知りたいところです。
今の応援スタイルで1つ利点があると、「甲子園のライトスタンドであの応援をしてみたい!」という層がいることです。
試合をちゃんと見てくれるかどうかは、その人の後ののめりこみ度によりますが、確実に甲子園に足を運ばせる要因であるとも言えませんでしょうか。
阪神ファンじゃなくても甲子園に行ってみたいという人は私の周りには結構いました。
応援から入って、阪神を応援してくれるようになって、試合をよく見てくれるようになる。
新しいファン獲得にも一役買っているように感じる今日この頃です。
(もちろん暴れる連中や落ち着いて野球が見れないことで、ファンをやめる人もいるでしょうが・・・)
はじめてコメントします
僕も必ず応援歌の始まる前のひと時に
ありったけの声で今岡!!!!!!!
と叫んでいます
前20列くらいの人が振り向くくらいの声で
苦笑されてることが良くありますが
今回のを読んでまた夕紀がでました
これからも気合を入れて
叫びたいと思います
>金本が歩かされ一死満塁。絶好の逆転のチャンス
その時その場にいた私は・・・
いや、もうまともな声なんかでまへん
(^^;)
祈りですね、祈り・・。
今年はかなりのパ・外野応援に参加しましたが、(ロッテ含む)結構忙しいんですよ。。歌ったり踊ったり。ジャンプしたり複雑で・・・。
それに阪神はアレだけ人数がいると、休んでても大丈夫だけど、パは休むと目立ちますから(叱られたりした事はないですけどね^^;)
阪神は歌うだけですから(ヒーやん以外は)私は試合を見やすかったです。
これは慣れの問題かな?
ファンの「熱」と「熱狂」ということについては、toraoさんの言われるように、その質において「世界一」と言えるように(言われるように)したいし、なってほしいと思いますね。
「甲子園には世界一クレージーなファンがいるからね(笑)」とインタビューで語っていたのは、オマリ?だったかバースだったか? まあ、この「クレージー」はジョークで褒め言葉でした。
そういえば以前、サッカー解説のセルジオ越後さんが、ブラジル時代に所属していた名門クラブ、コリンチャンスのファンの熱狂ぶりについて、「浦和レッズのサポーターと阪神タイガースのファンを足して10倍したような感じ」と語っていたのを思い出しました。大事な試合でつまらないミスなんかした選手は、ほんとに生命の危険を感じることもあったらしい。
「熱狂」の「狂」が世界一なんて、うれしくないです。
タイガースの入れ込み方に違いは無いのに、応援スタイルについては、人それぞれ、一家言お持ちのようですね。(それはそれで良い!)
本当のことを言うと私は、自宅の居間でひとり(家族は見て見ぬふりしてますから…)、サンテレビのボックスナイター観戦する時が、一番心安らいで、楽しくタイガースを応援できる空間なのです。誰に邪魔されず、応援団と監督と解説者と預言者の一人四役で、選手起用、予言、解説、歓声、シュプレヒコールを繰り返すのです。(これで試合に勝ちさえすれば、まさに至福のトランス状態だ!家族が近づかないのも当然か。)
しかし、そればかりだと、時々不安に襲われるのです。どうしても、野球が三次元の実空間で行われていることを確認せずにはいられないのです。そのため、年に何回かは、球場に足を運ぶようにしています。そこでは冷静な”一タイガースファン”を演じるのです。
例の応援、それはそれでいいと思いますよ。でも、誰からナシに強要しないで欲しい。そして、誰もがそのスタイルの応援を望んでいるわけではないことを、球団も応援団も理解して欲しいと思います。
応援も、応援者自身が楽しければ良いと思います。
見る事を楽しむ、応援する事を楽しむ、
「ああだこうだ」言うのを楽しむのが、プロスポーツだと思います。
一体化することが楽しい人は一体化すればよし、
独りで念を送りたい人は、そうすれば良い。
私も「強制」ってのには、たいがい反発するタイプなのでごめん被りたい。
マリサポの家族へのサービスに、日曜にマリスタに行ってきましたが、
選手がペナントもって一周するときの歌は
(出だしは、もちろんイントロでリードされるけど)
自然とわき上がるって言う感じだったし、
それに選手が応えている姿を見ると、
みんな、うれしくなって自然と参加したくなると思いましたよ。
(ジャンプまでしている人達は、さすがに一部だけだったし。)
優勝パレード時のインタビューでのさえない表情からも読み取れたのですが
井川投手の強い大リーグ志向の理由の一つに、Tファンへの失望も含まれているのではと
