やめられる心境とやめられない状況

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福留ほどの年齢になるまでプレーしていれば、1年1年が「最終年」という覚悟でやっているだろうし、現役引退したあとの自分を頭の片隅に置きながらすべてのことにあたっているに違いない。
重要な場面で結果を出す集中力は健在ながら、すべての面で少しずつパフォーマンスがダウンしているのは明らか。福留より半年前に生まれたイチローも「衰え知らず」と思っていたがついに引退した。※イチローは1973年生まれで福留は1977年生まれでした。お詫びして訂正します。
目であるのか、神経の伝達速度なのか、筋肉の疲労回復スピードなのか、「決定打」となるものはひとそれぞれだろうが、限界は早晩やってくる。
本当の「決定打」は、「もういいな」「十分やりきったな」という精神状態だろう。自分の後継になり得る選手が、自分の後継だと確信できるシーズンを過ごせば、「あとは任せた。オレは次のステージへと進む」と思えるはず。
少なくとも今の心境は「まだまだオレがやめるわけにはいかない」だろうからね。

コメント

  1. とらかっぱ より:

    本人のまだやれる感があるならって思いますが、後継者というか自信を追い抜いていく若手の存在も大きいのかなと思います。残念ながら今はまだ託せる選手が見えてこないのでしょう。候補だけならいるのだけど(江越、中谷、高山とかあとは江越とか江越とか江越とか・・・)来季は「こいつや」って存在が見つかるシーズンになれば。決して福留の引退を望んでるわけではありませんが、指導者としてどんな姿を見せてくれるのか早く見たいのはあります。

  2. 西田辺 より:

    何時でも自らに一線を引ける選手にとって、「まだやれる」「若い者には
    負けてない」と言う心境から、「もうこの辺か」「もう後は大丈夫かな」
    という状況に変わるのは非常に難しい。
    福留にしても積み上げた実績は、そこいらの若手には足元にも及ばないもの。
    なかなか、レジェンド級になればなるほどその線は引けない。
    ましてや、球団から肩を叩かれるのはプライドが許さない。
    自分がチームにいる事に対するプラスマイナスを勘定するのはつらい事
    だけど、それも何時かはやらなければならない通過点。
    ここまでの彼の動きを見ると、プレーヤーとしてだけでなく、指導者としても
    十分チームに貢献できる素養を見せてくれているので、この先彼がどういう
    決断をするのか、見守りたいと思う。

  3. こうさん より:

    技術、精神力はもちろんだが福留がズバ抜けているのはバッターボックスでの「雰囲気」だ。「狙ってるからな」と投手に伝えてミスを誘い「自分の待ち球」に変えてしまう雰囲気。「どこに投げればいいんだよ…」と、投手を不安にさせる雰囲気。…読売の岡本に「雰囲気」が出てきたのが悔しい。

    大山は「目覚めるのが遅い」のか「目覚めないまま終わる」のか。

  4. いわほー より:

    鳥谷が不完全燃焼で現役続行にこだわるのも、ショートのポジションを明け渡すに値するガチのレギュラーが見当たらないと思っているからだと思う。
    「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」と悟って自ら引退できるほどにチーム環境が整っているのが理想的なんでしょうけど、今のタイガースにはまだまだ老兵に諦めさせない脆弱さがあるんでしょう。

  5. ジュビロタイガース より:

    まだまだチームに貢献できるし、任せられる選手がおらんのでしょうね。
    よそさまの選手は監督手形があって辞めたのでしょうが、本人やファンは納得だったのか?

  6. 虎轍 より:

    福留孝介って選手は打席での集中力もですが、守備でも集中力がありますね。
    準備を怠らないって言うか、勝負勘を持ってると言うか。
    打席でも守備でも「読み」がありますね。
    その「読み」が当たった時にはまだまだベストパフォーマンスを見せてくれますね。
    鳥谷もそうでしたが、福留の生まれ持った感覚的な部分が長けてるのでしょうね。
    そんな選手が身近に居るんやから若手選手は見習わないとあきませんね。

    • 虎轍 より:

      torao様。
      イチローは1973年生まれで福留は1977年生まれです。

      • 鳴尾浜トラオ より:

        あらら、大変大間違い。調べ直した上で、見間違いの勘違いをしてしまいました。ご指摘ありがとうございます。

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