http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200405/tig2004051407.html
この日のキーワードは「感謝」。試合後岡田監督の「こんないい試合をしてくれた選手に感謝している」というコメントは、観戦した野球ファンの共通の感覚だろう。そしてミスを犯した選手にとっては福原に感謝するしかない。悪い流れを、絶妙のコントロールで断ち切り、丁寧さと攻めの姿勢を最後まで持続した。その流れは安藤、ウィリアムスにも伝わった(HR連続試合記録を意識する巨人打線にも助けられた感はあるが)。対照的に、巨人先発林は一球に泣いた。終盤を迎え投手に打たれた同点HRは勝ち試合を暗転させるのに十分だった。試合終了後、うつろな視線でしばらくベンチから立てない姿が印象的だった。
ただどうしても「感謝」できないのは、民放のテレビ中継だ。タレントが出てきて番組の宣伝、攻守交代時に球場から保険のCM、CM引っ張りすぎで福原のHRを生で放送できず、下らない演出と、一番いいところで中継終了するのは相変わらず。まぁこれがイヤならBSハイビジョンやらCSやらを見なさいということか。野球も高くなったものだ。
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