ホークスに3タテで、マリーンズ10連勝か。勢いこそが最大の戦力であることを痛感する。
タイガースの勢いは、「なくなった」などという甘いものではなく、激しい逆風にさらされている。連敗は消極性を呼び、それがまた敗戦を招くという悪循環。
この日、打線は決して低調ではなかった。1?6番までまんべんなく出塁できているのに、わずか1得点。笑っちゃうぐらいに繋がらない。肝心なところで弱気の虫が出て、振りが鈍る。バットが出ない。
そんな時こそ、エンドランのサインで打者を楽にさせる手もあるのだが、ベンチも消極的だったように思う。また、チャンスで打席に向かう打者の邪念を振り払ってあげるようなアドバイスもできていない。基本的にどっしりと個人の復調を待つのは正しい。でも、ここ一番という状況では、責任を一緒にかぶってやろうという姿勢も必要だ。
それでも各打者にヒットが出ているのはもちろん良い兆候。ちょうど開幕第1戦と同じような状態で、少し冷静さが出てきていると思う。
消極性は能見投手にも伝染していた。矢野捕手は強気を引き出そうと直球を主体に組み立てようとしたが、ストライクゾーンに来ない。打たれる前から打たれることを怖がってしまっていた。宮本・青木への連続四球は、急上昇したヤクルト打線の連打の引き金となってしまった。
しかしその後を受け継いだリリーフ投手陣に光明を見た。特に火のついてしまった相手の猛攻を見事に止めた橋本の精神的な強さは素晴らしい。そして橋本の好投は、「ビハインド用中継ぎ投手陣」に攻めの好連鎖を生んだ。橋本1 2/3、吉野2、江草2と追加点を防いだ。残念ながら反撃は実らなかったが、それぞれがしっかりとした投球で、期待を抱かせる試合展開にした。
また、なぜか最近登板機会を与えられなかった吉野の好投が好材料。久しぶりにやってきたチャンスを生かそうと、積極的に打者を攻めた。
例え負けている試合でも、より多くの選手にチャレンジさせる場を与えることの大切さを感じた。矢野を休ませるという意味も含めて、野口、浅井にもチャレンジさせないといけなし、せっかく上げてきた藤原、林にも「やや重すぎる荷物」を背負わせてみないとなにも始まらない。首脳陣にも勇気と積極性を与える吉野の好投であって欲しい。
辛い辛い踏ん張りどころで負け。ダメはダメなのだが、少しだけ良い負け方をしたのかなと思う。
コメント
おはようございま?す・・・。
こうなれば、あれですよ、
藪さんといが?をトレードです(笑)
最近暑かったからって、みんな打席で扇風機にならなくたっていいのに?・・・。
とりあえず今日はストレスから開放されそうですが・・・
すでに明日のことで頭がいっぱいです。
おはようございます。
「光明」という言葉、ほんとに光り輝いて見えました(笑)。おかでさまで少し元気になりました。
防御率と盗塁数はリーグ1位、打率はカープに次いで2位、(サッカーじゃないから関係ないけど)得失点差も中日の+18に次いで+15で2位…でなんで?
