「この時期、勝ち負けはどーでも…」といいつつ、G戦だと勝負にこだわりたくなる。特にじゃかましい日テレ系の中継で見させられるビジターの試合では。
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そういう意味では実に最悪な試合。ただ中継番組としては実に良くできていた。岩田がゴロアウト率ナンバーワンだという数値を示すと、この日もゴロばかりでいい感じの投球。その岩田が、自主トレをともにする杉内への尊敬コメントを紹介したり、他にもマートンから杉内、山口や西村から金本のコメントもあった。立ち上がりに失点し、その後も悪いなりにイニングを稼ぐ杉内を褒めて、タイガースの送りバント→スクイズを見抜き、それが失敗すると「流れが変わる」→すぐ逆転。実にわかりやすい番組だった。別にタイガースもその「わかりやすい台本」どおりにやってやることもないのに、つきあいが良すぎるわ。
それに比べると、ネクストに金本で試合終了としてしまった我が和田監督は興業センスがなさ過ぎる。何を考えていたのかわからないが、こんなチーム状態でスタンドに駆けつけた黄色い人たちに何を見せなきゃいけなかったのかがわかっていない。興業だけでなく、今タイガースの集中力をもっとも高める男を出さずじまいで負けるのは、力を出し切っていないと言える。
わかりやすい番組の中に、一つなるほどと思った部分があった。それは岩田の(おおまかに)「自分はゴロ投手。だから野手と心を一つに…」というようなコメント。だからイカンのか。何かこういつでも流れに飲み込まれてしまう、流れにさおさすようにこらえきれないのは、「ぐぉら、ヘタレ野手ども、ビシッと守ってガンガン打たねえか、ダホが」という自己中心的なところがないのが悪いんだな。優しそうだもんな。それではイカンのだ。「どいつもこいつもヘタレなんだから、オレ一人で勝ってやるわ」と、江夏さんのようにならないとね。
まあしかしあそこでホームランボールを投げてしまう(投げさせてしまう)バッテリーもアレだが、それをホームランする坂本も大したもん。阿部もね。それは残している数字が物語る。何が違うって振るべきでない球は振らないし、打つべき球はもう絶対にモノにしてやるという迫力を込めて振ってくる。投手対打者の勝負で場を制している。新井兄弟は振っちゃいけない球を振るのが多すぎるし、鳥谷は打つべき球を見逃しすぎる。
軽い気持ちでダメ押しの3点目を狙ったはずのスクイズが、失敗によって逆転スリーランを呼んでしまった。「和田の一つ覚え」と言いたくなるようなスクイズ頻発で、最悪の併殺となったことを和田監督はどうインプットしたのか。小宮山のヤツ失敗しやがってなのか、新井戻らなアカンやろなのか、練習が足りんなのか、絶対に流れを失わない攻め方を考えるべきだったと学んだのか。
上本、大和の躍動があっただけに、もうちょい、良太、小宮山(全般にリードは成長しているが、ビックリぽろりもあったしね)、俊介(バントは素晴らしかった)が負けてられないというところを見せてくれれば「台本無視」の最高の番組になったのにな。
コメント
見てるといつも自信無いような感じの打席の小宮山…
自信を持って打席に立つならやっぱり結果が全てなんでしょうね。
私の言いたい事は全てトラオさんがおっしゃって下さいました。
前日のヤクルト戦に負けてたら不安定な杉内を容赦なくKO出来てたんじゃないかと思うんですよね。そこを和田監督に怒りたい。精神面を勝ちに導けてない監督の責任。連勝が出来ない。
岩田が何とかするやろ的雰囲気。
コミがこぼしてタッチアウトになった阿部が泣きそうな顔してた。え?泣きたいのはこっちだ。借金だらけで。阿部は自分が打たなきゃと思ってるし、コミと大違い。
堀内さんが、岩田らを褒めつつもコミのポロリとスクイズ失敗の場面だけ苦言された。スクイズはどっしり構えてとにかく転がせばいいのに、と。攻守共にホーム際で捕手が強くないと。
坂本に打たれた場面について 和田監督「ヒットはOKのところ。ホームランだけは…」
結果論でしかないですよね、これ。じゃあ坂本歩かして阿部と勝負してみれば?色々な面でかなり足りない所がある小宮山を自分が無理して使っておいてまた人のせいにしてる。
あの場面は外を続けていてもボールゾーンで勝負していても坂本は塁に出していたと思う。インコースで抑えてたら最高だったけどなあ。
スクイズは見え見えの場面でしたがウエストもされなかったし、小宮山を出している以上あの場面で点を取るにはスクイズしかないと思うので作戦的にはよかったと思ったんですが…トラオさんの言われるように流れを失うリスクを考えなくてはいけなかったかもしれないですね。
1,2番はホントに見てて楽しい!打順が回ってくるのが待ち遠しいもん(笑)
あの場面、小宮山にスクイズではなく、代打・金本で追加点を狙いに行って欲しかったです。仮に三振だったとしても、現地のお客さんは納得できたと思います。
今日の試合を見に行きますが、能見が先発だし、いい加減に東京ドームで勝って欲しいものです。
ワシは昨日の試合を見ていて感じたことは
小宮山と岩田のセンスの無さだ!
