今日はこのブログの誕生日。満6歳。丸6年。干支半分。そして7年目に突入。
丸6年といえば、幼稚園を終わったぴっかぴかの1年生が、すっかり生意気になって、中学に入学したら部活は何をやろうかな…などと考える、そんな年月である。
高校を卒業してドラフト2位でタイガースにやってきた井川慶が、鳴尾浜でのまじめな努力と貧相な投手陣にも恵まれて経験を積み、20勝を挙げて沢村賞と優勝を手にしたのと同じ年月でもある。
その井川が莫大な移籍金(正しくは「独占交渉権獲得費用」?)と引き替えにタイガースを離れたのが06年シーズンの後のオフ。もう3年も前の話か。ということはこのブログ、井川と一緒に3シーズン、井川なしで3シーズン過ごしたワケだ。
知っている方は知っているだろうが、このブログ、記事をとりあえず何かにカテゴライズしている。ただのヨタ話なら「たわいない話」、ある選手について多く書いたな、と思ったら、カテゴリーはその選手。シーズン中は、活躍した選手、良くも悪くもキーとなった選手の「カテゴリー記事」が増える。
今改めて見なおしてみたら、現在の所属投手では藤川の29が最多で、以下先発型の下柳が26、福原が24と続く。本来存在感からして藤川はもっと多くてしかるべきだけど、抑えて当たり前というクローザーの役割は、「カテゴリーレース」には不利かも知れないね。
このブログの6年とともに歩んだ、彼らベテラン投手がキープレーヤーになる試合は当然多い。しかし「実働」3年の井川は33なんだね!確かに勝っても負けても井川次第、まさに責任投手としてチームの真ん中にどっしりしていた。「エース論」はいろいろあるかも知れないが、私は少なくともこのブログと一緒に過ごした3年間、井川は紛れもないエースだったと思う。
6年間のカテゴリー数が物語っているのは、井川後の3年間で、井川のような「責任投手」が現れていないということだろう。現所属投手の中では、前述の3人に続く存在は、安藤、久保田、杉山、能見が19で同数か。2010年、「私のエース」と呼びたい男にどうしても出て来て欲しいな。
と、こうしてまた「井川カテゴリー」が34に増えたりする(笑)。
コメント
Happy birthday 「自称阪神タイガース評論家」さん!
責任投手として役割を果たしてくれたのは、今年は能見じゃないでしょうか?
エースと呼ぶにはまだ岩田も居ますから気が早いとも思えますが、ローテの中心であることには間違いありませんし。
それに今年執筆されている能見の記事は9個ですからね(笑)
6周年おめでとうございます。
7年目も変わらぬtorao節を期待しております。
ふとtorao節に我が意を得たり異議を感じたりを毎日繰り返すうちに、知らず知らず読者はtoraoさんに啓蒙されていることに気づきます。
これからも我々迷える仔羊仔虎をお導きくださいませ。
6周年おめでとうございます!私が初めてコメントさせて頂いたのが、今年の5月29日。半分おふざけの様な初コメントで、ろくに挨拶もせず、その節は失礼致しました。今思えばよく削除されなかったもんだと思います(笑)。しかしこのコメントがその当時の私の本音でした。
この時の、トラオさんの記事は特に素晴らしかったです。私が思っている事を見事にぶちまけて頂けたいう感じでした。今シーズンが終わって振り返ってみれば、この試合が、今年一番腹の立った試合でした。狩野のゲッツーの時、テレビのリモコン叩き付けましたからね(笑)
さて井川投手ですが、2003年頃は待望の若きエースの誕生で、こりゃ?10年は安泰やな?と思ったもんなんですがね?。ツーシームだかなんだか解りませんが、年々球速が落ち、球種が少ないという弱点が目立つ様に成りました。2006年辺りは、井川という、名前と顔で、ごまかして打線の援護で、なんとか勝っている、というイメージでした。こんな状態で、メジャーに行ってしまったので、今の結果は妥当だと思います。まだ30歳、今やエースに成ろうとしている能見投手と同い年位ではないですか。メジャーには向いて無いタイプに見えます。日本に帰って来る気は無いのでしょうかね。
