「ボア（仮）、バースの再来」と書く虎マスコミに対しては「はいはい」しかないが、「４番、そのために獲っている」という矢野監督の発言にも「はいはい」だ。
そらまあ高い金出して獲ってくるのだから、「やってもらわな困る」ということなのだろう。しかし、そう言ってうまくいくならいいが、むしろその発言がことを悪い方向へと向かわせていく。
もちろん「大山よ発奮せよ」というメッセージが込められているのはわかる。しかし、ボア（仮）に特権を与えているかのように受け取れること、さらに過大な期待を発信していること、この２つの意味で賛同しかねる。
とにかくやってみなきゃわからんのが外国人。力があっても、ちょっとしたことで狂っていくのがバッティング。過度な要求と過度な期待は、気負いと力みを生み出し、失敗のリスクを大きくする。それを学んでほしい。高い金を払って連れてくることと、結果が出る（出してほしいという思惑は別にして）ことは関係がなく、むしろどのように接するか、どう育てるかにかかる比重のほうが大きい。
まあ、なんとなくいけるようなら４番打ってくれたらうれしいな。でも、３日で日本が嫌になっちゃ可能性もあるわけだから、まずは気楽にやってもらえるように精一杯配慮しよう。はじめは気分よくやってもらえるように７番くらいから慣らしていこうか。調子が出なければベンチスタートだっていい。焦らせないようにしよう……そんくらいにしておけと言いたい。
外国人を獲ってくるのがうまいと言われるチームも、よくよく振り返ってみればガチガチに期待をかけた選手より、はじめはあまり期待されなかった選手、７番くらいを打っていた選手が大きく化けて残っている。
あまり期待されなかったほうという意味ではラインバックもバースもメッセも同じ。
親が期待をかけすぎた子は重圧でパンクする。一気に自信を失った人が再起するのは骨が折れる。逆に少しずつ自信をつけていく人は、どんどん伸びていく。人間とはそういう風にできている。
球団経営者も監督もファンも過去の経験から学んだほうがいい。
コメント
私もボアにはかなり期待してる１人ではありますが、確かに外国人はやってみないとわかりません。
矢野監督がどのような意図で発言したのかはわかりませんが、決して「YMK」ではないと思いたい。
あくまでも競争ありき。チームの底上げをするための補強であってほしいです。
個人的には４番は大山に打たせて欲しいですね。ボアには３番あたりをお願いしたい。近本が塁上でチョロチョロして相手投手の失投をガツン！
なんてシーンをたくさん見たいです。
まだ見ぬ助っ人外国人に「4番を任せる」はねぇ。せめてキャンプ始まってからくらいでないと。大山の発奮材料にしたいのは解りますがその大山自身がこれを聞いてどう感じるのか。性格的に「なにぃ！もう俺には期待してないのか！！」って具合にはならないでしょうし、むしろ逆効果を心配します。にしても期待掛け過ぎですよね。OLDファンの私たちはまさしく「はいはい」なのですがマスコミも今の時期ネタがないから煽らなきゃしょうがないのでしょうね。私的には「ファーストのレギュラーとして怪我無く100試合くらい出てゲーム終盤は守備固めと交代。打つ方は250・20本くらいで打点ノルマなし（打順によるので予測不能）」くらいの期待値です。これでもちょっと過剰かな？
タイガースは最初に「億越え」の大枚を払うのが間違っているのでは…と思ってしまう。安心させてしまう契約に問題があるのかな。結果「金額に見合わない選手だったな。」の繰り返し。「急がば回れ」が出来ない球団。そしてタイガースに在籍した期間が本人の悔しさとなり他球団やメジャーで目覚める。ある意味、育ての親。
「俺はタイガースに育てられた」という外国人野手、出てきてほしいな。
本当に4番として使いたいなら「複数年契約」をして育ててほしい。平仮名で「ぼあ(仮)」というタオルを売る為だけの選手はいらない。どうしてメッセやマートンが愛されたか気付いてるでしょ？
大砲候補のファーストも良いけど、うちも外野手の助っ人はいかがでしょうか。
ロッテに途中加入のマーティンみたいな選手も見てみたいんだけど。率は残してないけど、14本塁打に守備も問題無い。
３つのポジションの内、２つは高齢化だし。
ジョンソンは頼むから残って。
期待をかけすぎるのもダメですが、優良助っ人である事を願いたいです。
モチベーションが上がらないから出ない。とかではなく、どんな打順でも出たら活躍してくれる助っ人であって欲しいですね。