http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200412/tig2004121101.html
以前にも触れたが、サンスポの未来図IIという連載特集は面白い。今回は社会人野球について。確かにアメリカ球界にはない、「マイナーリーグ」の一形態と言うことができるのかも知れない。高校卒の好素材をドラフトで指名しても、モノにできるのはほんの一部というのが現在のプロ各球団。一方で「遅咲きの花」を毎年確実にプロに供給しているのが社会人。高卒時点の評価を考えれば、育成面では社会人チームの方が上と言って良いのではないか。あわせて、企業人として給料を得るという実社会の経験の場でもあり、その他諸々文字通り「社会人」としての基本教育の場にもなっている。阪神編成部でも近畿圏の強豪社会人チームとのパイプ強化を戦略的に行っているようだ。阪神の主力選手をぐるっと見渡しても、藪、下柳、安藤、桟原、藤本、赤星…社会人出身者は多い。
ノンプロ球団としての存在価値が低下していること、企業の業績が悪化していることで、休・廃部する社会人チームが多い。プロ球界は、社会人チームから受けている恩恵に感謝し、双方が支え合う仕組みを考えたい。いや本当にいい記事書くなぁ、サンスポ楠山正人さん。
更改を前に近未来のポスティング・メジャー移籍を議題にしたいと伝えられる井川投手サイドを、牧田ネクスト球団社長が「FAでということです」と牽制。
他球団の有能な選手には「行かしたれや」と無責任にものを言い、自分んちのこととなると「ワガママ言うな」となる人、はーい、私です(笑)。たぶん「岩隈問題」で「去る者追わずで行け」と言う星野氏もそうじゃない?(笑)
しかしFAでしかメジャー行きを認めないということになれば、その時はタダでくれてやるということ。井川のように何をどうしても行ってしまいそうな選手については、FA1年前にポスティングというのも現実的な選択の一つではあるだろう。
いずれにせよ今後もまだまだ「夢」を語る選手が後を絶たないだろう。「日本を去るわけにはいかない」そう思わせるだけの球界にならなければ。
コメント
要らなくなった支配下選手を競売にかける…。これがポスティングシステムの本来の意味でしょうか。ただ「要らなくなった」には2種類の意味があって、?年俸が高すぎて支払えないということ、?球団への帰属意識が薄い選手なのでリリースした方が球団のため、という判断があったということ、この2つでしょう。FAを控えた選手から逆にそれを申し出ることによって、FAで移籍するよりも多額の補償金が球団に入るポスティングでもって恩義を返す、という意味合いも付け加わります。けれども同時に選手のエクスキューズもちょっぴりどこかで付け加わっています。
いずれにせよメジャーへの移籍ということはまだまだ過渡期で制度がしっかりしているわけでもない…。先駆者からの道を引き継ぐ者にとって、ひとたびマツイの段階でFA移籍が実現したのだから、筋の通ったその方法を踏襲すべきと思います。おまけにタイガースは上記(?は知らないけど)?には当たらないし、その補償金を球団を飛び越して親会社の赤字補填に充てようなどと姑息なことは考えてもいないでしょう…(?)それに何より戦力としての井川を当然ながら必要としていないはずもない…。逆にすべての論理を沈黙させるほどの大エースでもない…。渡米する時点での野茂やイチローのクラスまではまだ至っていませんから…。井川に対しては何を(ネボケタこと)言っとる、というのが正直な感想です。
ポスティング、私はとにかくFAでメジャーに行かれては、戦力ダウンするわ、人的補償は得られない、金銭的補償も得られないではかなんわーというところからひねり出した制度という認識です。FA制度を認めた際に、それを利用してメジャーに行く者が現れるなんて、想像だにしなかったのでしょうから。もう少し向こうでコケる選手がいっぱい出て、日本プロ野球の構造改革も進んでくれれば、自ずと新しい仕組みができてくるかも知れませんね。
ヤフーご登録おめでとうございます。これでアクセスも増えると思います。がんばってください!
to 阪神命さま
ありがとうございます。せっかくなのでURLに入れていって下さいね。
お互い「継続は力」でがんばりましょう(笑)。
今日のタイガース はまちゃん、やぶちゃん!
浜中よ、交流戦で復活だ
浜中の「星野SD流再生プラン」…交流試合でDH出場を
来シーズンのタイガースで最も心配なのが浜中選手の復帰です。
現時点では、6月ごろに2軍復帰、夏以降の1軍合流を目指してリハビリ中のようですが・・・・
無理してまた再発と