記事に登場する渡辺チーフスコアラーは、1979年ドラフト3位で入団後、1986年引退を経て、スコアラー、コーチとして阪神一筋の裏方さんで、現場関係者として二度の阪神優勝を経験した貴重な一人だ。現役時には出場機会に恵まれなかったが、その後も野球界で生きてきたからには、相当な努力があったのだろうと思う。さて、記事によると好調時のバッティングフォームを納めたDVDを選手に配布したという。田淵前コーチとそのブレーンの手塚氏によって行われてきたことを継続しているのだろう。映像ソフトは、フォームの解析だけでなく、イメージトレーニングや士気高揚にも向いているのが、それぞれの選手にオリジナルの編集を行うのはなかなか手間のかかる作業、このような細かい努力も優勝に一役買ったと思う。
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