藤川球児が移籍先のシカゴ・カブスで入団会見(スポニチ)。
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新しい挑戦のステージに立った球児。岬から広い広い太平洋を望み、今からこの海にこぎ出してやる、何が待ち受けているかはわからないが…そんな気持ちなんだろうね。
球場やユニフォームについて、甲子園球場、阪神タイガースとの共通点を口にしてくれた。これまでのタイガースで得たもの、応援してくれた人たちの思いを胸に旅立っているということを表現してくれた。球児らしい気づかい、やさしさだと感じた。
やっとチャレンジできる。長い間、ずっと夢に見てきたけれど、それをぐっと飲み込んで、その時を待っていたんだからな。おめでとう。ありがとう。成功を祈る。
テレビの球児が決意に満ちた顔で言う。
「何とかこのシカゴ・カブスのためにチームを支えて、チームの順位が少しでも上がるように努力していきたい」
私はここで初めて動揺した。「ソトヅラ」と違う気持ちを覚えた。心のどこかで阪神タイガースを間に入れて、藤川球児とは深いところで繋がっていて切れることはない…なんとなく勝手にそんな気持ちでいたのかも知れない。だけどもう球児にとっての「なんとかしたいこのチーム」「支えられるよう努力するチーム」は、5位に低迷した阪神タイガースではなく、どこか遠くの知らない街にある借金40のシカゴ・カブスなのだ。
それでいいのかよ球児!阪神はどうなってもいいのかよ!球児の背中を見せて引き上げてやらなきゃいけない若い投手がいっぱいいるじゃなかよ…タイガースに球児がいないだなんて、そんなの絶対にイヤだ…
そう思った。思うだけは思った。でもそれはこっちのわがままだ。球児はずっと我慢して、そのわがままに応えてくれていた。今度は私が我慢する番だ。
阪神タイガースは球児なしでリスタートする。球児の魂を感じた投手たちが、きっとその恩に報いてくれるだろうと信じる。
コメント
阪神への愛、甲子園への愛。
球児の思いは私達には良く伝わってきます。
ありがとうの感謝の気持ちで涙が溢れます。
思いっきり活躍して欲しい!
阪神と共にカブスと球児を応援します。
球児はいなくなりましたが、阪神には、タナボタという縁起の良い投手も入団しました。(笑)
きっと、球児に代わる素晴らしいクローザーも見つかるでしょう。
そりゃ、現役を阪神で全うして欲しい気持ちはある。
異国の地で自分の力を示したい夢も理解できている。
確かにもう「タイガースの藤川球児」ではなくなったが、今日の
スポーツ紙に、「現役の最後の一球は甲子園で」との言葉を寄せている。
実現するしないの未来は分からないけれど、私はその言葉だけで十分でした。
もう向こうで悔いなくやって欲しい、それだけです。
頑張れ!「俺達の誇り藤川球児」
以前も書きましたが、球児には感謝の気持ちしかありません。
また、縦縞に背番号11という事に運命的なモノを感じます。
既に全盛期のストレートは無いですが、タイガースでの数々の経験を糧に、メジャーでも活躍してほしいです。
一部報道では「渡辺を後継者に指名した」ともありましたが、源五郎丸→御子柴→球児でホップ→ステップ→ジャンプした「珍名投手枠」は是非田面投手に継いで貰い、更にジャンプして欲しい!
先日「タナボがメタボで大目玉」なんてニュースもありましたが、トラ11さん同様田面にはなんか期待しています。
トラオさん、こんばんは。
今日の内容を拝読し、また涙してしまいました。球児投手には、くれぐれもケガに気を付け頑張ってほしいです。
*違いましたら大変申し訳ありません。昨日22時頃の(確かベガさんだったと…)コメントを誤って消されたのではと思います。“人気球団の選手は金本選手のような目立つのが好きな選手が活躍するのでは。球児投手もまた人気球団に行きましたね。他”という様な内容でした。
虎見さん、教えていただきありがとうございます。調べましたら、おっしゃるように誤って消していました。申し訳ございません。
前後にスパムコメントがたくさん入っていて、うっかり消してしまったようです。記録が残っていましたので、復元いたしました。重ねてお詫び申し上げます。
球児のメジャー市場での高評価の理由に上原の活躍を挙げる記事があった。あの上原よりも球速があり鋭い変化球(フォーク)を持っていれば活躍は間違いないというものだがはたしてそうだろうか。多分に数年前の球児をイメージしてはいまいか。方や上原は渡米後、数々の辛酸をなめて進化している。今季は素晴らしかった。球威はそこそこだが正確なコントロールと研ぎ澄まされた精神力で打者を押し捲っていた。
先のWBCでも決勝のクローザーはダルビッシュだったし、北京五輪(たぶん?)でも押さえは一に先発要員だった上原、二に岩瀬だった。
甲子園で球児に罵声を浴びせる客はいないだろうが、シカゴではこの高給取りの新参者が何度か救援に失敗すればマスコミもファンも黙ってはいない。
どんな逆境にあっても負けるな!「球児、俺たちの誇り」
トラオさん、いつも精緻で明朗なまた心の隙間を埋めてくれるような素敵な評論をとても楽しみに拝見しています。どうもありがとうございます!
