ブラジル惜しかった…なんて言うのは実に「非国民」なんだけど、サッカー大国で日系移民たちが中心になって細々と発展させてきたものが、日本のプロ野球で成長した選手たちとメジャー出身の監督を中心に一つになったいいチーム。日本として負けるわけにはいかないが、好ゲームになったことは喜ばしいこと。
鳥谷はイージーな四球だけであまりいいところがなかった。ま、しかしいろいろ守れて足も速いユーティリティは、チームにいてくれるだけで助かるだろうから、いつもの通り淡々と進めてくれればいいだろう。なんならWBCでのうっぷんをシーズンで晴らすというパターンでもけっこう。大歓迎。
能見さんかっけー。投手最年長なんだって?いやあ、球は誰よりも若いよ。若鮎がキラキラって感じのクロスファイア、気持ちが良かった。3連投できないルールで、1回限定シバリだったらたぶん能見の良さが一番出るんじゃないかな。しびれた。
ブラジルは惜しかったのだけど、オランダは韓国を見事に食った。近年では国際大会でキューバに勝ち、前回WBCでは優勝候補のドミニカをたたきのめして予選敗退させたが、今回もこの勝利で一気に注目を集めることになった。
と言ってもメンバーを見ればさもありなん、メジャーで10年連続ゴールデングラブもいれば、メジャーで注目の若手もゴロゴロいるし、セ・リーグ連続ホームラン王もいる。監督は日本のロッテやヤクルトでもプレーしたミューレン。アジア野球にも精通している。
オランダ本国でも野球はそこそこプレーされていて、「フーフトクラッセ」と呼ばれるトップリーグ(アマチュア)は1922年から続いている。メンバー表には出身地までは書かれていないのだが、おそらく国内リーグに所属している選手たちは本国出身と思われる。それに対してMLB、MLB傘下マイナー、NPBでプレーする選手たちの大半が、旧オランダ領アンティルの出身だと思われる。
アンティルはカリブ海のオランダ領の島々(大きく2つの地域、3つずつ6つの島々)がまとまりを形成していたのだけれど、2010年に解体して単独の自治領となったのだとか。特に野球が盛んなのはベネズエラ沖の方(頭文字を取ってABC諸島)のキュラソー島やアルバ島だそうだ。
バレンティンもジョーンズ(今季から楽天)もキュラソー島の出身。特産のオレンジを使ったお酒で有名。首都「ウィレムスタッドの町並み」は世界遺産に登録されている。写真を見るといいところだなあ。
グラブとボールとバットを持って、ふらっと旅行に出掛けたら、地元の人と遊べないかな…などと、WBCからネットサーフィンでカリブの島に旅行してしまった日曜の朝、とりとめもなくおしまい(笑)。
PS 藤浪初登板、なかったことにしてたら本当に書くの忘れちゃった(笑)。だって見てないもんはわからんもんね。
コメント
昨日、試合前に思ったのは「いずれ強いと勝手に思っている日本も、ブラジルや欧州勢にコロッと負けたりするんだろうなぁ」と。
途中まで現実になりそうで「まだチョットその時は早いんじゃないの?」と経過を追いかけながら焦りましたが(笑)
五輪競技で無くなり、国際的には下火になりそうだけど、運営や諸々気に入らない事は多いけど、大会の意義としては
充分競技人口拡大に与してると思います。
今録画放送を見ているんですが、ベンチに元気がないですね。
点を取った時に「ガオー」ポーズで盛り上がるんですが、通常時にベンチからの声が聞こえてこない。
先発マー君も不本意な投球でご機嫌斜めは分かるけど、代わりにマウンドに上がっている投手にベンチから声をかける
画は終ぞ見られず。
楽天で、そういう育てられ方をしてるんだろうなと想像する。
まだ全体的に余所余所しい雰囲気を感じる。
戦いを重なる内にまとまるでしょうけど、その前に終わってしまっては何もならない。
ベンチに火を点ける役割をだれが担うのか?これが現れないとこの先ちょっと厳しいかも知れませんね。
昨日のブラジルは、普通に強かったです。
1番3番は今すぐにでも日本で通用しそうだし。
大学生投手こそ攻略したけど、7回までの投手に苦しんでましたし。
最後に出て来た投手って40歳とか!!多彩な変化球とコントロールで日本打線も打ちあぐねてましたね。
最初に思った言葉が現実になる日も、意外と近いかも知れませんね。
あぁそだそだ、昨日は藤浪実戦初披露でしたね。
「喝!」でお馴染みの番組で少し画像出てましたけど、この時期にあれだけで来たら、のらくろ上等兵ですよ。
ハードルをとんでもなく上げたって、今できる事と出来ない事があるんだから。
T-岡田を空振り三振とか、素晴らしいじゃないですか。
打たれて~考えて~抑えて~を繰り返して成長して行けばいいんですよ。
WBC は混戦模様ですね。この方が面白い。田中、杉内、攝津は丸裸にされてるワケ?
