お見合いした若い2人がアベックになりましたア!!(by ダンカン)←上手い!(笑)
気持ちよすぎる2本のホームランと、勢いに乗ったつるべ打ちで一矢報いる。
0-2とビハインドの4回ウラ。ここまでDeNA先発左腕石田にピシャリと抑え込まれていた。この日ショートスタメンの北條が先頭で四球。2球で追い込まれてから、粘って見極めて選んだ価値ある打席だった。
続く大山も空振り、ファウル、2球で追い込まれたが、3球目沈むチェンジアップに食らいついて中前にポトリと落とす。ロジャースはポップフライに倒れて一死一二塁。
ここで打席に熱烈応援中の中谷。初球ひざもとに大きく切れ込むスライダーにバットが出かかるが見送ってボール。2球目、この日さえ渡っていた直球にタイミングを合わせた。低目をすくい上げるように振り切ると、打球は大きな弧を描いてレフトへ。打った瞬間に行ったとわかる一発は、チームを覆うどんより重い空気を振り払う逆転スリーランホームランだ。
変化球を狙って打つのがうまい中谷だが、直球は仕留め損ないが多い。カウント球の直球を狙って、一発で仕留めて豪快に運んだのは大きい。前日、掴み損なっても、またチャンスが回ってきて、それを完璧に掴む。この男の成長スピードと、持っているものの大きさ、星の巡り。とにかくスカッとした。
阪神の先発は今季初登板の岩田。ようやく回ってきたチャンスだったが、その投球内容は初回暴投で先制点を与えると、2回は先頭四球からの失点。5回まで毎回四球というヨレヨレのものだった。それでも意地で粘って5回2失点にまとめ、1点のリードを保ったまま救援陣に後を託す。
2番手メンデスは150キロ越えの直球とキレのいいスライダーで6回を抑え、回をまたいで7回も登場。しかし先頭倉本に一塁線を破られて二塁打、バントで一死三塁のピンチとなった。田中は初球の速球を得意の右打ちしたが、前進守備の二塁大和の正面で二死。筒香を迎えて3番手髙橋にスイッチ。内角でファウルを打たせながら上手くカウントを作って、最後も内角勝負、強い打球だったがこれまた大和の正面でピンチを脱出。
なんとか追加点をとりたいそのウラだったが簡単に二死となり、髙橋への代打は西岡。ところがその打席中に降っていた雨が土砂降りになって中断。お誕生日の西岡、ここで止めないでよと切ない顔をしてみせたが、まあ仕方ないところ。40分の中断の後、再開して西岡凡退。
8回は桑原。しかし先頭宮崎は三遊間へのコースヒット、続く後藤は遊ゴロエラー。雨で下の弾み方も変わっていただろうし、ボールとグラブの摩擦も変わっていただろうし、鋭いけれども、捕ればゲッツーコースという微妙な打球。北條にエラーがついた。
嶺井が簡単に送りバントを決めて一死二三塁。しかしここから桑原踏ん張る。梶谷をポップフライ、代打荒波にはフラフラとセンター前に落とされたかと思ったが、なんとか北條が追いついてチェンジ。
そのウラ、DeNAは3番手砂田をマウンドへ。先頭の俊介が右前へ落として出塁。この日1番センターでスタメンした俊介は1回も先頭で右へ二塁打を打って、これでマルチ。こちらも少ないチャンスを掴んだ。
2番北條のバントは捕手前に小さく上がるやや失敗バントだったが、うまく「交錯」したのと転がりにラッキーがあって送り成功。一死二塁。打席に大山。
初球、2球目とスライダーを続けてカウント1-1。まっすぐはガチンといくけれど、キレのある変化球についていけていないという敵軍スコアラーの評価がかいま見える。3球目、同じスライダーが甘く入る。しかし大山はこれをしっかり捉えた。間合いをキープしながら、開かずに上から叩く。低いライナーが左中間に伸びる。前進守備を越したのはわかったが、打球はそのままスタンド最前列に飛び込んだ。
1点差から3点差へ。試合の投げれを決定づける3号2ランホームラン。
大山は価値あるホームランを打つ。走者を置いて打つ。
この後、ロジャース、中谷の連打、鳥谷の四球で一死満塁、大和の右前タイムリーで砂田をKO(4番手三嶋)、二死から代打高山が走者一掃の3点二塁打(素晴らしい打球が右中間へ、高山も浮上のきっかけにしたいね)、俊介の一ゴロが敵失を誘って10点目。大山の一発によって試合の均衡が崩れたと言っていい。
