貯金17で2位。Bクラスだった前年を思えば大きな進歩だったが、優勝した広島の貯金は37で10ゲームもの差をつけられた。スピードとパワーを兼ね備えた打線の完成度は高い。守備力もずば抜けていて、黒田が抜けても薮田が埋め、リリーフ陣もそろった投手陣にも穴がない。正直言って、「手の届くところにいる」という感覚はあまりない。
ただし、勝負はほんの小さな機運の変化でガラリと様相が変わる。広島の死角はまさにその完成度の高さにある。働き盛りというより、年齢的にはまだまだ若い選手が多い広島だが、早熟型の選手が多いという可能性も否定できない。何が言いたいのかというと、まだまだノビシロがあるのかどうかはわからないということ。
チームも連覇し、個人個人もすでに頂点に達しているのならば、これまで武器にしてきた「チームの勢い」、すなわち成長パワーは使えない。
阪神はこれまで完成度の高さで勝負しようとするきらいがあった。今年は成長パワーを活用してチームの勢いにしていく可能性を感じる。
「阪神を倒さないと絶対に達成できない」/緒方監督(ニッカン)
阪神は、DeNAや読売と比べて特別に抜けたチャレンジャーだとは思わないが、緒方監督は阪神にロックオンするような発言をしている。その真意はわからないが、「成長パワー」を使ってくるチームがあるとすれば、という設問に引っ掛かってきたのかもしれない。
【告知】開催迫る!『野球未来万博』
コメント
リーグ連覇を果たした監督に警戒される、と言うのは気分の悪いものでは
ないけれど、本心は他にあるかも知れない。
東京で聞かれれば「読売」と答えたかもしれないし、横浜で聞かれれば
「CSのリベンジに燃えてます」と答えるかも知れません。
まぁ、余裕のリップサービスくらいに捉えといた方が精神衛生上は健全かも。
田中・菊池・丸は故障等がなければ、守備力攻撃力でチームを引っ張るだろうし、
投手陣も前田・黒田と相次いで抜けた穴を感じさせない。
鈴木誠也が開幕に間に合うか、くらいしか心配な点はないでしょうね。
カープの強みは何と言ってもホームゲームでの強さ。
2017年度50勝20敗1分でなんと30の貯金。
阪神が41勝29敗2分の貯金12。
この差がほぼシーズンでの成績になってますね。
00年代の中日もそうだったんですが、やっぱりホームで強いというのが
優勝するチームの条件なんでしょうね。
タイガースの場合、何処を意識して戦うなんて余裕はないでしょうから、
とにかくホームゲームで勝てるチーム作りを目指すべきでしょうね。
広島を見ていると、マツダスタジアムの特徴を生かした攻撃が随所で見られます。
金本監督は、まだ「誰それを使いたい」と言う起用が先行する傾向にあります。
この試合を勝つために、どういう布陣を敷くかという戦い方も必要になってきます。
幸いな事に、若い選手も力を付けつつあるし層の厚みも出てきました。
ぼちぼち、ハッキリとした戦術・戦略を土台に戦う段階に来たと思います。
2018年型のタイガース楽しみです。
広島が警戒するのはDeNAにしといてくれよ…
タイガースには負けといてくれよ(笑)
タイガースの投手陣も若い、勢いのある才木や小野が活躍してくれれば勝機はいっぱいありますね。
そこにドラ1馬場も絡めばええですね。
言わずとも藤浪、岩貞の復調もあれば、尚善しですね。
打撃陣は個人が打率を1分ずつでも上がればええですね。
連覇チームの監督から警戒されるのは、チームが成長してきている証でしょうか。緒方監督は個人的には金本監督へのライバル心は、強く持っているでしょうし、昨年2位のチームを無視するわけにもいかないでしょうから、特に何って事かと思います。
カープはリーグ2連覇した。打線は中軸が熟成しつつあり、1~6番までがほぼ固定できる様な陣容。今年は自他ともに認める、優勝せねばならない立場に置かれる存在となっています。このあたりのプレッシャーを強く感じるようなら、先発も揃ってとは言えないし、つけ入る隙は出て来るかと思います。カープだけが敵ではないので、タイガースがマークするチームは全チームなのかも知れませんが。
関係のない話題ですが、昨日時間があったので鳴尾浜に自主トレ見学に行ってきました。多くの若トラたちが練習に励んでましたが、その中に横田の姿が!手術明けの上本と共にノックを受けておりました。まだスローイングはしてませんでしたが、体つきも大分戻ってきた感じで元気そうには見えました。焦らずじっくりでいいので、頑張って持ってきてほしいものであります。