現状を「貯金がない」と見るか、「借金がない」と見るか、これまでの私だったら前者、今年の私は後者です。
◆5月1日対ヤクルト(●1-5)
明治神宮野球場 対ヤクルト 6回戦
神|000 000 100|1
ヤ|104 000 00x|5
勝:高井2勝1敗0S
S:
敗:能見1勝1敗0S
HR:
阪神:能見 – 橋本 – 吉野 – 江草
ヤクルト:高井 – 吉川 – 五十嵐 – 石井
8-1からの逆転負けは、やっぱり、大きなダメージだったようですね。
これまでの1ヶ月は、戦い方の試行錯誤をしていたようなものでした。その結果、良い事もあったけれど、その弊害もあって、ちょうど5割で、これから開幕みたいなものです。今の時期に、弊害が露見したのは、ある意味ラッキーかも知れません。
試行錯誤の成果やビジョンの見えるような「今シーズンの戦い方」というものを見せて欲しいものです。
完投できる投手がいなければ、大型連勝は不可能だから、勝ち試合にエネルギーを投じて確実にものにしつつ、負け試合をリフレッシュ&若手のアピールの場に使う。特にDHが使える試合では、ロングリリーフで、若手の先発候補を投げさせ他のリリーフ陣を休ませる。
私は、とりあえず欲張らないで、勝ったり負けたりしながら、5勝4敗ペースぐらいで夏を越して、その時に竜のしっぽがまだ見えていれば、ラッキーだなあぐらいで丁度良いと思っています。(打たれ慣れ?W)
こんにちは。
昨日はダブル健太郎の日!と書こうと思っていたのですが、最終打席の三振を見て、関本ははずれました(苦笑)
吉野、うれしかったです。
ぱっとしない左腕(爆)が大好きな私としては、吉野の復活を心待ちにしていましたから。
toraoさんの意見に激しく同意。こんな時こそ首脳陣の積極的な采配が必要だ。野口にあたまから任せてみるのもひとつ。浅井をライトに起用してもおもしろい。橋本を先発させるのもありだと思う。いっそ能見と橋本をチェンジさせて、江草、吉野につないで一試合まかせても面白いのではないか。いずれも4月前半では冒険過ぎるような選手起用でも、負け基調だからこそやってみる価値があると思う。
この連敗をみていると岡田監督は、昨年の反省が生かされていないように見受ける。せっかく開幕当初は変化を感じたのに。幸い下柳の復帰もはやそうなので、もう一度ネジを締めなおして甲子園からリスタートしてほしい。それには岡田監督自らリセットすることだ第一。(まだ私は岡田はんをみすてていませんから。)
to ちょびうささま
あ?そうですね、藪さんとトレードね(笑)。その手がありましたか、ありませんてば。
全然ストレスから解放されないがな(笑)。
to おかぼんさま
少し元気になりましたか。それは良かったです。私、それを目指していますので(笑)。
太っさんも、おたおたするなと言っていますので、デンと構えて吉ですよね。
http://osaka.nikkansports.com/otr/p-ot-tp1-050502-0007.html
to ばかぼん父さま
大きな大きなダメージだったんですね。でもいつまでも傷ついていないで、そろそろ自分のできることから少しずつ立ち直って欲しいです。
そうなんですよね。全部の試合は勝てないけれど、リードされている試合を一生懸命活用していれば、今後のためになるし、逆転して勝ちを拾うこともあります。中日の落合監督の負け試合活用法はかなり勉強になりますよ。
そう、ファンも謙虚に…ね。メガホン投げたらアカン!
to かきぴーさま
ねー。見逃しはガッカリでしたよ。関本らしく、足高ーく上げてブン回して欲しかったなぁ。
吉野に限らず、もっともっと控え選手を信用して使ったらな。厚いはずの層を薄くしてしまいますよね。
to いわほーさま
岡田監督も、そんなに簡単に化けの皮をはいじゃいけません(笑)。せっかく好評の「おかちゃんスマイル」でやってきたんだからね。こういう辛い所でこそ、スマイル炸裂させんと(笑)。
おっしゃるとおりとりあえず、ここが底ですからね。開き直ってやってくれるでしょう。
こんにちわ。
いつも楽しく拝見させていただいてます。
選手のみなさんは少しお疲れモードですが、戦力的にはリーグでも1、2を争っており全く問題ないですし、あとは首脳陣のキメこまやかな采配とモチベーションアップにかかっていますね。
GW中、交流戦に期待しましょう!!
to タテジマさま
書き込みありがとうございます。
島野コーチがどういうスタンスで岡田監督はじめ若い首脳陣と関わっているのかが気になります。信じていますよ。
タテジマさんのブログにおじゃまして来ました。デザインも文章もカッコイイですね!
また書いていってくださいね!