http://www.sponichi.co.jp/osaka/base/200412/13/base173966.html
12/12に恒例の新人体力測定が行われた。同期ナンバー1アスリートの座は7巡目・高橋勇丞が獲得したらしい。すべての項目でバランス良く好数値を記録し、チーム平均値以上であることが発表された(岡崎も)。スポニチ、サンスポとも、示し合わせたかのように「野生児」「ワイルドボーイ」というキャッチフレーズだ。そういう印象を与えるのだろう。打撃センスがあり、強肩、俊足、しかも身体ができているとするなら、早く上がって来ても不思議ではない。
平塚コーチ、赤星、福原、太陽ら8選手は淡路島で野球教室。台風23号の被害が出た地域で元気の復興活動。今年ほどプロ野球が危機感を持った年はない。各チーム、各選手とも野球教室に熱心なようだ。
京都出身の片岡と杉山も市内の京都成章高グラウンドで野球教室を開催、4チーム約60人を熱心に指導したという。
思えば片岡の虎人生は屈辱にまみれてきた。日ハム時代、勝負強い打撃でチームを牽引し、安定した守備でも不動のレギュラーを確保してきた。しかし星野内閣元年、退任前の野村前監督に請われてFA移籍して以来、優勝した2003年季を含めても本人が納得のいくシーズンは未だにないと言って良い。好機では代打を送られ、守備固めと交代させられる。そして何より故障続き。名誉挽回のチャンスを自ら棒に振って来た。
もう後がないのは本人が一番知っている。今オフは節制に努めているという。節酒、ダイエット、健康食品で体重減し、血色も良好だとか。ここまで追いつめられる前にやらんかい!という声をぐっと飲み込んで(笑)、秘めたる決意を買うことにする。
来季は今岡、シーツの控えからスタート。レギュラーを追われたとはいえ、幸い現在は控え一番手、また左の代打としても上位で待機できる。その現実を前向きに捉え、確実にチャンスを拡げていけば、世代交代の流れに竿はさせるかも知れない。
コメント
松坂のデビュー戦で鮮烈に空振り三振を喫した片岡はカッコよかった。01年オフ、ある熱烈な(片岡の?タイガースの?)ファンが帰宅時の片岡を待ち伏せ、土下座までして入団を乞うたと聞きます。そういった熱情を沸き立たせずにおかない物語性を持った選手だと思います。今年は結果を求めず無心になって打って走って…、と言っていたので、今年こそ期待してますよ。立浪にだけ、ええとこ見させるわけにもいかんやろ、と思ってる…。そうや、おきばりやす!
片岡が3塁でも1塁でも、レギュラー一番手に名前が上がってこない。
代打としても、「?」の状況。
これは、逆に言えばタイガースの選手の力の底上げが大分なされたってことですよねぇ?
この状況で逆に、平塚が4番打ってた頃を思い出してシミジミしてしまいました・・・
あの頃なら、ちょろちょろ怪我しようが、おっさん走りだろうが、片岡は4番だったろうなぁ・・シミジミ
当時、日ハム・片岡選手に土下座して入団を乞うたタイガースファンは球団、ファンの総意。
吉良邸に討ち入った赤穂浪士を見送る庶民感情に思えた!(大げさな(^^ゞ)
でもスポーツ紙の一面を飾った土下座の写真は感動的でした。どこのスポ紙だったか忘れまし
たが。あの盛り上がりと男気で阪神入りを決意した片岡選手だっただけに、その後の活躍ぶり
が歯がゆいですわ。来期は正念場。片岡選手に期待をこめてエールを送ろう。
橋本投手よ、気にするな。弱いところがあるなら鍛えればいい。鍛える余地があるということ
は、その分可能性も大きいということ。
プロ野球選手は体力以外に技術と知力も重要なファクター。この三つをもっとも高い地点で融
合させたもののみが生き残れるんだ。
↑↑↑
「★とまどった橋本、結果は散々 」
http://www.sanspo.com/tigers/top/tig200412/tig2004121303.html
to BSミツルHさま
みなさま年の瀬の忙しい折、時間を工面してコメントしていただき、本当にありがとうございます。
そうなんですよね、三塁のゴールデングラブを立浪に獲られるのがもっとも我慢ならないらしいんです。負けてたまるか!この人、火が点いたら怖いと思うんですよ。
to ichikenさま
ほんとうにそうですね。吉田監督→野村監督の暗黒時代末期は、ひどいもんでしたよ。退いたオーナーも、最近でこそ大きな口を叩いていましたが、この頃はまったくヤル気を感じませんでしたもの。いやいやシミジミするためだけの人じゃ困りますって、片岡選手よ。
to いわほーさま
なるほど、決起したわけですもんね。ところで片岡はどうしてこんなことになっちゃったのでしょう。元からこんなもの?いや、こんなもんじゃなかったですよ。スタートの時点で気負い過ぎちゃったのかなぁ。ほんと、おっさん世代としてエールおくります。
もいっちょ
to いわほーさま
ね。本人落ち込んでいるかも知れません。だけど、工藤投手、星野伸投手、小林繁投手などなど、体格にも体力にも恵まれていないのに活躍した投手などゴマンといます。元気出していこうぜ!
私は信じています、片岡選手を。
FAでタイガースに移籍する際の会見で涙ながらに「死ぬ気で大阪へ行きます」といったセリフが忘れられないんです。
その気持ちを持ってこのオフを過ごしているんでしょう。
まだ老け込むには早い選手。
必ず這い上がってくると信じています。
to トラのシッポさま
はい。現状ではムリに見えます。ところがシーズンが始まれば状況はガラッとかわるもんです。残念ながら故障する者も必ずでます。片岡選手にはチャンス大ありなんですよね。片岡選手自身がケガをしなければ必ず良い所を見せてくれると私も思います。