そして球界を代表する投手とは言い難い年長者のノウミさんはマークされてないからやりやすいのか?
少なくとも上の3人のような抑えて当然というプライドはないでしょね。牧田も。
ブラジルにもそういう爽やかなものを感じた。
先日のオーストラリアと違って、点を取り返してくるしつこさ。見習う所は大きい。
バレンティン、ジョーンズ、陽岱鋼、ユウイチ、ボーグルソンらの活躍も楽しみ。
携帯Vデイリーで経過を追ったのですが、試合序盤はかなり繋がらない状態でした。動く藤浪君を見ていないのですが報道ではなかなかだったと知ってほっとしました。修正能力が高いとのことで、末恐ろしい投手になると妄想しきりです。
ジャパンの能見さんは貫禄でしたね。ビシビシ行ってましたね。こちらも楽しみです。
昨日、藤浪初登板を見て、今日はひろめ市場で昼からビール飲んでます
藤浪
ブルペンからすごい球投げてましたよ
地方球場の良さか、ブルペンの横1メートルくらいのとこで試合前ピッチングを見ましたが、ストレートのいい球は迫力あって怖いくらいでした
ただ、変化球の制球は全部ひっかけてる感じで、ワンバウンドがほとんどでした
カーブは唯一制球された変化球でしたが、投げるときに腕が緩むのでちょっと試合では使えないかなと
昨日の試合でもカーブは投げてないと思います
T を三振にとった最後の球はスライダーかと思ってましたがカットボールみたいですね
昨日の登板でも全体的にコントロールはとっ散らかってましたが、これから投げ込み増やしてフォームを安定させれば充分いけるんじゃないかと思いました
いや、鰹のタタキも食べられるし、いい出張になりました
ブラジル惜しいっ…
非国民ながら僕もまったく同じ事を思いながら見てました(笑)
阪神の選手って昔から?代表試合で活躍しないっすよね?
鳥谷くん ドキドキさせんでや〜 って感じっす(笑)
ブラジル惜しかった! と書いたらトラオさんに削除されるかと思っていましたが….良かった!(笑)
WBCは気楽に見られていいですね。
それにしても能見は素晴らしかった。
藤浪投手は好調な様子なのでますます期待が大きくなります。
キュラソーと聞くと、キュラソ星人を咄嗟に思い浮かべてしまった…w(某ヒーロー全シリーズをDVD視聴中の影響)というのは余計な話で、WBC開幕戦はブラジルとの予想以上に締まった展開でしたね。
オランダもサッカー人気の強い欧州勢で金星を挙げて、こういった地域の盛り上がりが野球の発展のカギを握るのではないでしょうか。WBC運営もメジャー・NPBの枠だけでなく、これらの地域の支援にも力を入れて真の『ワールドシリーズ』を目指して欲しいですねぇ。
そうして藤浪の初実戦。実際に見られた方もいらっしゃるようですが、羨ましい。ただ、こうして難なく小器用にステップを踏んでいく姿を見ていると、今後十年絶対的エースとして君臨する為には、目先の結果を無難にまとめるより、一度土台からつくりあげる期間もあってもいいのかなあ、という気もします。
そこは考え方次第だし、藤浪君次第でもあるのでしょうけど。…でも、こうして大きな夢を語れる選手が阪神に入ってくれたのは嬉しい事に違いありませんね。