と危惧しておりました。やはりそうでしたか。
http://www.sanspo.com/baseball/top/tig200511
心無い野次に傷つくことがあるとは金本さんも常々仰っていました。
私達ファンの感情にまかせた野次が選手達の球団愛(原監督みたいですが。)のベクトルを
反対方向に向かせてしまうなんて悲しいですね。応援スタイルの是非もさることながら、
Tファン過激分子の方々にお願い申し上げます。もう少し選手達に暖かいまなざしを向けて下さい。そして、出来るなら洒脱な野次でもって叱咤激励してやって欲しいものです。
to いわほーさん
森師匠と忘年会するなら、ウチにも声かけて?。ごめんなさい、toraoさん、また出会い系みたくなっちゃた。
私はテレビ観戦しかしたことないですが、テレビで見てても阪神の応援(特に甲子園)は「ここにいるなら応援しなければならない」オーラが出てて恐いですね。阪神にしても、ロッテにしてもあの応援がやりたいから球場に行く人は多いだろうし、それもありだと思います。ただ逆にあの応援が恐いとか嫌いとかで球場に行きたくても、行けない人がいるのはおかしいですよね。 「この応援スタイルは日本の文化だ」と言ってしまえばそれまでですが、試合に背を向けて応援する応援団の人を見ると、本人は何万もの人を動かす自分に酔ってていいかもしれないけど、応援団=偉いみたいに振る舞うのも絶対おかしいし強制されたくない人や静かに試合を見たい人のことを考えたことあるのかすごく疑問です。
はー、疲れた。真ん中休みだと忙しくなるねえ。なんか今日のコメントはボリュームあるね(笑)。
to Ryuheyさま
自己主張が苦手な国民なので、「ご自由にお楽しみ下さい」とすると、おとなし過ぎちゃうし、「さあやりましょう!」というと恐いもんなしになっちゃう(笑)。確かにアメリカの人たちは楽しむのが上手ですね。ちょっとしたメリハリはぜひ考えてほしいなぁ。
to ちょびうささま
そういえば、見た?北朝鮮のマスゲーム。あれはあれでものすごいよ、本当に。気持ち悪いかどうかは別にして、すごいことはすごい(笑)。家人は「そんなことができるなら、それを見せて外貨を稼げば良いのに」って言ってました(笑)。
そうねぇ、出し物として審査するなら、私もMの方が上かなぁ。バリエーションがコロコロ変わっていくのは、見事ですし、独特の雰囲気で相手を追い込んでいく感じがありますね。
でも、やっぱり好きなのはTですよ。どういうところが好きかというと、もし金本や赤星の体の近い所にボールが飛んできたら、全員ですごむでしょ?ああいうところ(笑)。「おりゃ、なんじゃいワレ、どこほっとんねん!」てね(笑)。実は私もTVの前で言ってる(笑)。あれがメリハリってもんですよ(笑)。
to おりがみさま
いいですねぇ、基本ですね。スタンドの女性、手を組んで握りしめて「祈り」。最高!(笑)。周りが歌ってようが踊ってようが、それですよ(笑)。
to maruko1192さま
「一見さんにとって」という観点は大切ですね。「あの一員になりたい」と思うのか、「あの中に入るのはちょっと」と思うのか。TにしてもMにしても現在は前者の勢いが強いようです。それだけ基本的にスタンドの雰囲気は良いのだと思います。どっちかというとのんびりした競技ですからね。後は応援リーダーのセンスの問題なのかなぁ。
to 森 無礼さま
規制は良くないですね。私が期待したいのは応援リーダーの工夫というか、発想の転換というか…。応援団がリードして、固唾をのんで見守る瞬間が作れないかと。歌やコールと同じように、雑多な叫びも作れないかなと。
群れる人にもいろいろ。群れない人にもいろいろ。迷惑になっちゃいけないけど、まずは自分が存分に楽しむことだと思います。
to kaleidoさま
メガホンがなかった当時にプレーした選手も、甲子園のTG戦の音の迫力にはびびったと口々に言います。おそらく当時の「大音量」は今の半分くらいだったのかも知れませんね。
幸にして、今年マリサポという、異質な応援スタイルと遭遇し、もっといろんなやり方があるかもと皆さん考える機会になるかもしれません。「これが最高」と決めつけてしまっては進化しないですから。で、いろんなバリエーションの中に、リーダーが「生の声」をあおるとか、沈黙から大声援までのグラデーションを演出するとか、ちょっとコール&応援歌一辺倒から違うコンセプトを考えても良いのではないかと思います。
to 虎ときさま
初めてのコメントありがとうございます!
