試合ない日はつれづれに

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髙山、ヘイグ、ドリス、守屋

ヒジロックの髙山は関節ねずみで決まりなのかな。だとしたら私は圧倒的に「今すぐクリーニング手術しちゃった方がいい派」だ。超変革の象徴だとか、新人王のチャンスだとか、集客の新機軸だとか、いろいろと考えなきゃいけないことがあるのはわかる。わかるけれども、「髙山の将来」と「超変革2016タイガース金本元年」を総合的に考えれば、サクッと手術するのがベターだ。だって万全でなければ調子を落として、新人王どこじゃなくなるだろうし、かばっていれば別のところ壊す可能性高まるじゃん、必ず。
当初言っていたように「大きく育てたい」のなら、そんな小さいことはすべてなげうって即手術がいい。私はそう思う。

月曜の公示でヘイグが抹消された。ドリスが登録されるとのこと。また20日の倉敷でご当地の守屋を先発させるとか。機を逃さずに動く姿勢はとても良い。
調子を落とす、負ける、連敗する。そんな時でも首脳陣は「使えるネタ」を嗅ぎ取って、タイミング良く使うことに集中しなくてはならない。結果を受けてフリーズしちゃうことのないように。

投手陣の踏ん張りどころは競争で

ここまでの最大のヒットは先発6番手から、今や安定感ナンバーワンの活躍の岩貞。振り返れば去年の秋季キャンプから「化ける」と言われたものの、調子を下げたり、「やっぱりダメ」と言われたりして、決して一直線に来たわけじゃない。でも今の活躍があるのは、信じてチャンスをやったからこそ。

これまでのタイガース育成の失敗は、すぐに「使えない」と決めつけてしまったこと。決めつけて「使わずして殺す」くらいなら、使って砕けて死んだ方がマシ。実際はそう簡単には死なない。死なない程度に失敗・痛みを経験させて、「意外と死なないもんだ」「その程度の痛みなら辛抱できる」と慣れていく。どんどん強くなっていく。

今は中継ぎ、先発とも投手陣に安定感がなくなっているが、ここは力不足と思われる若手でもどんどん使って、活性化して、競争激化によって全体の力を向上させたい。ファームでは、先発が守屋、島本、岩崎、青柳、秋山の順に投球回を重ねている。リリーフでは石崎、田面、筒井、二神、ドリス、金田、山本、岩本の順に登板機会が与えられている。彼らすべてが一軍で戦力化するとまで楽観視はしないが、活性化によりパフォーマンスが激変する可能性はある。それは打者陣だけに限定される話ではないだろう。

ポイントは大きくとらえる首脳陣の「度量」

そう簡単に良い結果は出ないかも知れない。とっかえひっかえ試合に出してもポコポコ打たれるかも。でも、それをやらない限りは何も変わらない。どれだけ新しく人を連れてきても、「成長のために出しているのだから、勝負して打たれるのはOK」が徹底されなければ変わらない。悪いところばかり気にしないで、良いところを見て、使い方を考える。その度量。

金本監督、掛布二軍監督は担当コーチの進言を大事にする指揮官(というか「投手はわからん」のスタンス)。度量を感じる。久保二軍投手コーチも育成には定評がある。矢野コーチも任されることで、逆に金本監督の色を尊重するだろう。だからこれからは良い方に向かっていくような気がする。

他チームでよく見る「年間の良い循環」は、3・4月に新人や若手がダーンと飛び出して、その後に刺激された中堅が盛り返すとともに、若手たちが少し息切れ。中盤の勝負所にかけてはベテランが実力を発揮して戦力が分厚くなり、秋が近くなると若手たちが力と自信をつけて再び戻ってくるというやつ。そういう大まかなイメージを持ちつつ、チームを運営してもらいたい。

コメント

  1. 西田辺 より:

    最近チョット下降気味のヘイグを下げて、ドリスを昇格。
    中継ぎ陣へのテコ入れを図ったようですね。
    やっぱり、ここまでの戦いで不安な点は中継ぎ陣。
    特にデータを集めたわけではなく、全くの私のイメージだけなので、
    間違ってたらゴメンナサイ。
    終盤、投手が替わってやたら先頭打者を出している気がします。
    5点も10点もリードしていれば、特に気にもかけませんが、接戦での
    先頭打者出塁はやっぱり宜しくない。
    替わりっぱなは、どんな投手も不安なもの。
    だけど、ここを全力くらいに抑えないと、相手に流れを持って行かれます。
    相手に「イケルぞ!」と思わせてはダメ。
    それほど先頭打者は重要なんです。
    特段内野守備に強みがない現状のタイガース。
    次々と塁を進められて失点のパターンが多く見られます。
    そりゃ打たれる事もあるだろうけど、「まず全力で先頭を切る」ところから
    始めよう。
    >高山
    やっぱり私も、「治療優先」派ですね。
    言い方は悪いかも知れませんが、「損して得とれ」ですよ。
    今、彼に抜けられる痛さはある。
    けど、将来的にもっと活躍してもらう事を考えれば、現状での無理は決して
    得策ではないと思う。
    何も外野手がもういない訳じゃない。
    鳴尾浜に、出番を欲している選手がいるじゃないですか。
    現有戦力に拘って、敗戦を重ねることは「超変革」の意義に沿わないと思いますが。

    今日からは甲子園に帰ってのヤクルト戦。
    ようやく連勝で調子が出てきた燕軍団。
    皆の者、心してかかられよ!

  2. 虎ジジィ より:

    先週、勝った時の金本監督勝利インタビューで「二軍との共同作業の結果」と仰っていたのですが、その時は意味が分かりませんでした。
    しかし、その答えが今日のコラムにありました。
    金本監督と掛布二軍監督の「二人三脚」の意思疎通(方向性)は、とても上手く行っている様子です。
    もし守屋の先発が上手く行ったらこの「二人三脚」に米俵一俵でも送りたい気分ですww。

    そして待望のドリスが「8回の男」に上手くハマれば「どうしたもんじゃろのう」の中継ぎ不安が一気に解消されます。

    今日は「超変革再スタートの日」そんなワクワク感があります。

  3. 鳥取の虎吉 より:

    高山に関しては本人の意志もあるのでは?と思いますがどうでしょう。
    本人が大丈夫と言うかぎりは暫く様子を見るんじゃないですかね?

  4. そよ風 より:

    高山に関してはトラオさんに賛成です。
    送球カバーに鳥谷が走らなければならないようでは…ショービジネスとしてのプロ野球の魅力が半減します。
    新人賞よりも数年後の首位打者です。
    せっかくタイガースに来てくれた才能ある若者です。
    大事に育てていただきたい。

    私の希望を言いますと…

    ・藤川を先発からセットアッパーに転向させる
    ・福留は休み休み使う
    ・鳥谷は北條と併用
    ・西岡をスタメンから外してセカンドは上本と大和を併用
    ・西岡は狩野とともに代打の切り札に
    ・緒方と板山を上げる
    ・ゴメスはペレスと競争させる
    ・岡崎を下げて坂本を
    ・秋山を先発に回す

    皆さんの賛同は得られそうにないですが(笑)
    個人的な楽しみとしてお許しいただきたい。

  5. 虎蜂 より:

    高山もそうですが、福留の状態はどうなのでしょう。彼の存在はもはやチームに欠かせないものになりつつあります。しかし、だからと言ってほとんどベンチに置いたままでは超変革は成し得ないのでは?と思います。まともに走れない状態なら「10日しっかり調整してこい」というのも一つの考え方として必要なのではないでしょうか。

    選手を育てるという体制としては100点に近いぐらい改善されていると思います。昨季までは谷間で好投しても次の日にはすぐ入れ替えられ、やり繰りとしては効率が良かったと思いますが、選手の成長を阻害していました。守屋の結果次第では4本柱とてうかうかしていられない。そんな競争になることを期待しています。

    ドリスは思ったよりも早く出番が回ってきました。彼が活躍することで助っ人達にも競争を巻き起こして欲しいですね。

  6. 勿来 より:

    名古屋でくらった3タテと熊本地震とで、気分的に凹んでましたが、今日のトラオさんの記事で気持ちが少し晴れました。

    高山の件は、私も早急な治療推奨派ですが、去年の骨折で野球することに飢えていたであろう高山は、今オフまで手術を伸ばす選択肢を取っているのでは?と考えてます。
    ただ、とにかく、無理だけはしないでもらいたいものです。

  7. hi64 より:

    ヘイグに関しては,出塁率は高いものの打撃の調子が下降気味で妥当な判断と言えそうです。
    日曜日の試合で,ヘイグが1塁走者で横田がライト線に2塁打を打ったんですが,そのときツーアウトにもかかわらずヘイグは打球を見ながら走り,高代コーチが手を回していたにもかかわらず3塁でストップしました。
    こういう点が監督の逆鱗に触れたのかもしれません。
    また,どなたかもおっしゃっていましたが,これも日曜日の試合で,高橋周平の1塁後ろファールフライ。
    かなり高く上がった打球で,ゴメスのふらふらとした追い方でも落下点近くまで行けた打球だったのですが,西岡が追ってない。
    ゴメスがあそこまで追えたのですから,打者が左バッターのため1,2塁間寄りに守っていた西岡がまっすぐ追っていれば間違いなく捕れた打球です。
    僕の印象では,金本監督はこういう気の抜けたプレーを一番嫌がるはずで,スタメンはく奪もあり得るかなと思ってます。
    現状の守備を考えると2番なら出塁率.350が最低ラインと思ってみていますが,西岡はそれをクリアしています。
    得難いキャラクターで貴重な選手ですが,ベンチで見ている若手ががっかりするようなプレーは見せてほしくないものです。

  8. 虎轍 より:

    この何日間かのモヤモヤ…
    熊本の震災もあってモヤモヤが増幅しておりましたが、今日からの甲子園でスカッとさせてもらいたいです。
    状態の落ちてきたヘイグを掛布再生工場に出向させて鍛え上げて戻ってきた時には大爆発する事を期待したいですね。
    今日は甲子園に行って、がむしゃらに選手を応援してきます。
    モヤモヤ感は勝利という薬が良く効くんです(笑)
    頑張れ藤浪!頑張れタイガース!

  9. ぴゅあらっく より:

    どなたも訂正されていないようなので、一言。トラオさん、守屋投手が先発予定の20日は甲子園の試合ですよ(^^;;。
    倉敷は21日の試合でメッセンジャー先発予定です。

    • 菅野徹(鳴尾浜トラオ改め) より:

      うわっと!テキトーなこと書いてしまいました。お詫びして訂正します。ご指摘ありがとうございました。

  10. なかっち より:

    高山の肘ってそんなに悪いんですか?悪いのなら即手術に私も賛成です。しかし、試合に支障がないのであれば・・・との条件付きでこのまま試合に出し続けるのも有りやとも思います。試合に出れるのに様子を見るために欠場するってのはレギュラークラスの選手がする事。レギュラーにもなってないルーキーがする事ではない。

    試合に出れないのなら即手術。出るのなら痛い痒い言わない。

    ベンチに置いておくとか中途半端だけはやめてほしいです。

    へイグにかわりドリスが上がって来ました。ドリスがファームでどんな成績を残してきたのかわかりませんが、せっかくのチャンス。へイグが上がってこれないくらいの活躍を期待したいです。(サードは陽川と北條で競わすべき)

    明日守屋先発ですか。マウンド度胸には定評ありますし、頑張ってほしいです。
    その前にはNMB48の山本さやかちゃんの始球式もあるんですよね。明日見に行きたかったぁ〜(泣)

  11. 奧虎鳳 より:

     BCリーグ・石川ミリオンスターズへ派遣の一二三選手、福島にビジター戦で遠征。日曜、四番ライトスタメンも二回途中降雨ノーゲーム&月曜、四番ライトでフル出場4打数1安打1打点の新聞報道。地方紙なんで、ビジターはスコアシートのみの扱いで詳細は不明ですが、参考までに。
     外野ポジション・若手争奪戦の真っ只中のBCリーグ派遣、石川から福島バス移動6時間以上かけての遠征!一二三、約半年の派遣からまずは再度の支配下登録を(^O^)