ワシの言うセンスとは技術ではなく
シックスセンスの事だ!つまり第六感が欠如しているのだろう?
言葉を変えれば危機予知能力といっても良い
この時点で間違ってもホームランを打たれてはならないのに坂本の一番好きな内角寄りにシュートを選ぶ勝負勘の無さが信じられないのだ。
このセンスは監督にも言えると思う!
ワンアウト3塁で阪神の中でも一番打撃センスのない小宮山に代打も出さない姿勢には驚かされた!
わしが監督なら間違いなく代打金本でしょう!どの道ライト方向にしか打てないし、外野フライの可能性もある。三振しても勝負をかけた姿勢はお客に分かる。
小宮山の打率を知りながらチャンスを棒に振る危機予知能力の無い監督。
前の回でもギリギリ押さえたのに交代しない
勝負勘の無いピッチングコーチなどセンスのかけらも無い!(笑)
これでは選手を生かすどころか、殺してしまっている現状が理解出来る。
来年は選手も中村GMが弄くってくるとか?
でも大事なことはベンチも選手もシックスセンスに磨きをかけて選んで欲しいものだ。
坂本はあの打席、インコースの真っ直ぐでストライクを取られている。
勝負所でもう一度来る、と読んでたんでしょうね。
別の言い方をすれば、台本・筋書き通りに演じさせられているのかも。
昨日の起用で、先発杉内ときたら浅井の出番はなかったのだろうか?
結果はいざ知らず、少なくとも本人同士は、それなりの思いがあるでしょう。
難攻不落の相手なら、少しでも気持ちを乱すピースを配さないと。
第三の捕手だから?
常識と言うか、ステロタイプに凝り固まって勝てるほど甘くはないですよ。
金本も、ランナー一人出た所で逆転ホームランの場面で出番を作る和田監督
かっこいい!とでもストーリー描いてたんでしょうが、そうは問屋が卸さない(笑)
余りにも、自分の都合だけでストーリーを書きすぎてますよ。
今のチーム内で、監督の作戦に付いていける選手・コーチが何人いるか。
自分で台本を書きすぎて、逆に他人の台本に乗せられる何とも滑稽な
風景になってしまってます。
>岩田
昨年13敗、今年12敗。
進歩がないんですわ、結局。
昨日投げあった師匠から何を学んで来たのか?
悪い状態でも試合を作り、勝ちを呼び込む。
自分のピッチングをしながら、何らかの要因で勝ちに結び付かない。
彼我の違いは何か?
何度も噛みしめると良いでしょう。
同じ事をやっていても、同じ結果しかうまれないんだから。
言いたいことは簡潔にします
和田さん、もうスクイズ辞めて
寒くて逝ってしまいそうです…。
昨夜の試合ー両チームの勢い・力の差を思い知らされた7回の攻防でしたね?
トラオ様も仰るように、G戦だと勝負にこだわってしまいます!!
悔しいけれど、これが現実ですよね…
いつも疑問なんですが、和田監督の采配にも台本があるんですかね?
初回、上本が二塁打。
(この選手は初回によく打ちますよね♪)
か?ら?の、大和の送りバント。
いつもここで腑に落ちない気にさせられる。
かつて岡田監督が、『初回からバントしてワンアウトを上げる必要あんの?』と、言っていましたが、時には必要なのかもしれないですが、毎試合する必要あります?
試合の序盤は相手ピッチャーも手探りな状況が多いと思うのですが、助けてどうする?もう少しイケイケで良いと思いますよ。
就任時に、『一点を大事に取りに行く』と言ってましたが、『一点しか取りに行かない』野球をしているようにしか見えないんです。
これじゃ、せっかく若い選手が勢いをつけてくれたのを自分で消しているような気がします。
皆さんどう思われます?
