タイガースファンを公言して、休むことなく３０年以上になるが、ここ５?６年は特にその「時の重み」をズシリと感じることが多い。
チームが好調期だったというのもあろうが、やっぱり０３年１２月から続けているこのブログのせいだと思う。毎朝、チームに何があったかを調べることは、ネットを使うようになってからの変わらぬ習慣だが、そこで何を感じたか、何を考えたかを文章にするという作業が加わり、、チームに対する思いは毎日毎日どんどん詰め込まれて、濃縮されて、醸成されていくような感じ。月日の経過はあくまでも速く、立ち止まって振り返ったり、周りを見渡してみると、その変化の大きさに驚いたり、自分の進歩のなさを痛感したり。そんな感覚を持てるだけでもありがたいことだと思う。
などという感慨を持ったのが、「ゴールデングラブを獲りたい」と語った鳥谷のセリフだ（サンスポ）。
「何十年もショートをできるわけじゃない。ショートを守っているうちに、絶対に獲りたい」
何のことはない言葉だ。当たり前すぎる。何十年て、ショートやのうてもでけるかちう話だ（笑）。言いたいことは、ショートというポジションは、どんな名手でも必ずいつかはどこかへ動かされるポジションであるということだろう。
そして来年はもう３０手前、２９歳になり、選手会長を引き受けるような年回りであることもそう言わせたのだろう。
もう数年もしたらＦＡ権も得られる。トリはメジャーを目指すって言うのかなぁ、そんな漠然としたイメージを持っていたけど、ひょっとしたらフランチャイズプレーヤーとしてずっといてくれるかも知れない。しかしその時は本人も感じているように、違う守備位置を守っているかも知れない。ライトかも、三塁かも。そんな201X年、大和や上本は虎のレギュラーを掴めているかね。桜井は虎の４番を張れているかね。岩田は、狩野は、柴田は…。
気がつくと、あっという間に過ぎ去った過去に乗っかって、ふらりと未来へ空想の旅に出ていたりする。楽しいような、切ないような、嬉しいような、悲しいような、複雑な気持ちになったりして我に帰る。まあ、そんなこんな、すべてひっくるめて楽しいんだけどね（笑）。
コメント
見てる側からすると、「タイガース」と言う普遍(正確には違うけど)
のものに接していると、絶えず変化をしている事に鈍感になりがち。
鳥谷にしても、現役を永く勤める中で遊撃手以外に移らざるを得ない
時が来る事を覚悟しているんですかね。
それだけこのポジションで高いレベルを維持する事の難しさを痛感して
いるのかも知れない。
チームの中心の自覚を持ちながらも、諸行無常の覚悟も併せ持つ。
やっぱりこの男、外には出したくないなぁ。
201X年開幕スタメン
1柴田（中）
2大和（遊）
3野原祐（右）
4桜井（左）
5鳥谷（一）
6野原将（三）
7上本（二）
8狩野（捕）
9二神（投）
アラフォーの鳥谷・狩野・桜井の世代交代が急務。
なんて…楽しいですね！
案外金本が、サッカーのスタンリー・マシューズ並みに現役を続けてるかもしれません(笑)
まあそんなことよりさっさと若手が台頭してほしいですが。
鳥谷に関しても、ショートというポジション上、今年の藤本のようになることだって十分あり得ます。
その時には、もちろん移籍するのも構わないし、タイガース愛を貫いてもらってもうれしいし。
選手にとっては難しいですね・・・
狩野の将来が一番心配です。なにしろ、城島と勝負しろというだけと、気楽な監督ですから。高給取りになったのに、ときどき出るあるいはただベンチでは、投資に対する効果がゼロに等しい。大体、怪我があったろはいえ、一億円も取ってる投手を使えるようにしなかった実績があるし。
以前に広沢元コーチが、狩野は他のポジションにコンバートしたらと、ブログに書いてましたけど。足はあるし、打もそこそこ。肩そのものはわるくないんでしょう。若干、得点機に打てなかった印象はあるけど、打でもう一皮むけたら、一番とか二番が打てないかしら。
過去阪神で捕手で入団してコンバートする例は少なくないですから関川や北川主な例ですしヤクルトの飯田は捕手で入団していますし狩野の足と肩をベンチで腐らせるのはもったいないと思います。極論ですが赤星の状況しだいでは浅井・柴田・狩野の３人で競争させるのも手だと思います。
理想を言えば、城島は技術をすべて若手に伝えて、ブラゼル退団と入れ替わりで４番一塁、というのが一番では。その場合、新井はFA再取得時に移籍という流れになりそうですが。
この前、鳥谷選手が、中学まで右打席で打っていた、というのを聞いて、スイッチヒッターになってたら良かったのにな?と思いました。
近年左投手にも大分強くなってきたと思いますが、Ｇ山口投手、Ｄ岩瀬投手等、左のスライダー投手への脆さが気になります。
とはいっても、プロ野球選手のスイッチヒッター少なさを見ると、相当難しいんでしょうね。相手チームから見て、スイッチヒッターてのは物凄く嫌なもんなんですけどね。昔なら、デストラーデ、バナザード、松永。近年は減り気味ですかね。今ならＳ福地選手なんか、いやらしいですね?。
小笠原、和田、飯田、関川、北川、田淵、、、。
捕手出身の好打者は、「チーム方針」で化けました。
狩野を活かすか殺すか。
今の首脳陣に、思い切った決断が出来るのでしょうか？
狩野は、今シーズン、矢野なき状況下でかなり頑張りましたが、将来的にトップレベルの捕手になれるか？といえば、正直キツイです。
赤星の後釜は、ズバリ、狩野でしょう。
性格的にも適任です。