短い第4クールが終了

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練習試合のある土日をまたがないよう、第4クールは3日間で終了。休み前の練習では、野手(ヘイグ、上本が不参加?)によるベースランニング1周リレーがあった。この練習好き。4人同時に走るとめっちゃ迫力ある。

ふと思ったが、今回宜野座に来ているメンバーって、みんなそこそこ走れるなあと。例として適切ではないかもしれないが、MLBの選手ってのは分厚い選手層の頂点に位置するだけに、みんな守りも走りもレベルが高くて当たり前。極端な弱点があれば競争に勝てない。阪神も出場する選手の走力がアップすれば、昨年最下位の塁打数も向上するだろうし、積極的走塁という意欲も増していくだろう。

「走る」は金本監督が現役時代からチームに厳しく求めていたこと。走らないことに対しては容赦ないという姿勢が「厳しく明るく」路線の第一に来る。それがあらためて明確になってきた気がする。ああ楽しみだ。

その他、練習で思ったことは。福留が横田や陽川に外野守備を熱心に教えていたこと。実際、外野守備コーチの中村豊より教えている総量が多いのではないかと思えるほど。解説の有田氏がいいことを言っていた。「外野守備は打球を追わなきゃいかん。ノックが多くなるが、あれはコーチの『やってます』という自己満足」確かにそうかも。

ノックの名手が守備力向上に役立つというのは確かに。でも遠くに離れてノックしていては、選手の動きを観察できない。ノックという重労働はコーチでなくとも、「ノック職人」がやればいいようにも思う。なんにせよ、福留ゴールデングラブ・プレーイング・コーチから指導を受けられる横田、陽川はラッキー。生かすべし。

コメント

  1. 西田辺 より:

    ベーランリレー
    あれ、学生時代にもやったなぁ。
    ベーラン技術の向上にも繋がるんですよね。
    今年から甲子園で阪神の選手が長打を打った瞬間、「クレシコ・ポスト」を
    流すとみんな必死に走るんじゃない?(笑)
    まぁ、闇雲に走れば良いってもんでもないけど、「隙を見せたら狙われる」と
    思わせるだけでも、相手側からしたらプレッシャーになるはず。
    かつての中日がそうであったように。

    福留コーチ
    昨シーズン、試合中にもかかわらず江越にアドバイスを送るシーンもたびたび
    見受けられましたね。
    江越について言うと、打球を追いかける瞬間グラブを遊ばせる悪い癖があり、
    一瞬遅れるんですよね。
    それと送球に関しては、全力で投げたがるのも悪い癖。
    バックホームする時に見るとよく分かるんですが、殆どがシュートどころか
    送球がスライスしている。
    全力疾走の背走とかなら別だけど、少しでも捕球に余裕のある時なら少しの
    工夫で、正確で素早い送球フォームを身に着けられます。
    中谷あたりはムラがあるけど、かなりできています。

    あと、ここまで見て来て気になるのが捕手の送球。
    岡崎や梅野は肩の強さが評されますけど、捕ってから投げるまでに時間がかかり
    過ぎます。
    逆に言えば、肩が普通の捕手でも素早い投球モーションを身に着ければ肩の強弱を
    カバーできます。
    あと、コントロール。
    例えば1塁走者が盗塁した際、捕手から2塁ベース上に投げてタッチしやすい
    ストライクゾーンはかなり狭いんです。
    ここは小宮山が一番出来てますかね。
    いくら練習で何人刺したとか言っても、試合本番では状況はもっとシビア。
    この辺は、矢野Cにもっと突っ込んだ指導をお願いしたいですね。
    明日明後日は実戦。
    シビアな状況の中で、練習の成果を見せて欲しいですね。

  2. 虎っしー より:

    「走る」ことはすべてのスポーツの基本であり、走れない選手が良いアスリートになれるはずがない。
    高校球児時代監督から耳にタコが出来るほど聞かされ、いやいやながらもランニングメニューをやらされていたことを思い出します。

    福留は兼任コーチになったんだよな?と解説陣も勘違いしている位ですし笑
    現役のGG賞獲得者から直接教えて貰えるのは本当にラッキーだと思います。学んで盗んで身につけて!

    本当にそうですね!ノックする人と間近で見て指導する人は分かれてしかるべきですね。
    打撃投手とかが正にそうなんですから。
    ノックするのも好きなんだとも思いますけどね。

  3. そよ風 より:

    かつての西武黄金時代。

    個々の選手の能力が高いばかりでなく、自分が試合を動かすんだという進取的な気運がチーム全体に漲っていてそれが敵チームに物凄い圧力を与えていた。
    清原さんがまだ若くてハンサムなスラッガーだった頃。

    私も阪神にああいうものを求めたい。
    端的に言えば機動力。
    それはただ盗塁数に限られたものではなく各選手の主体性、積極性といったようなもの。

    森さんの野球を研究する余地はあると思う。
    あのチームは素晴らしかった。

  4. 虎ジジィ より:

    1年ぐらい前に名手大和が、「(外野守備では)福留さんに比べたらまだまだですよ。」と言っていましたが、昨日は守備が上手い江越にも福留は一球ごとに熱心に指導していました。
    福留いわく「その時に言わないと頭に入らないから試合中でも確認する」らしいですが、表現は悪いけど「子犬のシツケ」と原理は同じなのだなぁwと関心しました。
    まさに外野守備の伝道師、福留は本当にありがたい存在だと思います。それもライバルになる選手に教えるワケですから、自分にプレッシャーをかける意味もあるのがも知れません。

    虎っしー様も言っておられますが、「走る」事は全てのスポーツの基本、どんどん走らせて欲しいです。2軍も同じように走っているようです。
    私は走った後の選手の表情にも注目しています、昨日は確認できませんでしたが、やはり藤浪はいつもキツくても涼しい顔をしていて「負けん気の強さ」が伺えます。
    キタイガースで藤浪に(やや的外れな)インタビューした福家さんが藤浪の言葉にタジタジになっていたのも印象的でした。
    今季は相当やると思います。

  5. トラ11 より:

    相手に走られることはとても嫌ですが、こちらが走りまくって相手を混乱させるのは爽快です。
    バックミュージックに乗せられてのリレー、ベースランニング等、選手は大変ですが、今年はこのしんどい練習が結果を残せることになると信じます。
    陽川、横田は金本監督にも個人指導を受け、福留にも守備指導を受けて幸せ者です。これだけ力を入れてもらっているのですから、試合で使ってもらえるよう、また一軍で定着するように頑張って欲しいです。期待に応えないと罰が当たります(笑)
    今日はキャンプも休日、上本は厳しい金本キャンプで相当疲れているのだと思います。上本だけではないでしょうが、1日ゆっくり休んで怪我の無いようにして欲しいと思います。