昨夜は3塁側で応援していましたが、なんと周囲はオレンジタオルが目立っていました。時代が変わりつつあるのを実感しました。
さて、昨夜は初めてドームで1勝か・・と途中まで(6回まで)期待していました。
結果はご承知の通りですが、私はベンチのミスが3回あったと思いました。
?タイガースで一番打てそうでない小宮山に代打を出さなかったミス(セリーグトップクラスの杉内から、小宮山がバント出来るのは非常に難しい・・と考えるべき)
?6回を何とか抑えた岩田は投球数の判断ではなく、アップアップ状態(限界)にあったのに、引っ張りすぎたミス。
?9回の金本を平野の打席で出すべきだったのに、見送ったミス。平野はヒットは打てるがホームランは多分打てない。2死で新井兄の打席で三振の可能性はかなり高かった。それを想定すれば金本代打という選択肢は、無謀な非常識な作戦ではない。金本が三振しても、ファンは納得するが、昨日のような結末は消化不良のモヤモヤが増大するばかり。監督不振がより強くなり、来季の編成にも影響が出やしないかと思う。
なんともやりきれない気持ちで帰路につきました。
こうゆう番組、巨人戦で昔良く見せられてましたね。中継始まった7時の時点では勝ってて、終わる時には結局負けてるとゆー。
ノスタルジックな気分になりますねぇ。
Yalkeysさんと全く同じ事考えてました。
和田さんは来年の事を考えて小宮山にあえてスクイズの練習をさせた、岩田は来年のことを考えてあえて引っ張った、と自分を納得させたんですが。。
9回に平野に回るからここで金本代打だろうって、スタンドの阪神ファンはみんな待ってました。一昨日の平野の打席ではアニキが代打に出ましたがその前に片岡コーチが「すまんな」と言う感じで平野に声をかけて平野がうなずいているのがテレビで映ってました。2日続けては平野に申し訳ないと言う気遣いですかね。和田さんってとことんセンスないなあ、と思いました。
なるほど今日の記事を読んで、自分がここ数年何にイライラしてるのかわかりました。
岩田だけではなく、選手全体にエゴやワガママが足りないんだ。
江夏さんやそれ以前に多くいた無頼な選手になれ!とまでは言わないけど、若手は俺に打たせろ!俺に投げさせろ!俺を試合に出せ!ぐらいじゃないと伸びないよ。ベテランは交代させられたら怒んないといる意味ないでしょう。そうじゃないと本当の世代交代になんない。
もっとワガママに自分の成績のことだけ考えるぐらいにやることが結果としてチームのためになるのに。
落合監督が言う野球選手は個人事業主なんだからって言葉に今更ながらなるほどと。
真弓前監督、和田監督にも腹がたつのも同じで、ソフトなコメントで選手のせいにするんじゃなく、自分の采配ミスじゃないってんだったら、名指しで選手を批判すりゃあいい。
和田の一つ覚えで失敗したところで岡田監督なら決めきらない選手が悪いと怒りながらコメント残すんだろうな(笑)興行センス抜群だから昨日のようなことはありえないだろうけど(笑)
和田監督って、全てにおいてセンスがないですね。ファンの気持ちが、まじでわからないのかなぁ。ある意味怖い。
和田ってほんと魅力がないですね。
だから金本も引退を決めたのかな。
これじゃ、選手もファンも愛想つかす気がします。
残り数試合しかない貴重な試合なのに。
残念です。
直接トラオさんの記事に対してではありませんが、ネット上の小宮山バッシングの対象となったプレーについて感想を書かせて下さい。
(1)スクイズ失敗について。
元バッティングコーチの監督が起用しているのですから、打てないのは、想定の範囲内でしょう。しかし、バントぐらいはきちんと決められるように練習しなければ、正捕手にはなれない。この点ははっきりしていると思います。
(2)坂本への配球について。
トラオさんもご存じのように、最近小宮山のリードは冴えていて、少々打たれても要所をおさえて点数にはならないという試合が続いていました。特に終盤の安定感は藤井以上だと思います。あの謙虚で大言壮語しないような男にどうしてあんな大胆なリードができるのか、不思議に思う程です。たぶん9年間の鳴尾浜での下積み中に培われた感性のなせる技なのかなあと思っています。実はファンとしても2ストライクで追い込んだ後に彼の選択する配球が読めないのです。ID野球全盛の現在、貴重な感性だと思います。
この日打った坂本は「7回は長打をさけるため、相手は外角を攻めてくると読んでいた」とコメントしています。だから、バッテリーの狙いそのものは、間違っていなかったのでしょう。しかし、岩田にすれば、次が阿部だし四球にはしたくないということで、厳しいところが突けなくて甘く入ってしまったということでしょう。
結果として、致命的なホームランを打たれたわけですから、バッテリーの完全なミスになるわけです。しかし、ファンだけでなく監督からも咎められたからといって、今後慎重になりすぎて、小宮山の持ち味である、融通無碍のリードの持ち味だけは見失わないで欲しいと思います。
(ネット上に)阪神ファンの「スケープ・
ゴートの中心が金本から新井・小宮山に代わったみたいだ」というコメントがありました。しかし、ファンの皆さんが、「生え抜きの若手を育てろ!!」と本心から思っておられるのであれば、彼の絶妙の送球コントロールで、鈴木や大島レベルの走者でも刺殺できることで、カープやスワローズの機動力野球を封じているという良い面も評価してやってください。
ファンの中には(第二捕手が)「どうして、今成ではなく小宮山なのだ」という意見も多いですけど、現時点では、首脳陣が、先発ピッチャーで試合を作り、攻撃陣の援護を待つという野球の基本的なスタイルを選択しているだけのことだろうと思います。