記事執筆でお世話になっている洋泉社の編集さんから1冊の本が届く。
「ランディ・メッセンジャー ~すべてはタイガースのために」(ランディ・メッセンジャー著 洋泉社 本体1300円 7/21発売)。
献本ありがとうございます。さてと、ざざっと読んで宣伝に協力してあげましょうかね……そんな「上から」な態度でこの本を読み始めたことを今は恥ずかしく思う。
こいつはとんでもない本だ。読んでいるだけで目頭が熱くなり、じわじわと涙がたまってくる。なんなんだこの本は!
もちろんメッセが日本語で書くわけがない。当然、通訳を介した取材で話を聞き取り、それを1冊の本にまとめたものに決まっている。そんなことはハッキリ言ってどうでもいい。
ここにある言葉からメッセンジャーの心が伝わってくる。あのときの気持はそうだったのか。そんなことがあったのか。
言葉が軽い時代だが、メッセの言葉一つ一つに真実がこめられている。最初から最後まで、誠実に素直に書かれている。だからファンに向けた言葉が、ただの「おべっか」でないことがよくわかる。
一つだけメッセの言葉を引用する。
「なんでタイガースが勝つこと以外の目的でプレーしなくっちゃいけないんだ」そんな気持ちにさえなってしまう。こんなにいい思いをチームとファンにさせてもらったのに、よそのチームのために働くのは、もはや筋が通らないレベルの話に感じてしまう。
(「おわりに」より)
内容をざっと紹介する。
はじめに 愛する球団で“日本人”になれた喜び
第1章 こんなに違う! 日本とアメリカの野球
第2章 タイガースの素晴らしき仲間たち
・背中で引っ張る同級生&ベテランたち
・梅野にまつわる虎の七不思議
・才木や高橋遥人は積極的に茶化している
・忘れてはならない2人の恩人
・大和とはフルネームで呼び合う仲
ほか
第3章 恥ずかしがり屋がメジャーリーガーになった日
・クイックが苦手な外国人投手が多い理由
・打者の反応をつぶさに観察する
・ベテランの役割とはなにか
ほか
第4章 メッセの流儀
・転機となった城島健司との出会い
・鳴尾浜から抜け出すためにカーブの封印を解く
・トライするしかなかった7年ぶりの先発
ほか
第5章 ぼくの大好きなもの~奥深きラーメンの世界~
巻末特別寄稿
・メッセを突き動かす「サムライ魂」 久保康生
・メッセは“キャプテンシー”の塊 藤井彰人
おわりに 生涯タイガース宣言
チームメイトとの楽しい関係もたくさん書かれている。思わず微笑んでしまうエピソードがぎっしり。
この本を読み終わった後、きっとメッセに対する同じ気持ちをみんなが共有できるはずだ。
だから阪神ファン必読の書だと自信を持って言える。私は感謝の気持ちを込めて、自分のお金でもう1冊買うことに決めた。
コメント
メッセンジャーは好きなんで買いに行きます!
って、まだ発売されてないのね…
7月21日発売なんですね。
21日はちょうど二軍戦を聖地甲子園まで観戦予定やったんで途中で探してみます。
早く読みたいです。
メッセンジャーは投手としても、選手としても、長けてると思うんで、近い将来コーチとしてチームに残って貰いたいですね。
今日から後半戦ですが、勝ち試合を増やしていきましょう!
メッセンジャーに最多勝投手にして、優勝も経験させてやりましょう!
勝とうぜタイガース!
メッセの本、これは虎ファン必読ですね。発売日が待ち遠しい。オールスター出場という念願叶った今、もう一つの夢である優勝・日本一の喜びをともに分かち合いたいですね。
いや、しかしもう後半戦ですか。前半戦はあっという間だったなぁ。カープとゲーム差は開いていますが、絶望的とまでは言えないはず。金本タイガースの執念、見せてやりましょうや。
メッセの記事を読ませてもらい、是非買って読んでみたいと思いました。
そのメッセが今日の先発です。
今日はKTVで放送されますが、なんとゲストがブラマヨです。しかも甲子園の応援ゲストがハ光でまさに「勝率0%」の組合せ(泣)
そんな凶兆を吹き飛ばすのはメッセしかいません。そんなメッセを現地から応援します。
最近物忘れが激しくなってきたので、新刊本はアマ何とか
って言う通販で予約してます。
もちろんこの本も先週末予約しました。
何気に第5章が気になってたりする(笑)
事ある毎に、メッセのタイガースと日本野球に対する
愛情を目にします。
その言葉を見るたびに、メッセを優勝の輪の中に、と思って
しまいます。
年齢的にも、そんなに多くのチャンスは無いかもしれない。
だから余計に、彼のいる間の優勝を叶えてあげて欲しくなる。
外国人選手は、少しでも成績が落ちればたちまち立場が
危うくなる。
それ故、どうしても個人成績に走る選手が少なくはない。
それは仕方のない事と此方も割り切っている。
でも、メッセの言葉には「フォアザチーム」や「無私」と
いうものが滲み出ている。
成績は勿論の事、精神的にも生え抜きベテランのそれである。
そんなメッセが、今日からの読売3連戦の先陣を切る。
ASGの2イニングとは言え、中2日の登板を何の躊躇もなく
こなそうとしている。
これは打線全員で援護しなきゃ男が廃ると言うもの。
後半ロケットダッシュをメッセから決めたいですね。
何だか目次だけでも面白い本ですね。
本日は恒例の海の日観戦。仲間と車でやって来て、近くの風呂屋で休憩中です。
本だけで無く、ピッチングにも期待。
予約してきました。しかし「世界一のファン」がむず痒い。最近はフィギュアを観るように「このプレーがダメ。この判断はミス。」と試合後に減点ばかりしているような観戦が増えた。けど「ただ勝てばいい」だけじゃないから楽しくも腹立たしい。後半は「太い幹」を味わいたい。行き当たりばったりは次に繋がらないんだから。
ASGが終わった。「他に何か略仕方はないか?」なんて考えながらバドミントンとザッピング。不祥事が頻発しても選ばれる某読売の選手を観てたら「いいじゃん❗」というネタが浮かんだ。
A(あぁ)、S(『紳士たれ』は幻想の世界)、G(ジャイ○ンツ)。メッセ、岩貞、糸原。ASG中に何か無くなった物はないか⁉ …ASGへの憧れが無くなったのなら一回り成長したね。
メッセンジャー=阪神タイガース。
日本のメッセ、阪神タイガースのメッセ。
こんなにタイガースを愛してくれて嬉しいです。胸が一杯になります。
PCをポチッとしてアマ何とかで予約しました。
ASGだけではタイガースロスは満足できませんでした(笑)
でも、今日は観ることができる。現地へ行きたいけれど、こんなに暑いものね。
今日は祝日だから多くの子供たちが応援してくれそう。
内海を早めに引き下ろすくらいにメッセンジャーを援護して欲しい!