これからも叫んで下さいね。たとえ虎ときさんの声として今岡まで届かなくとも、今岡に送った応援の波動は必ず届いていますからね。この際、虎ときさんと夕紀さんがどういう関係なのかは聞かないでおきます(笑)。なんて、ごめんね、また書いてね(笑)。
to りさ・ふぇるなんですさま
祈りでしょ?祈りですよ(笑)。
いろいろやられてたんですねえ。ジャンプもやったんですか?エライなあ(笑)。
祈りを込めて、大きな声を出すと、涙が出るって知ってました?たぶん、人間てそういう作りになってるんだと思います。
to おかぼんさま
うーん、そうかあ、南米サッカーには勝てそうにないなぁ(笑)。ただ生活密着度にかけては、負けてないですけどね。生命に密着するのはカンベンだなぁ(笑)。
to いわほーさま
うん、似てますね(笑)。でも本当はもっともっと球場に行きたいな。アレとアレとアレさえ許せば、全試合ネット裏で見たい(笑)。
基本的にスタンドの空気作りは私設応援団頼みですからね。球団として、どうありたいかという部分も出していったら良いと思います。
to ばかぼん父さま
ばかぼん父さん、ちょっと暴論しちゃいますけど、「オレはもちろん虎が好きだ。だが、これからは家族とともにマリサポとして生きる!」って宣言しちゃうと、それはそれで楽しそうな感じがしますが、いかが?(笑)。虎&鴎&赤菱ファンて本当に多いですよね。
私も、ハマスタや、神宮なんてひょこっと行けるところに住んでいるのです。もし地元意識をもってYBやSのファンだったらなぁって思うことのあるんですが、ぜんぜんダメですねぇ…(笑)。こんな例をあげる時ですらGは絶対出てこないんですけど(笑)。
to tacocoさま
味方に対してもそうですが、相手に対しても、いやーな気持ちになるようなヤジは止めて欲しいですね。でもまだいるんでしょ?面白いヤジかける人も。もう絶滅しちゃったのかなぁ。チームが強くなると減っちゃうんですよね(笑)。
お、忘年会いいねぇ?。こぢんまりとね、熱燗なんていいんじゃない?(笑)
to イエローさま
甲子園は3塁側以外は全部応援席ですもんね(笑)。どうして良いかわからない人には良いガイドなんでしょうけどね。野球の楽しみ方にこだわりがある人にとっては邪魔に感じることもあるでしょう。「世界一奪還」のためには、これまでの路線を追究するだけじゃなくて、いろんなメリハリが必要だということになるといいなぁと、ひそかに願っています。
9月7日対中日戦 名古屋ドームにて9回裏久保田にありったけの声で叫んだ
これが、私にとって今年一番の応援でした。
ミニオフが出来たら本当に感激なんだけど、初めの一歩はいわほーさんに踏み出していただかなけりゃぁね!
