甲子園は早々に中止。本当は焦る時期だけど、まあ焦ったって仕方ない。やれることをやって、開幕に間に合わないことがあっても、徐々に整えていけばいいという心の余裕を持って臨みたい。先は長い。
昨年の阪神は投手陣こそどこに出しても恥ずかしくないくらい優秀だったが、野手陣については打てない、守れない、数人を除いて走れない、点取れないの惨状だった。
外国人野手が起爆剤となり、「打てない」は献上できる予定だが、守れない、走れないについてはどうなっているのか。
二軍時代の矢野監督は、気が触れたように走りまくったが、それはあくまでも「勉強」の一言で片付いてしまう二軍だからできたこと。
しかし一軍でもその片鱗を見せてほしかったが、暴走気味につっかけるといったシーンはそれほどなかった。今季、特にシーズンの序盤は、相手を疑心暗鬼にさせるくらい、インパクトのある走塁をかましてほしい。はじめ無責任なくらいに走って勢いをつけて、それを続けていく形が望ましい。
問題は守りだ。基礎的な個人プレーはある程度時間を取って、いかに真剣にやらせるか。規定だからやるのではなく、上達のために計画的に時間を使ってほしい。
それにも増して必要なのは、チームとしての意識向上だ。年に何度あるかわからなない、相手からの奇襲、シフトの表裏の駆け引き、隙をついた暴走気味のギャンブル走塁対策……。相手は阪神の守備をナメてかかってくる。そこが弱点だと攻めてくる。つまらないエラーもさることながら、チーム全体がナメられるような状況は、今このタイミングで対策しておかなくてはならない。
やられてからでは対応が後手に回ってしまい、混乱に乗じてさらに引っかき回される。そんなことにならぬよう、ガードは初動が肝心だ。
コメント
足で仕掛けると言っても、そこはある程度の得点能力がチームとして
備わっていないとなかなか難しい。
得点能力に欠けるチームだと、このランナーを失った時の計算が先に
立ってしまい、どうしても消極的になってしまう。
走ってアウトになるくらいなら、1つのアウトを献上してでもバント等で
一つでも塁を進めておこうかとなってしまう。
どんな監督でも、この負のスパイラルに陥りがち。
解説者時代は、「バントなんて作戦として割に合わないですよ」と言いながら
いざ現場で指揮を執ると、そのバントを初回から使ってしまう。
相手の奇襲に備えるには、まず自分たちがそのプレーをやってみる事。
自分たちがやると、逆に相手にやられても意図も分かるし対応もできる。
そういうプレーを練習ででもやっておく事は、経験として選手の糧になる。
先手を打って奇襲を仕掛けると、相手は逆にやりにくくなる。
相手が想定してるかしてないかで、奇襲が奇襲でなくなります。
何もしょっちゅうやらなくても良いんです。
たまにポンっとやると、相手も警戒してくる。
本文でもあるように、如何に相手にイメージを植え付けさせるか。
何も直面してる相手だけじゃなく、対戦してないチームのスコアラーからも
そんな情報は伝わるから、効果は十分にあります。
攻撃は最大の防御なり。
積極的に色んな事を仕掛けて欲しいですね。
一発目にブチかましたったら、相手は意表を突かれて臆病風に吹かれますね。
逆にやられたらツラい…
沖縄での練習試合では盗塁、走塁に関してはそこそこ走れてたと思いますが、守備はねぇ…
男のポロリは見たくないんだよ!カワイイ女性の…何もありません(笑)
守備の破綻を無くして、走塁もしっかりして、得点を積み重ねて、投手陣には楽に投げて貰いましょう!
二桁勝利投手を4人は出したいですね。