ふと思ったこと

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定期投稿

少し前の話だが、月に行っちゃうと言っている人が、プロ野球チームを所有したいと言ったとか言わないとかって話題になったことがあった。
参入障壁が高くなかなかうまくいかないようだが、もう古臭い考え方やルールは変えて、やりたい人がどんどん積極的にやれるようにすればいいと思う。

千葉の球団を買うだの買わないだの言ってないで、むしろメジャーの球団を買うほうが話が早いんじゃないか。必死で金策して仲間を集めてね。
それで、「最終的に日本出身の選手ばかりのチームにしてワールドシリーズで勝つ!」とぶちあげる。アメリカを主なマーケットにしている日本企業をじゃんじゃん味方につけて、資本力をアップさせれば、日本のトップ選手たちを集めることができるかもしれない。優秀な指導者を集められるかもしれない。そうなりゃ、高校野球やアマ野球のトップスターはNPBドラフトなんて見向きもしないようになり、一直線で確保できるようになるかもしれない。

おそらくそんなことになっても、12球団は自分たちの利益を守るために、内向きのままでいるだろう。またぞろ10球団に減らそう、いや8球団でもやむを得ないと、市場全体の縮小に身を任せながら、それでも自分の球団だけよければそれでいいのだと小さくまとまっていくだろう。
きっと一定のファンは離れることなくついてくる。
海を渡っていく選手たちに、「そんなに金が欲しいのか!」と悪態をつきながらね。

コメント

  1. 西田辺 より:

    私が個人的に思う球団所有のルール変更点は、共同名義をアリにして欲しい。
    メジャーなどは、確か何球団かは共同名義の所有になっているはず。
    どうしても単独の個人(法人)による所有だと、チームの資産も限られて
    しまうし、オーナー一人にあらゆるものが委ねられてしまう。
    所有者が複数になれば、チーム作りにも緊張感が生まれ、資金もある程度
    オープンな形で運営が出来る。
    共同で持てるとなれば、参入の規制も緩和する必要性が出てきて、今より
    もっと色んな人が球団経営に参加できる。
    そうなると、一私企業だけの論理における運営は通用しなくなる。
    もちろん、反社会的な団体や政治色の強い団体に対する規制は最低限必要に
    なってきますが、それほど難しい話じゃないはず。
    それと、NPB及びコミッショナーの権限強化も大きな課題ですね。
    何時までも、オーナー会議が日本プロ野球界の最高権力者ではダメなんです。
    ここに権力が留まっている以上は、何時まで経っても我田引水の運営しか
    できません。
    球界の健全な運営のためにも、組織改革は急務だと思います。

  2. 虎蜂 より:

    プロ野球を盛り上げたいという意欲のある人には積極的に運営に関わってもらいたいですね。古株のオーナーとて、そろそろ体力的にキツい年齢。後進に道を譲ることを考えてもらいたい。

    その上でNPBの権限を強化し、スムーズに新時代を迎えられるよう改革をしていければ良いのでしょうが⋯道のりは遠いでしょうね。

  3. 虎轍 より:

    プロ野球の球団を持ちたいとなっても、なんやかんやと大変ですね。
    やりたいと言うても出来ないのは残念ですが、もうちょっと柔軟な姿勢でもええと思いますがね。
    球団を増やしたらええとか、減らしたらええとかありますが、今年はどこの球団も観戦客はアップしてましたからね(タイガース球団以外は)
    とは言ってもマナーもなにも無い観戦客が増えたのもどうかとは思いますね。
    赤いユニフォームを来て甲子園のライトスタンドをウロウロされるのもねぇ…

  4. 熊虎 より:

    toraoさん、今日のお題は経営の安定と球団買収がごっちゃになった話ですよね。3割くらいは理解できても7割はむしろ反対の立場です。船頭が多くても経営の原資が多数だと「目論見」は全部失敗するのがオチです。ヨーロッパのサッカーのメガクラブがいい見本です(レアルとかバルセロナとかマンUとか)。トップの座は一つですし惜敗で納得できるのはそれに準ずる二位までですが、巨人が万年首位ならば単一リーグ10球団が上手くいくという誰かさんの意見追認ではないでしょう。リーグがどうこう言う以前にメガクラブ志向の下位球団は経営が割れますよ。

    プロのサッカーも野球も海の向こうの何十億の契約が凄いことだと判っても「正常」とは私は思いませんね。スターや英雄の料金としても異常としか言いようがありません。世間を騒がすゴーンとかマクロンとかおフランスのお革命があった国でも「上位」の人間が根本的問題点を何回政変起こしても自由や共和のお題目で全然実態と違うことやってきたのがバレてるのに理解できていないエリート側の格差を無意識に差別の手段としている特殊な経済論議ですよ。
    彼らとて懐に入る数字は年に数十億。メジャーのスターと大差ない。彼ら犯罪的手段とされてますが、それでも経済基盤は単位が千億の企業のトップですよ。
    甲子園がどれだけ収容人数が多くても客単価3000円で60試合強。せいぜい見込み一試合3万人で計算して興行として1億円ですよ。年間総額60億円。その他もろもろを鉄道やら現地収益やら関連利益を言うのはプロ野球全体としてかつての赤字球団の理論であって興行収益が人件費を超えるのは経営側としては異常な職場環境・経営感覚です。
    大体皆さんコンセンサスができているでしょうが、経営側と選手の契約で実績を反映した複数年契約がザックリ言うと「見込み違い」なのは鳥谷しかり、井川しかり、FAの選手しかり。逆に矢野監督なんて選手時代、複数年契約じゃなかったらもっと貰えていたと言質を取ったらしいじゃないですか。年俸契約なんて実績前提だと失敗ばっかりです。
    経営者の立場で言えば、はっきり言って基礎収入の半額を超える人件費はコンサルなんかにバッサリ切られます。そりゃそうですよ、収入を支出に充てる前に税金があるんですから。

    確かに野球は「毎日見れるプロスポーツ」という意味で突出した価値観のある娯楽でそれにお金を出すファンも多いでしょう。でも甲子園で一席一万円以上の席ってどんだけ?全席一万円で5万人集めてやっと5億円だよ。そんなの無理だし100万人突破をどの球団も目標値にしてるみたいだけどマックスで100億。それなのに一人の選手が働かなくても30億とか無理以上に気持ちが悪い。昔江口寿史がミュージシャンはアンコールで同じネタをやっても拍手喝采だけど漫画家がそれをやるとブーイングの嵐・・・と描いていたけど、スポーツの感動的シーンも同じこと。再放送されても印税が入るわけじゃない。
    ダイエーは本体が傾いて手放したけど球団経営は頑張ってたし、ほんとに大丈夫か?と思った楽天もオリックスもDeNAも振興策を成功しているように見える。本拠地移転の各球団も概ね成功している。南海・阪急の身売りが約30億円?でしたっけ。バブル期にそんだけ?って思うし、旧態のプロ野球全体が巨人戦全国放送消滅も含めて組織崩壊寸前だったのもその通り。
    でも、南米サッカーの荒廃やヨーロッパクラブの破産騒動。メジャーリーガーの異常な年俸を前提とした各国のナショナルリーグの存亡とか、国内球団の金銭勘定抜きの横暴は「阿呆に阿呆といえる文化」のある球団のファンが声を上げなきゃ誰かさんの思惑に乗るのも気持ち悪いでしょう。