>面白いヤジかける人も。もう絶滅しちゃったのかなぁ。
嘗ての大阪球場は凄かった。芸術祭に出品したいほどだつた!観客はゲームを楽しむより野次に拍手を送っていた。今の甲子園ではいかに卓抜した警句でも周辺の数人しか聞こえない。その意味でも応援にメリハリをつけて頂きたいねぇ!!!
私が思い出す一番の応援は
2004年、金本選手が手首にデッドボールを受けた次の日9月30日の試合でした。
雨が強く降ってて、レフトを守っておられる金本選手も、悲壮感漂う感じでした。もちろん赤星選手とまともにキャッチボールなんてできない状態でした。
そんな中、右手一本で2本のヒットを打たれたのです。この時の応援は、ひいき目かも知れないけど、球場全体、祈りにも似たような応援だったような気がします。
今年の優勝が決まる日はあのフラッシュの嵐の中荘厳な雰囲気も感じました。応援のスタイルってその時の状況にもよって、色々ありますよね。ただ、“祈り”っていうのは応援の原点であるような気がします。だから、一糸乱れぬ応援っていうのはちょっと違うな?っていう気がするのです。
マリーンズの応援はすばらしいけど、誰でもあんな応援できるのかな?って思ったりもします。どんな応援にしろ、「色んな応援があっていいんだよ。」って言う寛容さは必要だと思います。
>toraoさま
>「オレはもちろん虎が好きだ。だが、これからは家族とともにマリサポとして生きる!」って宣言しちゃうと、それはそれで楽しそうな感じがしますが、いかが?(笑)
かみさんと息子は「マリーンズはいつでも(私を)待っているよ」と、言ってます。(笑)
もし、この日本シリーズで、阪神がロッテを33?4の4連勝で破っていたら、そうなってもよかったかもね。
私にとって、完成されたチームは、ファンになる対象じゃなくて、倒すべき目標ですから。
立派になって巣立った子供よりも「できない子」からはなかなか手がひけない
ようなものです。
toraoさんの本文と関係するので、タイミングが良かったです。日本一タイガースファンが読むここをお借りしたいと思います。
関西方面で聞かれた方もいるかも知れませんが、昨夜、大阪・MBSラジオの生放送に井川慶が出演していました。ジャーナリストの金子達仁氏と局アナがMCをする番組で、亀山つとむ氏も出ていた。金子氏は主にサッカーが専門ですが、今季MBSナイター中継にもゲストで来るほどの、熱狂的な阪神ファンです。最初は井川もよく見るサッカーの話題から入り、次第に核心に迫ります。そこで井川から出た言葉が「今季はファンの言葉が段々厳しくなり、後半は甲子園で投げるのが、とてもきつかった」と。
金子氏は新庄がメジャーに行く事が決まってから、インタビューをした。その時感じたのが、新庄はそれほど阪神を愛していなかったのだなと。それに比べれば、井川はずっとタイガースが好きだと。一緒に居た亀山氏も同意だと言った。勿論本人を目の前にしてのお世辞も多少はあったかもしれない。しかし我々ファンは勝手に決め付けていなかったか。もうタイガースに愛着は無いとか、勝っても負けて無関心だとか。そりゃモチベーションは多少下がっていたかもしれない。しかし勝ちたいと思わない選手なんて絶対に居ないし、先ず一番に自分が勝ちたいと思う
し、勝ってファンに喜んで欲しいと思うだろう。
今季は大事な一戦でことごとく敗れ、下さんの助けを借りた。年俸に似つかわしくない内容だった。期待するからこその叱責だとも思う。しかし、新庄が交流戦で甲子園に帰って来た時の喝采と、エースの井川に対する罵倒とのギャップが大きすぎると思う。そりゃ新庄はFAでの真っ当なメジャー移籍、かたや井川が声高に言うポスティングは選手に認められた権利じゃない。私はここで以前にこのままでは他の選手に悪影響を及ぼす点と、岡田監督が井川のあまりにも固執する点から、もうメジャーの行かせてやればいいと言った。
ファンとして取った言動が相応しかったかどうか、自分のなかで堂々巡りをしていた。この番組で井川慶の魂からの叫びを聞いた気がして、しばらく固まってしまった。