最後はドリスを出さず、松田が登板。相手の桑原に11号(うちの最多、中谷といっしょや)を打たれたが無難に締めて、なんとか2位同率に並び直した。
岩田はおよそ2年ぶりの勝利。次の機会にはもっと「らしい」投球をしないとね。中谷、大山と3人そろって、淡々としたヒーローインタビューの後、さや姉が勝利の六甲おろしを生歌唱。これは広澤克実以来かな(笑)。それが終わると再び土砂降りという、実にあわただしく、面白い夜だった。
コメント
ダンカンさん上手いなぁww
(因みにアベックは野球以外では死語ですが…)
しかし本当に石田&砂田を砕いて、岩田に勝ちが付きましたねぇww
岩田は久しぶりの先発の緊張感からか、立ち上がり苦しみましたが最小失点に抑える粘りの投球でした。
5回2失点は、先発としてはホント最低限の仕事でしたが「勝ち星」は最大の薬!次はもっとやってくれるでしょう。
そして個人的に痺れたシーンは3つ
①中谷 モヤモヤを吹き飛ばす起死回生のスリーラン
②ピンチでの聡文vs筒香
③崖っぷち高山の走者一掃ツーベース
それぞれ「ヨッシャー」と叫んでしまいました。
影のヒーローは桑原、地盤の悪さを利用されたピンチ(コースヒット→ゲッツーのハズがエラー→湿った土でキレイに送られワンナウト2.3塁)をゼロに抑え、岩田の勝ち星を消さなかったのは素晴らしいのヒトコト!
また、最大のピンチで大和のグラブに打球が吸い込まれ、大和の「オレだけど突入できんの?」的な余裕のある振る舞いがカッコ良かった。
昨夜、ピンチでことごとくサラッと守備をした大和は既に「顔が効く守備職人」に成長しているようです。
ヒーインは時間の関係もあり「巻き」でチャチャっと終わったのは残念でしたが、さや姉のナマ歌まで聴けたのはラッキーでした。
長期ロードも「W糸抜き」の苦しい戦いですが、中谷、北條、高山辺りの「ナニクソヂカラ」で乗り切って欲しいです。
ピンチでの大和のグラブ捌き痺れましたねぇ。
打球が飛んだ瞬間、ヒヤッとしましたが前進守備の時も
筒香の打球も「イージーですが、何か?」って感じの
打球への対処。
思わず笑ってしまいました。
エリア0は抜かさせねぇよ!
って言うプライドさえ感じる安定感。
今の打撃の状態を見ても、スタメンから外す要因は何一つありませんよね。
まいどです(*Ü*)ノ””
2回のタッチプレーなども「余裕ですが、何か?」みたいな優雅さすら感じました。
今日はショートに戻るかも知れませんが、前日には左打席で引っ張ってのヒットもあり、ルーキー糸原の穴を攻守で埋めてくれているのは嬉しいです。
此方は岩を先発させているのに、石や砂に負けるわけにはいかんでしょ。
前日失態を晒した二人が昨日はヒーローに。
こういう熱い名誉挽回は気持ちいいですよね。
今年、高山・原口・北條が(実質)2年目のジンクスに苦しんでますが、
彼等にはそれが訪れないことを祈りたい。
岩田は立ち上がりから、球数も多く不安定なピッチング。
3回以降、シャキっとしないながらもゼロを並べて反撃の下地を
作ったのは、大きかった。
でも相変わらず球を離すリリースポイントが高いのが気になる。
それと必要以上に左膝を曲げるフォームも。
球が浮かないように姿勢を低くしているつもりでもリリースポイントが
高ければあまり意味がありません。
次回までの課題でしょうね。
DeNAにとって、攻守共にロペスを欠いた布陣は痛かったでしょうね。
元々メジャーでセカンドを守っていたロペスの守備は固い。
前日までも良い当たりを結構阻止されてました。
守れる選手の重要性はタイガースも大事にして欲しいですね。
今日から甲子園を高校球児に明け渡し、約1ヶ月のロードへ。
昔に比べて、移動もロード先の環境も格段の改善が成されてるので
さすがに「死のロード」とは言えなくなりました。
まずは手近なナゴドから。
体調管理を万全にして、笑顔のロードを歩いて欲しいですね。
スカットした試合。爽快な朝、おはようございます。
守備の安定感と強肩も含めて、一押しの中谷が決めてくれました。
大山も、期待に応えてくれました。
良くやった。
ロジャース補強も、正解だと思います。フライを打ち上げても、あの高さまで打ち上げられるスイングは大変魅力があります。
