ミスより川島の気迫

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12球団代表者会議が行われ、ドラフト、FAについての集中審議が行われたが、結論を見なかったという。頼むから、自分の球団のことを脇に置いて、まずは未来の野球界を語ってくれ。
必死に食らいついてきたスワローズに1勝1敗は仕方がない。それにしても、なぜ井川が勝ちで、福原が負けなのか。なぜ井川がハーラートップで、福原が10敗目なのか。げに野球は難しい…。
確かにミスがあったから負けたと言うこともできる。5回表ドラッグバントで出た藤本を福原が送れなかった。「バント特訓」などと、思わず普段からやっとけと突っ込みたくなる記事もあったが、回の先頭で8番打者が出塁するという、もっとも期待させる場面を自ら潰してしまった。まあ、特訓せい(笑)。
失点した5回ウラ、きっかけの小野の二塁打は桧山の真正面を襲う難しい当たり、始めの一歩で逆をとられた桧山の頭を越した。ミスといってしまっては可哀想な打球だった。
前日、一死満塁から代打で3球三振。「消極的」「立ち後れ」を指摘する声も多かった。そしてこの日の第一打席、今岡四球でまたも二死満塁の好機。川島もこれが勝負球とばかり、インハイに直球を投げ込む。だが桧山はこの「四球の後の初球」を見逃し。真剣による斬り合いなら、この時点で絶命だ。どうした桧山、そんなに思い切りの悪い打者ではあるまい…。あの守りでの「小さなミス」は、今の桧山を象徴するようだった。
7回表その桧山がヒット。代走に上坂。この場面の代走は「武器」ではなく「防具」だ。だから上坂でなく中村豊だった。チーム一安定したバントをする矢野だから、走力はそこそこで良い。あとはボーンヘッドが少なく、打球判断の良い者に、確実な走塁で返ってきて欲しかった。ストレートに言ってしまうが、上坂のボーンヘッド癖は、今に始まったものではないのだから、起用した岡田監督のミス。
だが、0?1の敗戦、ミスで負けたというのは当たらない。それは川島とスワローズに失礼で、川島の意地がタイガースの勢いを上回ったということだろう。敗戦の本質は、タイガースのキモである、1,2番を出塁させなかったこと、4番の一発、5,7番の勝負強さを封じたことにつきる。
前日、赤星が腿ウラに死球を受けた。赤星は騒いでいたが、足元を狙ったのは間違いなかったとしても、当てるつもりはなかったと思う。そうでもしなければ抑えられないという気持ちがそうさせたのだろう。スワローズはどんな手を使ってでも2連勝したかった、そしてたとえ初戦を落としてもこの日だけは勝つという強い気持ちで臨んでいた。川島にしても、石井にしても、そしてこの日もスクイズを試みた若松監督にしても、必死でタイガースに立ち向かってきた。気迫で負けていたと言って良い。若松監督のコメント「オールスターまで(阪神と)もう少し差を縮めたい」。大した人だ。

コメント

  1. ichiken より:

    桧山は自分がなんとかしなけりゃと思いすぎるタイプ。
    スペンサーはどんな形でも繋ごうと思いすぎるタイプ。
    うまいこと混ざれば良いのになぁ…。

  2. torao より:

    混ぜちゃう?
    最終兵器 ヒヤンサー 誕生

  3. 打線の援護なく福原10敗一番乗り

    神000 000 000=0 ヤ000 010 00X=1 [投手] (阪神)福原?江草 (ヤクルト)川島?石井 [勝]川島6勝7敗 [負]福原5勝10敗 [S]石井2勝1敗19S 初回二死満塁で桧山にタイムリーが出ていればorz 五回裏、先頭打者の当たりを桧山が取ってたらorz 七回表、せっかく桧山がヒット打

  4. こんな日もあるよ

    負けてしまったんだな。

    これから相手チームは阪神中心のローテーションを組んでくるだろうから
    そうそうは勝てないと思うけど、今のペースを守って確実に
    勝てる試合を取っていこう。

    怖いのはケガとしょうもないミスや。

    それにしても読売さんよ。もうちょいと中日

  5. 阪神、投手戦に負ける!貯金20はおあずけ。明後日からまた連勝だ!!