http://blogs.yahoo.co.jp/kingkazu3750/17114206.html
(内容は重なりますが、宜しかったら見て下さい)
to ぱぱさんさま
応援が届いたんですね。特にウッズに投げた3球は、久保田の力だけじゃないと思ってましたよ(笑)。
to 森 無礼さま
「間のスポーツ」なんて言われる野球なんですが、間を楽しむ余裕がなくなっちゃったのかも知れませんね。
to yuさま
うん。叫びも一種の祈りですもんね。「気」は軽んじちゃいけません。
でも、「祈り」「念」ばかりでは、見てる方の緊張が続きませんので、いろんなパターンが、ゆったりと展開されると良い感じだと思うんだけどなぁ。
to ばかぼん父さま
やっぱりそうですか(笑)。それはそれとして、ご家族にとっては地元に応援すべきチームがあるってのは良いことですね。本当にそう思います。
to since1970さま
原因と結果の順で行くと、03年素晴らしい成績を残し、当然04年もと思われた時に良くなかった。ここで周囲から受けた失望を、井川自身が消化しきれなかったということではないかと思っています。失望の声、メジャーへの願望、環境の変化、目指すピッチング…諸々の問題を整理できなくて、「どこか遠いところで」という思いになって行くのかと。
特に今季は、昨オフにファン心理を敵に回してしまったことで、ファンに対して意識過剰だったように思います。相手打者とではなく、ファンと戦っていたのではないかと思うぐらい。
私が今季一番応援したのは井川だったような気がします。今日こそ、今日こそと期待して見ていました。その過程の中で、「またか」「もういい」「どうせ心はメジャーなんだろ」と、少しずつファンの心が離れていくのは、ある意味で仕方のないことだったと思います。
それでも井川の発言を見ていると、どんどん成長していると思います。だんだん大人になってきたんじゃないかなぁ。こうして自分の言葉で声を出すことで、ファンとの溝が少しずつうまっていくと良いと思います。
「涙の準備はOK!」(藤川投手がヒーローインタビューで「涙の準備はできていますので。みなさん、よろしいでしょうか!」と語った翌日の試合で)そして「魂は買えない」(村上ファンドがタイガース上場を提案した日)いずれも甲子園球場のスタンドでファンによって掲げられたボードに書かれていた文字です。それらを目にした時、胸が熱くなりました。私はテレビで中継を見るとき、スタンドのファンのボードを見るのが好きです。阪神ファンの「魂」に触れることができるような気がするからです。
to 捲土重来さま
確かに。みんな上手いことボード作りますよね、私はいつも感心してます(笑)。
私は、応援団と応援したい時は外野席観戦、野球をじっくり楽しみたい時は内野席観戦…と使い分けしてます。
外野席で観ていると応援が(←メガホン叩いたり、HM歌ったり)忙しくて、応援団の指示に注意がいっちゃっうのが本音ですよね。
生息地がら楽天の応援にフルスタに行く事が多かったのですが、外野席は一回のみ。あとは全て内野でビールを飲みながらの観戦でした。
阪神戦は、神宮での外野観戦、日シリの内野観戦でしたが、やっぱり日シリの方が試合内容は記憶に残っているなぁ。
でも、私は外野で「応援を楽しむ」スタイルも大好きなので、残っていって欲しいなぁと思うのです。
それよりも無くなって欲しいのは、聞いていて気分の悪くなるような野次や罵声と、傍若無人な一部のファンの行動です。日シリで警察沙汰になった人の話を聞いて、なんと恥ずかしかった事か。
toraoさん、まとまりのないコメントですいません。
こんばんは。一日遅れのコメントですみません。
応援でちょっと思い出したので、丙午の昔話をひとつ。
私は高校時代ブラスバンドに所属していて、夏の甲子園の予選はそりゃ一大イベントでした。
三重県の公立の進学校で、さほど強いとは言えない学校でした。未だに縁がありませんが