好守が光る大好きな俊介と大和がバッティングでも活躍する姿は、素直に嬉しいです。
攻守のバランスを考えれば、センターは俊介が最適だと思います。
もはや大和は、ショート、セカンドからは外せません。
かたや、鳥谷を3番に置くべきと考える私なので、大山 をレフトで使う金本監督のプランには、賛成です。
高山は、昨日のスイングは良い時に近かったのですが、元々、トップの位置が深く、後ろから粘ってインパクトしてからも股関節のエリアの中ではボールをバットで運ぶ時間が取れるという天才的な才能を持つバッターだったのが、金本監督や片岡コーチのバッティング理論、指導から前でインパクトするスイングを刷り込まれてから、サッパリです。変に前でさばくから、軸足が折れて、手打ちの状態。
去年の鳥谷よろしく、今年は高山の才能が潰されています。
高山の守備が今期低下しているのも、去年の鳥谷と同じ原因なのでしょう。
原口にも似た傾向が見られます。
中谷や大山、俊介らには、金本監督、片岡コーチの打撃理論が、バッチリ合っていると思いますし、金本監督、片岡コーチらが必死になって指導されている姿勢は、高く評価しなければなりませんが、自論に執着するだけでなく、もう少し選手の持っている特性にも目を傾けて、良さを引き出して頂ければと思います。
金本監督自身が、昔の自分のスイングをビデオでみれば、自分の教えている感覚と実際の自身のスイングに違いがあることに気づいて、高山への指導にヒントを与えてあげれるのにと思うのは、私だけでしょうか。
私の思っていることをスバリ指摘してもらい感激。
・大山、中谷には金本監督の打撃指導が合っている
・鳥谷、高山、原口、江越には合っていない。
人を教育・指導するのは大変難しい。
良い指導者とは、自論にとらわれず、その選手に
合った指導を心掛け、納得させて、相手の心に
火を付ける事が肝要。
岩国の虎 様、
返信ありがとうございます。
昔、ダイエー時代の王監督が、バッティングフォームを徹底したところ、内川を始め、皆んなスランプに陥った事がありました。
世界の王の言うことには、逆らえません。
そこにメジャー帰りの城島が、勇気を持って王監督の現役時代のバッティングフォーム連続写真を王監督に見せ、「王監督の本当のスイングはこうだったんです。」と説明したので、王監督が納得し、打線が復活したという事実がありました。
偉大な打者は、自分のイメージと本当のスイングに隔たりがありがちですね。
高山を一度、掛布監督に預けてみて欲しいですね。
岩田は本人自覚の通り、フラッフラ~な投球でしたが後ろの継投と打撃陣に助けられて、久々の勝利おめでとう。中谷の逆転HRがなければ次回の登板もなかったかも知れないピッチングだけど、結果勝って次もありそうな感じになったのは、持ってたんでしょうね。昨日は今季初登板って事で割り引いたとしても、次回はもっと制球よく行って欲しいですね。あとテンポアップも心がけて。
中谷はあの場面でよく打ちました。スワローズ戦のバント失敗と同じ無死一二塁でしたが、そんな事はもう忘れてたかな(笑)やはりバット振ってナンボの選手。「ホームランバッターらしいホームラン」なんて最高賛辞を監督から貰えて少しは胸のつかえは取れたでしょう。三歩進んで二歩下がる的な成長だけど、着実に外せない選手に近づきつつあると思います。ミスした後じゃなくても打てるようになろうね。
岩田の投球を観てクラス会で催された「ハンカチ落とし」を思い出した。相手(打者)に気付かれないように、そっとハンカチ(球)を置いてくるようなスタイル。観てるこっちは冷や冷やもんだ。
トラオさんの昨日の文章のタイトル「デートなう」みたいで密かにツボった。
高山に久し振りの長打❗今でも左右関係なしに試合に出れると思っている。少しずつだね。
中谷と大山のホームランは嬉しいが監督の言葉で発奮したとは思いたくない。つうか栗山監督や読売の監督とか星野さんとか混ざり過ぎw。鉄拳制裁は時代に合わないけど炎の前に若手を並べるシーズンオフが有ってもいいと思う。新井の兄ちゃんみたいにね。心技体、何が一番かは未だに分からないがタイガースの若手の中では糸原から「強い心」が伝わる。社会人経験の強さか?