    7月13日 対ヤクルト 千葉マリンスタジアム
    阪神0ー1ヤクルト

    今日も勝って{/hiyo_do/}ヤクルトには今シーズンをあきらめていただきましょう。

    今日のヤクルト先発は川島、我らが阪神タイガースは福原{/face_fight/}。
    さて初回の攻防です。
    阪神1回の表の攻撃

  6. 野球町の人 より:

    だから大丈夫なんです

    先生  「嗚呼!嗚呼!雄々!雄々!」 マスター「先生は、阪神が負けた日はずっと泣いてますなぁ」 先生  「雄々!雄々!」 マスター「おぉおぉを、雄々って泣く人は初めてです」 先生  「だって、マスター悔しいやないですか。あんなに一生懸命投げてた福原が浮か

  7. ichiken より:

    スペ山でも、良いですね。
    誰もお前を止められぬー、スペ山よ突っ走れぇー♪

  8. いわほー より:

    「スペ山」、ちょんまげ結いて突進してきそうで恐い。でも見てみたい。(笑)
    若松スワローズは首位タイガースに全身全霊かけ、捨て身でかかってきた。これから戦う全チーム、それくらいの気概で向かったくるだろう。へたな奇襲・奇策にはしることなく、真正面から横綱相撲を期待しよう。
    今日は明日からの甲子園6連戦にそなえて十分英気を養ってほしい。

  9. おかぼん より:

    監督も言ってたけど,太一郎,何にも焦ることなんてないのに…。
    まるで「早くカップめんが食べたくて,上ふたを強く引っ張ったら,中身が全部こぼれてやけどしちゃった中学生(泣)」みたい。…いや,何かイメージ的に。
    ヤクルト,中日との8戦,結果的に6勝2敗は上出来でしょう。
    相手チームの「負けられない」「離されてはいけない」という必死さとともに「焦り」も感じられました。甲子園6連戦,かえってカープやベイスターズにはこういう「焦り」がない分,のびのび向かってこられるので注意したい。心配はしていないけど,ヤマ場といわれるところを乗り切った後に,思わぬアクシデントがあったりすることが多いので…。
    ファームでは,太陽,能見とも3イニング0封,9回のダーウィンは156km/hを出したとか…さて,前半戦最後の試合はだれが投げる?

  10. ちょびうさ より:

    スペ山、きも?い(笑)
    私もどうして井川がいつの間にやらハーラートップで福ちゃんがこんなに負けなきゃいけないのか、よう分からん。
    久々に見れた阪神の試合、実に淡々と負けてしまった。
    途中でテレビに背を向けて無駄毛抜きに専念(笑)
    は?、今日も試合ないし。
    私が見ると負けるのかしら・・・。
    どうして見てないときに、あんな大勝すんのよ。
    1つくらい残しておいてくれればいいのにさ。
    ぶ?。

  11. 川島は、尻上りに調子を上げ、阪神の記録にないミスが、勝負を左右したと思うのは自分だけでしょうか?
    確かにヤクルトにも気迫がヒシヒシと伝わりましたが、阪神も当然、それ以上の気迫で臨んだのですが、所謂、空回りと言うう奴です。
    岡田の頭の中は、自分もそうですが、1勝1敗は想定の範囲内だったのでは、ないでしょうか?(甘い考えだ)
    一昨日、あんな内容で井川が勝利投手になり、昨日は、好投の福原が報いられず敗戦投手となりましたが、野球の面白いところでしょう。
    選手にとって、山場と言うのは、後になってあのときの1勝が、1敗が、と思うのであって、1戦1戦目の前の敵を上位であろうと下位で在ろうと今は同じと考えています。
    只、油断大敵です。
    野球と言う競技は、人生の縮図を示唆しているところが多分にありますね。

  12. 中学生の野球小僧がしそうな、外野フライの見極めの悪さ。
    初代イクローから脈々と流れる(爆)
    そして、タイチロー三代目襲名。

  13. ◆7/13対ヤクルト(●0-1)

    対ヤクルト 11回戦 千葉マリン

  14. イエロー より:

    昨日の試合、はまたまたどこもやってくれなかった (フジテレビめ?) ため、速報観戦?だったんですが、井川さんと福原さん、2人の勝敗が逆じゃないとおかしい2連戦でしたね。 桧山さん、どこまで落ちてくの(泣)もしや、他の人の分まで不調を背負いこんでるんじゃ… 昨日で6番問題にケリがついてしまった気がして、 朝からヘビーな気分です ( -_-)

  15. 福原好投むなしく完封負け 桧山の目測誤りが命取り

    ?今日の阪神タイガース!!?
    両先発は連勝中の福原。ヤクルトは川島で試合開始。
    初回、2死から連続安打と四球で満塁として打者は桧山。
    しかし空振りの三振に倒れて先制点はならず。
    1回裏、福原はテンポ良く3者凡退に抑える。
    2回裏、2本の安打でピンチを招い