やはり『甲子園』という言葉の響きは田舎者を盛り上げるに十分でした。
応援するこっちも真剣に練習したりは当然なんですが、される方からも注文があったりするわけで。
『おう、お前ブラバンやったな。オレの打席のときは原のHMがええなあ。頼むで』とか
『わし、中畑のがええわ』とか
『阪神のHM頼むわ』とか
『若松のHM出来るか?アレ結構かっこええんよ』etc
中にはついでに部員に声をかけるのでなく、こっちの部室まで乗り込んで来て交渉する
熱心な輩まで(笑)。
普段野球など見ない同級生の指揮者は、メロディを覚えるためだけにTVで野球中継を見て
部室のピアノの前でHMのアレンジをしていました。手間がかかるなぁ(苦笑)。
まあ結局、ウチの高校は予選で敗れてしまうわけですが、野球部の連中にお礼言われたりしてね。
『ありがとう、気分良かったわ。あんな速い球でも打てる気になったもんなぁ』なんて。
まぁあくまでアマチュアの話ですが。
考え方、スタイルはいろいろあるでしょうが、応援する側、される側、お互いの気持ちが
伝わるようなものであればよいと思うのですね、これが。
結局、何が言いたいんだって話なんですが(苦笑)。
TVでSMAPが『エイトマン』のテーマを歌っているのを見て、何だか古い話を思い出して
しまったような次第で。
to よっしーさま
to よっしーさま
求めるものによって席を使い分けるというのはきっとみなさんされているでしょう。値段が全然違うので、本来は見やすさ、見にくさで格差が付くべきものなんですけどね。小学校低学年くらいまでの子供を連れて行くとなると、バリバリの応援席はちょっと敬遠したいと思いますし、内野となるとどうしても高い席になってしまう…そんなお悩みのある方も多いでしょう。
強くなることによる弊害の最たるものが「暴走者」ですね。最近では暴力事件となるとなにをされるかわかったもんじゃないので、うかつに注意したりできないですよね。球場の警備にもっと力を入れて欲しいと思います。
to 移民の歌さま
ブラバンにとっては、発表会のような感じなんでしょうかね。そういえば私らが高校生の頃は、原だのクロマティだの中畑の頃でしたね。G戦しか見ることができなくて、いやでもHMを覚えていますよ(笑)。ドラゴンズが優勝したのは高1の時でしたかね。Tは弱かったです(笑)。
私はバスケをやっていて、誰かが応援にきてくれることなんてなかったなぁ(笑)。引退後1試合だけ、野球部の予選を応援しに行って、野球部はいいなぁと思いました(笑)。バスケの場合は、ベンチのメンバーが声でプレッシャーをかける時がありました。ディフェンスが急に当たりを激しくして、相手を慌てさせるタイミングに合わせて、ベンチもぐわっと盛り上げるという感じ。これもまたメリハリが大切でした。
3日後のコメントですみません。
この記事、そして皆さんのコメントを読んだとき、思わず拍手してしまいましたよ!!
私も応援にはいろいろ思うところがありまして…(以前こちらでやたら「フーリガンは嫌だ」発言をしていましたね…汗。ま、その気持ちには変わりないですが。「フーリガンが出るチームは負ける」ってのが私の持論です)
そうそう、金本選手の「出て行ってやる」にもかなり触発されて、その時期は「ファンはかくあるべきだ」なんてことをしょっちゅう考えていました。結構「べき」論で考えてしまう人間なんですよ。
でもこの記事を見てるとなんか純粋な「応援」に立ち返れますね。また選手に対して謙虚な気持ちになれます。この記事、印刷して持っていようかな(笑)
to ぱぴさま
野球に入り込んでいれば、そうヘンなことにはらないと思います。昔から暴走者はいましたが、どちらかというと酔っぱらいが多かったかな。最近のは、勝負に固執したり、自分に酔いしれておかしな行動を取るのが多いかも知れません。
どうしても応援団に厳しい言い方になっちゃうのですが、応援リーダー自身が、野球に入っていっていないというのは致命的欠陥だと思ってしまうわけです。暴走者は、そこから派生しているのではないかと…。