今年の秋冬は来季の為に「心を強くする」監督、コーチであってほしい。
岩田は,もっともよい時期に一軍に呼んでもらえず,運もなかったですが,
自分のミスも絡んで2点を先制されたのに逆転してもらって勝利投手ですから,
今までの不運を補って余りある幸運が舞い込んできましたね。
直球は強いし,スライダーも切れてるように見えました。
投げ急がず,ストライクゾーンで勝負する投球ができればまだまだ上がり目がありそうです。
昨日は追試を受けさせてもらえるくらいの投球ではあったので,
次は目の覚めるようなピッチングで自分の投球で勝ちを掴んでほしい。
とにかくおめでとう。
こんにちは。
初回、ワイルドピッチであっさり失点、こっちは先頭打者ツーベースも無得点、2回先頭打者四球からこれまたあっさり追加点を奪われるなど、ハナから先が思いやられる展開だったのが、中谷の逆転弾で全て吹き飛びました。8回の駄目押しもしかり、こういう攻撃をもっと見たいなぁ。
昨日のスタメン、個人的にはすごく好きです。レフト大山を不安視する向きもあるでしょうが、実績や名前で選ばずに状態のいい選手を使う感じだったかなと。今日バルデスなので、もう1日これで行って欲しいな。
まずは岩田おめでとう!!ですね。
これをきっかけに次はより自分の投球が出来るよう頑張って貰いたい。
捕手は同じ坂本でいって貰いたい。
攻撃では中谷の3ラン、大山の2ラン、高山の走者一掃タイムリーなど
見所一杯でしたが、後ろ二つは非常にラッキーでした。
と言うのは、そもそも大雨の時点で降雨コールドにすべきだったと
思うからです。
ずぶ濡れの観客も阪神ベンチも横浜ベンチさえも、「え、やるの?」
って感じで状況を見ていました。実況・解説もなんで終わらせないのか
というニュアンスで話してました。マウンドの横などには水が溜まって
ましたし、再開してからも両チームエラーするわ、ランナーは
足滑りそうになるわで、怪我の心配も十分にありました。
1点差とは言え、ゲーム終盤で且つホーム側が勝っていて攻撃中と
判断はし易い状況でした。天候も不安定なままでした。
何故試合を終わらせなかったか理解に苦しむところでしたが、
お陰で終盤の猛攻が見れたのは良かったです。
岩田に勝ちを付ける為にチームが一体になれた、良い形での
勝利だったと思いますので、これを弾みに良い流れで長期ロードに
臨んで貰いたい。
岩田は立ち上がりから緊張してたのがわかりましたが、暴投に失点に絡む四球、ましてや来日してすぐの助っ人投手かっていうボークまで。負けてたら完全に戦犯でしたね。
ところが中谷のホームランで状況が変わって勝ち投手の権利まで頂いたからには、中谷に飯くらい奢っといてや(笑)
中谷は打った瞬間にバット投げからの左手ブルブルは確信してたんでしょうね。ええホームランやったで。
阪神園芸さんが凄いのはわかるんですが、あのグラウンドコンディションで怪我人が出なかったのは良かったですが、40分も中断して試合続行せんでも…
まぁ試合続行したからお見合い相手の大山のアベックホームランがあったし、久しぶりに高山らしいバッティングも見れましたね。
今日からは最下位ヤクルトにボコボコにされた中日とナゴドで試合ですが、阪神も引き続きボコボコにしたろう!
勝とうぜタイガース!
今号のNumberの表紙が『不屈の虎』ですか。
昨日負けてたら『鬱屈の虎』。誰が買うかと思った。
まあ、昨日勝ったので辛うじて許してあげよう。(編集部も胸撫で下ろしてることでしょうな。)