http://www.daily.co.jp/baseball/2004/04/26/125476.shtml
チーム状態が上がってきたが、個別に見ると調子の上がってこない選手も多い。キンケード、金本、桧山、記事の矢野…。不振の選手はみな良い球を見逃し、ボール球を振っている。子供の頃から言われ続けていることを、ベテランになってもできなくなる時があるのだから野球は難しい。対照的に今岡は好調を維持している。例えば金本の力感みなぎる振りと比較すると、今岡のスイングは円弧が小さく、ゆったり振っているように見える。タイミングの取り方も静的で、投手が何をやっても合わせることができるように思わせる。打席内で足踏みを繰り返すキンケードとは好対照。桧山の打球は「いい当たり」と思っても最後に失速していくが、今岡の打球はボールが自分から喜んで飛んでいっているような感じだ。今岡を見ていると、バッティングなんて簡単そうに見える。
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