甲子園に立ち寄った和田コーチへの取材記事に漠とした不安と不満を覚える。
・ドラ3甲斐&ドラ5藤川俊に1軍キャンプの可能性(スポニチ)
・ポスト赤星探す!虎・和田C、直接チェック(サンスポ)
両記事から和田コーチのコメント主旨をまとめると、当然新人自主トレの視察を行い、そこで体のデキをチェックするので、少しでも不安があるようなら宜野座はない、ということになる。そのことに全く異存はないのだが、どうにもこうスッキリしない気持ちになった。
「今年のことを考えたら 全員が安芸(2軍スタート)かなというのはあるが」
「高卒じゃないから(1軍の)可能性はないとも言えない」
まあ、新人に過度の期待をすべきではない、ということがそのコメントの本旨かも知れないが、既成概念に凝り固まってしまってはいまいか。「今年のことを考えたら」というのは、おそらく今年のキャンプメンバーの選考を考えたらという意味か。なんとも枠の外へチャレンジできない「前例主義」に聞こえる。「可能性はないとも言えない」という表現も、その可能性がずいぶん低そうに聞こえる。記者の質問の仕方なんかにもよるから、それをもって和田コーチの所感を決めつけるわけではないけれど、しかしながら問題意識の持ち方が私とはずいぶん違うようだと感じた。
私なら「今年のペナントレースを反省すれば、ルーキーにも一軍に割って入るチャンスは十分ある。いや割って入ってもらわなきゃ困るくらいだ」という表現しかあり得ない。コーチの言葉によって、選手たちのモチベーションや危機感が変わってくるということもあるし、チーム変革の限界点にあるという現状もある。和田コーチのコメントから感じられる「内向き」に不満を覚えた。
コメント
「やる気にさせる話術」もコーチには必要ですね。
きっと、若手を伸ばすのに長けたコーチは、技術面だけじゃなく、モチベーションをあげるのも上手いんでしょう!
とくに和田、片岡コーチには頑張ってもらいたい。
まだ新人選手を見もしないで、この発言は、おかしいですね。この考え方が、他球団と比べて、若手選手の活躍が少ない悪の根源だと思います。さらに高卒ルーキーに至っては、完全否定の発言ですもんね。
実際に、練習等見てから言うなら解かりますが、これではただルーキーのやる気を削ぐだけです。監督、コーチは、発言にはもっと注意してもらいたいですね。
この記事を読んで私は監督とコーチの距離感を感じました。
去年も和田コーチは柴田・上本両選手について一軍キャンプ帯同もあると言っていましたが、結局かなわず。コーチの進言ってどこまで取り入れられるのか分かりませんが、和田コーチも強い気持ちでぜひ二人を連れて行くと言って欲しいですね。
今年のキャンプも少数精鋭で人数絞るのでしょうかね。それってどれだけ意味のあることなのかよくわかりませんが、即戦力が期待できる選手はぜひ宜野座で一軍の空気に触れされてレベルアップをはかってほしいです。
本気でチームを強くしたいのなら、まず若手を育ててほしいもんですね。
高橋勇、玉置、小嶋、石川といった期待の若手が二軍に甘んじている理由も、ここにあるかもしれませんね。
現役時代は必ず初球を見逃していた和田サン…
これは、彼の慎重且つ堅実さが悪い形となって発せられた言葉ですね。
「経験値」がなにより優先されてる気がする虎の一軍枠。
「経験値」の無さが、時には武器になるコトだってあるのになぁ…
和田コーチの発言の趣旨は,
「キャンプでは熾烈なポジション争いがある。監督が言っていたように,全ての選手にチャンスがある。体がプロ仕様でないままその争いに加わると,ケガして最初の年を棒に振る。」
だから,
「体ができているかどうか(=キャンプに参加する準備ができているかどうか)が大事」
ということではないでしょうか。
ルーキーだからムリとか,最初から相手にしないということではないと思います。
なんとなく一軍キャンプに選ばれていた中堅どころが大量解雇され、キャンプ終盤まで別メニューの大ベテランは相変わらずという編成なので、放っておいても「若手」の一軍登用は増えますよ。
血の入れ替えが必要なのはなにも
選手層にだけ言える話じゃないですよね。
阪神はフロントや首脳陣にこそ
膿がたまってる気がします。
まあでも逆に言えば、体が出来ていれば、力と技術が足りなくても1軍キャンプ入りもあり得ると言っているわけで、そういう意味では新人に期待を持たせるコメントかなとも思いました。
平野がセカンドで行くのなら、外野は新戦力が出てこないとまずいですし、首脳陣的にも新人に期待する思いは強いのでは。甲斐や藤川も当然そういう状況は理解しているでしょうし、モチベーションは高いですよ。きっと。
阪神のコーチの発言を基にする新聞記事は判断が難しい気がします。新聞の読者にとっては一軍選手は「有名人」ですから、そのネームバリュー=記事の価値のようのもので、新聞の中でのコーチの発言の取り上げられ方は有名選手絡みが自ずと多くなります。「和田コーチ、若手の状況なんて把握してへんやろ?」と思ってしまうのは勘ぐり過ぎなのかもしれません。
ただし、和田コーチも「微妙」ですよね。なんだかアンタッチャブルな存在なのか、任期中(去年の前半戦以外)ずっと結果が出ていない部門の責任者なのに何故か立場が安泰で、まぁ幹部候補生でしょうけど、チョコチョコ打撃をいじって失敗:修正成功=2:1ぐらいの割合で仕事している印象だけど大局的な打線の活性化や選手の起用に関与している風でもない。
私には前監督同様、自分の関与した場所だけで完結している視野の狭さを感じます。それならそうで2軍の監督などに配置転換すべきだと思うんですけれどもねぇ。
ただし、この記事に関してはデイリーは比較的好意的に解釈しているように思いました。
チームの方針なのか、はたまた本当の意味での「即戦力」がいままで存在しなかったのか、
ドラフト上位野手で、一年目からシッカリ使われたのってここ10年だと鳥谷くらいじゃないですかね。
野手の上位指名自体少ないですけどね。
何気ない首脳陣の言葉で、やる気が萎んじゃう事だってある。
希望を胸に入団していきなり、首脳陣から夢も希望も感じられない言葉をかけられたら、
今から上ろうとした階段が急に崩れる気分になるでしょうね。
面白いと感じれば上に混じってやらせて、何が足りないのかを実感させるのも一つの手。
いくらジックリ二軍でやっても、一軍で何が通用し、何がダメかを実感する事は不可能。
それが比較的制約なく出来るのがキャンプ中だから、もっと闊達にチームを動かして欲しいです。
見事な指摘だ。
ホント首脳陣のこの考えが悪の根源。
この記事を見て考え直してもらいたい。
最近の和田さん何か守りに入ってる感じあり。
和田コーチの悪い部分ですね。事なかれ主義な部分が垣間見えます。自身の立場を保守するような…ね。
阪神ファンには人気のあるコーチですが、案外結果は出していないコーチの一人。
かなり球団には大事にしてもらってるんですから、ちゃんとしたコーチとしての結果を出さないと…先行きもだんだん微妙になってきますよね。