お心遣いありがとうございます。先程帰宅したら昨夜のコメントが12/9の日付になってて再入力したような感じになってたので、あれ?と思ってましたが、知らない間にその様な事があったんですね。色々とトラオさんお疲れ様です。
改めて球児はまだタイガースの一員だという妄想があり、カブスのユニを着ても何だかしっくりこないし、やっぱり阪神の球児がいいな、と私も思う。球児も嬉しさもあるけど慣れない地で大変な事でしょう。
阪神ファンはきっとこれからも球児を家族のように見守るのだと思うし、渡米前の球団を故郷の様に思っているメジャーリーガーも多い。
04年からその兆しを見せ、05年にブレイク、以降、チームをプレイと言葉で鼓舞し続けてくれた球児には本当に感謝。
人生で初めて見た浮き上がるボール。
阪神ファンとして自慢だった。
オールスターで松坂をはじめとする選手たちがそわそわしわかってても皆が空振りしたあの球をシカゴでも見せつけて欲しいけど、さすがに無理かな…。
ここ数年、こんな成績で終わるのだったらもっと早く出してあげたかったなんて勝手なことを思いつつ(笑)
メジャーで大活躍して「いやいや阪神時代の球児はこんなもんじゃなかった。もっとすごかったんだ」って自慢をさせてください。
ありがとう。
球児のホップする火の玉ストレートは決して過去のものだとは思いません。あの球道のストレートは矢野捕手との協同作業の産物であり、最近の投球では「見られなくなった」だけで、「無くなってしまった」というわけではないと思います。
彼のストレートのフォームは、というよりも本来、肘、手首の返し具合や、ボールへの指の置き方はほとんどシュートなのですが、これをストレートの回転軸にしていたのが、山口コーチの半歩歩幅を狭くする足の運びであり、矢野の要求した高めのコースな訳です。ホップする火の玉ストレートは云わば、高めに伸びるシュートというわけです。
ところが、昨今は火の玉回転のボールを投げるための「前に飛ぶような」足の運び、低めに精度の高いボールを投げるような前でボールを放す「普通に優秀な直球派」の投げ方に修正されてしまったのだと思います。
失礼ながら、矢の選手の現役のときは球児自体が未完成で、それを武器にできるキャッチャーの資質があってこその火の玉ストレートだったと思います。逆に言えば、以前の145キロの火の玉ストレート以上に球速がアップしているのに火の玉回転にならない昨今のストレートは、右の蹴り足の強さをボールの回転の強さに変える今のキャッチャー方向へ力を伝える投法が、以前の上半身の回転と肘、腕が遅れて連動する過去の最大限ボールに回転を伝える投法からは乖離しているからであると読んでいます。
球児の唯一の心配は膝の故障による下半身の不安定さですが、そこさえ大丈夫ならば、今の球児の能力は投げ分けによって低めにズバリ決まるストレートも、高めに伸びる火の玉も両立できると思います。加えて、彼のフォークも、何よりも素晴らしい精度のカーブも、球速などへの変なこだわりを捨てることができれば世界一完成度の高いクローザーの資質があると思います。
移籍する総ての選手に言える事ですが、ずっとタイガースで活躍して欲しかった。しかし、どこに行ったとしてもファンにとってはタイガースの藤川であり続けます。頑張って欲しい、球児。
藤川球児投手、シカゴカブス入団おめでとう。
阪神タイガースの球児でなくなるのは少し悲しいですが、MLB挑戦は数年前からの夢だった様ですし、FAは選手が頑張って得た権利ですので、胸を張って頑張ってほしいです。
余談ですが、大谷君が日本ハムに入団が決まりましたね。色々な意見があるでしょうが、日本ハム球団は全力で、大谷君を守ってあげていってほしいです。
球児がついに旅立ちますね。何年も前から覚悟していたのに、寂しさと動揺があります。
この数年、タイガースの為に身を粉にして働いてくれた、あの勇姿を忘れないでしょう。
アメリカに行っても頑張れ!
『俺達の誇り藤川球児』
期待して見ていようと思います。
アメリカでの初当番。第一球。そして大リーグ恒例の…コスプレ(笑)。
いなくなった悲しさもありますが、来年の楽しみも出来ました。とにかく頑張って、我々にこう思わせて欲しい。『流石は球児!』と。
そして、キャリアの最後にもう一度、甲子園で縦縞のユニフォームを着た姿を見せて欲しいな。
その日まで、暫しの別れと思うようにします。