Tigers-net.com(タイガースネット.コム)で虎コラム「自称阪神タイガース評論家」を更新しました!
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対ヤクルト 24回戦 甲子園
ヤ | 0 1 0 1 2 0 0 0 0 | 4
神 | 0 0 0 0 0 0 0 0 0 | 0
勝:館山11勝5敗0S
敗:メッセンジャー12勝7敗0S
ヤクルト:館山
阪神:メッセンジャー – 渡辺 – 筒井 – 藤原 – 西村
コメント
ウチが勝って中日の優勝が決まる、なんて事の無いように空気を読んだんだよね・・・ね。
と、強がりの一つも言いたくなる(笑)
こんな試合を評する時、慣用句の様に「勝利への執念が・・・」と言うのを見かける。
特に数値に表れる訳でもない「勝利への執念」。
優勝チームにも最下位のチームにも等しく存在するはずなんだけど、やっぱりどこかで差が付いている様に見える。
ペナントレース途中での順位がどうあれ、「勝ちたい」と言う渇望を呼び込むのは、人生の中での野球に費やす時間に比例するのではないだろうかと思う。
聞く処によると、中日のキャンプでの練習時間は他球団のそれを大きく上回るらしい。
阪神のキャンプを終了まで取材した記者が、北谷に回ってみると、ドラゴンズナインはまだ練習していたという逸話もあるほど。
これほどまでに濃密な野球時間を過ごせば過ごすほど「勝ちたい」「上手くなりたい」と言う欲求は高まるはず。
また逆に「上手くなりたい」「勝ちたい」と思えばスキルを上げるしかないだろう、と言う結論に達するはず。
勿論、闇雲に体を動かすだけでなく、質の高い練習が必要なのも必然。
この8年間、落合博満という男は量においても質においても高いレベルの練習を選手に課してきた。
それこそ、若手もベテランも分け隔てなく。
昨年・今年の連覇は、その結晶だと思う。
いくら質の高い選手を揃えても、他球団のスコアラーに失笑を買う練習をしていては土壇場での力に差が出ると言う事。
勝利への執念なんて、今日の試合が勝ちたいだけで本当の意味で生まれてこないし、結果に結びつかない事。
落合竜には良い物を学ばせてもらいました。
心から、素直に「連覇おめでとう」と言いたいです。
不謹慎ながら、シーズン最終盤のBクラスのチームの消化試合観戦に甲子園がいっぱいになる人数を集めるとするならば、『引退興行』でしょう。
ただ、昨今は引退試合をしてもらえるような大物はFA移籍が普通になっていて、選手にとっては「まだ、やれる」と思うタイプが多いようですし、「長年やってきた球団に戦力外通告を受けたら、そこで花道を飾る」という意識もなくなっているのかもしれません。
引退試合でのヒットや、長年のライバルとの勝負はファンにとっても選手本人にとってもペナント関係無しの思い出深い物だと思うのですがね。
さて、真弓監督後の後任監督の件ですが、(toraoさんは、立場的にあの場所では書きたくても書けないのではないかと邪推しています)私は名前が上がっている候補の中では矢野氏が一番だと思います。
捕手という監督向きのポジションであったこととは勿論、今ならば敵味方、1軍2軍、選手の特性を良く知っているという点で捕手出身の特性を今が一番活かせることが出来る時期だからです。阪神OBで監督未経験者は誰もが監督としての能力未知数ですが、一番妥当で、ある意味失敗しても一番許せると思います。伊東氏、古田氏の失敗があるので、絶対成功するとは言えないところですが、他の監督適齢期の候補者は長い低迷期の選手で、チームの強化法のノウハウが欠落してはいないか?という疑念が私には常にあり、真弓監督の躓きと監督期間中の建て直しの失敗が(コーチ陣を含め)、ノウハウの欠如だと思っている次第です。
他球団の現役監督の招聘は、今は儀礼上、絶対不可だと思います。
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