  16. torao より:

    to ichikenさま
    スペ山〔イギリス人の測量家シェーン=スペードにちなむ命名〕カシミール北部、パキスタンと中国の新疆ウイグル自治区との国境に位置し、カラコルム山脈にある高峰。海抜4141メートル。1941年イギリス登山隊のダーウィンとブラウンが初登頂。ネパール名ヨクミタヨ。(大嘘林・第三版)
    to いわほーさま
    ここまではどっしりした戦いぶりが良い方向に出ていますね。主役がどっしりと構えながら、新しい戦力がどんどん飛び出してくれるのが理想ですね。
    to おかぼんさま
    ああその中学生(泣)のイメージは相当良いですね(笑)。なんかもうじっと待ってられる限界をこえちゃって、たまらず走り出しちゃったみたい(笑)。
    確かにカープやベイスターズはのびのび来そうですねぇ、イヤですねぇ。
    次の「谷間」は前回かわいそうだったブラウンでいきましょうよ(笑)。
    to ちょびうささま
    たとえ事実としても、無駄毛抜きに専念したことを白状せんでよろし(笑)。
    でもなかなか良い試合だったじゃない、昨日のも。ん?ここしばらく大勝なんてしとらんよ(笑)。
    to 虎風さま
    全く関係ありませんが、「川島は、尻上りに調子を上げ」という部分を読んで、川尻を思い出しました(笑)。先日先発して、すぐに抹消されていました。もう一人の暗黒時代のエースにも光あれ!
    強い時も弱い時も、いつでも最良の結果を目指してベストを尽くす。若松監督の姿勢は素晴らしいと思います。まさに人生の縮図。
    to かきぴーさま
    もう本当にねぇ。取られたら戻れるところにさえいれば、もし抜けたら楽に帰れるし、ショートバウンドでも3塁には間に合うし。あれはじーっと見ているうちに、何を考えなきゃいけないか全部忘れちゃったんでしょうね(笑)。
    ところで二代目は誰なんでしょう?
    to イエローさま
    いやいや桧山も打撃の調子は決して悪くはないと思うんですよ。あれ以上のどん底もそうはないでしょうから、これから開き直れるんじゃないでしょうかね。代打で出た時に、たとえ凡退しようとも初球から狙うという姿勢を見せれば、信頼回復できると思います。どうやら桧山攻略法は、高めの直球で追い込んで、その後は低めの変化球を振らせる、またはそれを意識させてまた高めの直球を振らせるというもので決定しているようなので、バシっと逆手に取って欲しいです。とにかく初球から行く!という構えをしてれば、甘い球が必ず来ますからね、頼むぞ!桧山!

  17. R62号 より:

    嗚呼!toraoさんっ!
    私もホントに・・・
    「なんで井川がハーラータイで福原が両リーグ・ワースト二桁黒星一番のりなんや?っ!」
    って泣きそうになりました。
    でも、ここ見に来て「ヒヤンサー」或いは「スペ山」トーク読んでアハハっ!と笑っちゃいました。(^_^)
    toraoさん&自称「評論家」の皆様、いつも「癒し系」の心温まる文章、ありがとうございます。m(__)m

  18. 蓮正 より:

     なぜ福原さんに10敗が?
     という内容の試合で、自分も不思議になっております。
     藤本さんのバントは・・・
     上坂さんの焦りは・・・
     
     ・・・いろいろ思いながら、読みました。
     R62号さんのコメントと同じですいませんが、私もこのブログが癒し&元気の元になっております♪
     仕事、家事他で帰宅が遅くなり、今日(昨日?)は1時前後となってしまってますが、帰宅したらすぐにするのは、まず!
     このブログを見るのが習慣になりつつあります♪
     毎日、仕事他、イヤなことがあっても虎&試合&、今ではこのブログを見ることが楽しみで楽しみで♪
     いつも読んで元気を貰っておりまする!!
     今日も読むのは仕事終わってからですが、読むのをいつも、今日も楽しみにしておりまする♪
     
     
     

  19. かきぴー より:

    2代目はオッキーです。
    5月1日のヤクルト戦で、あり得ない暴走をしてしまったのですよ。それで襲名しちゃいました。あはは。
    この日のtorao兄の記事にはそのことは触れられてませんでしたね。橋本の好投の話でした。

  20. torao より:

    to R62号さま
    世の中は理不尽なことでいっぱいですね。和んでいただければなによりですよ。
    to 蓮正さま
    それはよかったでござりまする♪(笑)。
    特にコメント欄の面白さがウチの売り物ですからね。よろしかったら一緒に盛り上げて下さいね。
    to かきぴーさま
    ああ、ありましたねぇ。あり得ない暴走だったので忘れてましたよ(笑)。