挫折、ファン、応援

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新人選手に向かっていうことではないのだけれど、近本はいいバッティングコーチ、監督になりそうだなあ。最新技術を取り込むなど勉強熱心で、進歩に貪欲なところ。SNS活用に見られる温和な性格と情報発信力、創意工夫。
新人記録でも素晴らしいものを残しているが、むこう十数年にわたって選手として活躍してくれて、しかも引退後も阪神を引っ張っていってくれるはず。
それはそうと、活躍した選手を称賛して、声援をおくるのは誰にでもできるけど、挫折を経験して苦しんでいる選手を激励して、応援するのって意外と難しいことだよね。
落ちてきた人を叩くのは簡単。だけど、誰にだって挫折はあるし、プロ入りしてからも挫折を乗り越えた人には魅力がある。それを乗り越えたらもっと強くなれるぞと励ましてあげないで、お前はもういらんというばかりでは「応援の力」なんて生かされることはないし、そもそもそれは「応援」ではなく、自己満足。
阪神ファンは非常にたくさんいるけれど、「応援」しているファンは意外と少なくて、「応援」していないファンが多いからかえってチームを勝てなくしているのかもしれないな。
球団が変わらない。球団の周辺が変わらない。それがなぜなのかと考えていると、いつもそんなことにたどりつく。

コメント

  1. とらかっぱ より:

    人をくさすのは簡単、励まし称える事はなかなか難しいことですね。しかし挫折した選手を励ましそこから這い上がって来ることが出来れば大きな感動があります。私も叩くことばかりでなく少しでも選手の励みとなる言葉を投げかけられるようにしたいと思います。

    とはいえ、やるのは選手自身であり「怪我が・・・」「監督が使ってくれないから・・・」「ベンチが〇ホやから・・・」とばかり言っていては道は拓けません。我々ファンもそういった選手の言動は見ています。病気やケガ、不調や加齢を克服しようと頑張ってる選手にはおおきなエールを送ります。人それぞれ色々あるとは思いますが、前を向いて頑張って欲しいものであります。

    それでもどうしても「この環境ではダメ」と思ったならトレード志願しましょう(笑)

    今日は雨柳さんの日ですが、天気大丈夫っぽい。9勝目頑張ろう!

  2. 虎轍 より:

    叱咤激励はしますが、選手に届いてるかなぁ…
    近本は性格の良さが顔にも出てますよね。なんか青春ドラマの爽やかな先生役みたいな感じですね。
    残り試合でセ・リーグ新人安打記録更新は確実やと思いますが、記録達成しても近本スマイルで爽やかに達成ボードを掲げてそうですね(笑)
    今日、聖地甲子園で4安打して達成してもええんやで!
    なぜなら私が聖地甲子園に現地観戦に行きますから(笑)
    無理かなぁ…
    無理を承知でも活躍してくれるように精一杯応援をしてきたいと思います!
    新婚近本と青柳の活躍で勝とうぜ!タイガース!

  3. ジュビロタイガース より:

    ホンマ雨柳ですね。

    近本は、中日の大島が向上心が凄いと評してましたからね。タイプが似ていますし、長く活躍して欲しいものです。

    確かに周りのタイガースファンにも応援してるの?って人もいます。まあボヤキですかねー。何十年とファンをしてたら、期待しすぎないように考えが働いてしまうかもしれません。

  4. yalkeys より:

    個人のタイトルや記録だけが楽しみなチームは、リーグ戦の負け組と言えるでしょう。今季の成績を見れば致し方なさそうですね。個人的には近本選手はシーズン前に同窓として激励会にも参加させてもらい、思い入れは強いです。ただ、それだけになってしまったのが残念です。カープがずっこけてでもCSにたどり着ければ・・という他力本願になってしまいました(涙)。青柳、西の2ケタ、木浪の100安打、マルテの3割などクリア出来ればいいですね。

  5. こうさん より:

    少しだけだが関連しているかもしれないコメントを書こうと思っていたので、今日のトラオさんの文章を読んだら鳥肌がたった。

    俺はバドミントンが大好き。中学では帰宅部だが高校から始めたバドミントン。入部してから1ヶ月は筋トレと走り込みしかさせてもらえず「正月や公園でやる羽根つき」というイメージはガラッと変わった。

    経験したスポーツということもあるだろうが今もバドミントンが大好き。時間がかかったが日本代表が強くなり世界でも負けないレベルに達した。今、バドミントンには何一つ文句はない。桃田選手は謙虚だし、何よりも選手が若い。2024年のオリンピックにも期待できるのが嬉しい。粗なんか探しても見付からないし探す気にもならない。

    俺は野球(タイガース)が大好き。タイガースファンになり33年だが相変わらず大好き。

    けど最近思う。どこかで「覚める(冷める)とき」が来るんじゃないかと。正直バドミントンと同じ熱量をタイガースには向けていない。なぜなら「大好き」だけど「大嫌い」になる時もあるから。

    なんでこんなに優勝できないチームが好きなんだ?なんでこんなに成長が見えないチームが好きなんだ?なんでこんなに秋に打ちのめされる一年を俺は続けているんだ?

    「大嫌いも込み」というところまで来てしまったのは幸せなことなのだろうか?そうなるとバドミントンのこと、まだまだ大好きじゃないのだろうか?

    タイガースに優勝を望むのは変わらないが、せめて「優勝に近付いた」一年間を見たい。相撲も好きだが野球選手には番付がない。ファン各々が付ける番付しかない。鳥谷が横綱だとしたら現状を考えると引退しかない。けど鳥谷は引退を選ばず来季もグラウンドに立つと思う。だとしたら球団は鳥谷の「賞味期限」を見誤ったということ。鳥谷の中の「まだまだ横綱なんかじゃない」という意地。鳥谷の中の「消費期限」はまだまだ来ていない。

    俺は意地でタイガースを好きなだけなのかな。俺は応援できていないのかな。

  6. タクロー より:

    家族のように 身内のように

    陽がちっともあたらないけど気になる贔屓の選手がいる。シーズン前には1軍登録されるかどうかが気にかかるし、時にはチームの勝ち負けよりもゲームに出られたかどうかが気になってしまう。
    けれど、時間を見つけて鳴尾浜に姿を見にいくまではできない。ゲームに出られても打てなきゃぼやいてしまう。家族のように、身内のように、見守り続けることはなかなかできない。
    やっぱり甲子園で勝利の喜びに浸りたい。なすすべなく負ければ、ついついぼやいてしまう。
    贔屓の選手はいつのまにかタテジマを脱ぎ、目を輝かせた野球青年が新たに甲子園の土を踏む。

    さあ、現地に行ってきます。懸命にレギュラーを目指す選手たちをアルプスから応援してきます。

    • 虎轍 より:

      勝って良かったです。
      明日も幸せな気持ちで居られますね。

      • タクロー より:

        ハラハラドキドキ、良かったですね。よくぞ、髙山、大山が追いつき追い越してくれました。猛打賞近本、虎轍さんの予言どおりの働き。あの長嶋さんに一気に追いつくとは。虎の牽引者。ますますこの先が楽しみです。球児は期待を裏切らない。お陰様で喜びいっぱいの夜でした。

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