そんなワケだから、非常に重要な第2クール、その初日の映像は見ていない。一刻も早くスカパー環境を取り戻す必要があるのだが、そんなことばっかり言ってるワケにもいかないので、まずは荷ほどきを頑張らないとね。
それでも毎朝のコース、小虎日記で安芸情報を得て、スポニチで12球団ニュースを見て、サンスポで虎情報を得られるのだから何の文句もない。ありがたい。そしてこの時期のニュースは本当に顔がほころぶようなものばかりだから、元気が出るぜ。
このブログでは西岡、福留の補強によるマイナスの影響面について、これでもかというくらい強調してきた。「ちやほやされすぎ」などという逃げ道を自ら作って、ドラフトで指名した未来ある若手を我慢して使うということができない…常に短期的な視点しかない「テコ入れ」、その繰り返しの中に希望は見えない。主にタイガース「運営の哲学」に対する批判、不満だった。だからその点については、どんなにドメ&ツヨシがええ感じになろうとも反省してない。
その一方で、もし球団経営者が自らのこれまでのそのような哲学なき補強を反省し、その上での対策として補強を捉えているというのなら、中長期的な視野を持った対策だったと、自分の失礼を詫びる気持ちは持っている。そうならばこんなに嬉しいことはないのだから。
何が言いたいのかというと、あれほどまで低迷を続けたダメ虎が、「野村克也の知識」、「星野仙一の闘志」、「金本知憲の意識」という、大きく3つの経験と実績によって変貌することができたということだ。当時の球団経営者には、内部だけではどうしようもないという現実を認め、謙虚に教えを請うという姿勢があったということだ。
福留、西岡の現在の実力は公式戦が始まってみないとまだまだわからない。しかし彼らは個人タイトルを獲得し、NPBを代表する選手として認められるような活躍をし、チームが優勝するのに大きく貢献し、MLBでプレーをするという輝かしい実績と経験を持っている。伸び盛りの若い選手にとって、お手本であり目標でありライバルでもある存在になれば、新しいタイガース潮流を創るエネルギー源になる。あくまでも経営陣が短慮ではなく、将来的なビジョンを持っているのならという話ではある。
「連れてくる」では繰り返し、意味は薄い。「礎となれ」なら歴史的な価値が生まれる…そう、ダンボール山脈のふもとで思った。
コメント
確かに、この10年余りの間に外から大きな力を与えてもらい、
それなりの効力を発揮してきました。
ただその効力を一代限りにしてはいけないんですよ。
チームの誰かが受け継ぎ、継続・発展させないと魔法が解けたように
馬車がカボチャになってしまう。
勝つ為の戦力を補うのは構わない。
だけど、結果以外の効果を求めるのは正しくないと思う。
それはチームとして持っておくべきものでしょう。
偶然、補った選手がリーダーシップを持っていたとしても、その部分は
チームとして求めちゃいけない。
誰から何を教わりたいなら、指揮官・指導者を変えるべきでしょうね。
昨日のキャンプ映像を観る限りでは、福留・西岡は「プラスの力」になっているように見えました。
福留加入に刺激を受けた隼太そして大和(オレンジ色バットはいただけないけど)、西岡加入に刺激を受けた上本、それぞれに「何か」が変わった感じがしました。
余談ですが、西岡のセカンドとコンラッドのサード守備も安定しており、心配はなさそう!
あとは、とにかく扇の要を育てたい。
この補強が若い選手の将来の芽を摘んでしまったままで終わってはならないですね。
今のところ、明るいキャンプになっているようで嬉しいです。
鳥谷のいつもより多い笑顔が印象的ですが、WBCに向かって心が弾んでいるのかな?
大和のオレンジバッドは本当に何とかならないものですかねえ(笑)。
真央ちゃん、よかった! ここと全然関係なくてスミマセン。