6年間、毎日本当にご苦労様です。
エースの話ですが、今のセ・リーグを見渡すと「真のエース」は、どこにもいませんね。
いなくなって初めて、井川の偉大さを痛感していますが、来年こそ「ローテの軸」(一年間中5日でまわせる)になる「真のエース」出現を期待します。
エースですか・・・エースねぇ・・・。難しいなぁ。
車のエンジンなんか、排気量で馬力を稼ぐタイプ(アメ車)や時計のような精密さで高回転まわり性能を出すタイプ(ホンダ)、性能たいしたことないのにえらく味のあるタイプ(アルファかな?)色々ありますよね。
10年安定して勝ち星を計算できるのをエースと考えると、とりあえず大排気量でそこそこまとまっている破綻しないタイプがエースかな。久保田、安藤、敢えて杉山はこの範疇で、素材として秋山、黒田、鶴、白仁田。
切れ味抜群の高性能型は旬が短い気がするけど最近はそうでもないからこちらのエース候補が能見、岩田、後に続いて欲しい小嶋、藤原。
味わいタイプはエースじゃないけど7回限定先発で下柳、久保、金村暁がローテを守ればチームの勝率は上がりそう。
好投手の頭数はいるタイガースで、今年のキャンプで白・黒コンビに眼を付け、久保田先発にこだわる首脳陣は「エースが欲しい」のだなぁと思いましたね。この二人と秋山あたりの大化けがないとtoraoさんのイメージのエースは当分出ないような気がしますね。
6周年おめでとう御座います!
井川と言えばドラ1候補だったけど腰痛の悪化により他球団が見送り、タイガースがそれでも欲しいって事で獲得した選手でしたね。
それからの井川の成功が今日のドラフト戦略に影響を与えたのではと思っております。
その後、彼の抜けた後はチームは毎年ローテを組むのに四苦八苦。エース不在で日本一はムリですもんね。
個人的には岩田に一番期待してますが、突発的にスーパーエース誕生なんて淡い期待もしてます(笑)
これからの7年目もお身体に気を付けて
頑張ってください。
長いようで短いようで、やっぱり長い6年。
「自タ」に出会う前と後とでは、タイガースや野球に対する感じ方が変わってしまった自分がいる、と思います。
コメントごぶさたばかりですが、これからもよろしくお願いします。
わたしの「私のエース」は、やはり「高卒生え抜き」から出てほしいと思います。
未知数の秋山君もたいへん魅力的ですが、やはり鶴投手。今年3回しか観戦できなかったんですが、9月末の神宮で、今期初登板プロ入り初めて1回投げ切る姿を見ることができました。
同級生の二神、藤原らの入団に刺激を受けて、来年こそは1軍定着してほしい。
toraoさんの大予言では、9月に「鶴飛翔の好投」が見られるようなので、今から楽しみです(笑)
阪神では小林繁以来四半世紀ぶり、生え抜きに限れば73年の江夏以来30年ぶりの20勝投手。
リーグ全体でも井川を最後に20勝投手は出ていません。
若手育成に難ありの阪神から彼のような選手が出てきたこと自体奇跡だったのかも。
在籍時は大一番で打ち込まれる姿ばかりクローズアップされ頼りなく感じましたが、居なくなってから、一年間ローテを守り、負け数も多いとはいえコンスタントに10勝以上が計算できた彼の偉大さを痛感したものです。
今では井川が残留していれば07年08年のいずれかは優勝できた筈と確信してます。
とにかく今の阪神には、毎年怪我なくローテを守り続けられる井川のような、90年代で言えば藪みたいな存在に早く出てきて欲しいですね。
6周年おめでとうございます。
雨の日も風の日も更新お疲れ様です。
このブログとtoraoさんのお陰でスロピの世界やいろんな人との出会いがありました。
7年目もお体に気をつけて頂き、虎生活改善の1本をお願いいたします。