筒井コーチ勝負の3年目 おじ星野氏愛した店で決意(ニッカン)
阪神の盗塁数が多いのはわかっていたが、盗塁を記録した人数が最多であるというのは記事を読むまで意識していなかった。そりゃあ盗塁王がいるんだからチーム盗塁も多くなるだろうと、赤星がいたときのような印象で思い込んでいた。
記録を見ると、近本の31、植田の9、梅野5、以下3が熊谷・江越・小幡・島田、2が上本・木浪・北條・糸井・サンズ・陽川・荒木、1が大山・髙山・坂本・マルテ・ボーア・糸原・長坂・中谷・板山。
なるほど、チームとして相手投手を分析し、走れるチャンスがあれば走っていこうという意識がしっかりあったからこそだというのは理解したし、その陰に筒井コーチの活躍があったのもわかった。
救援投手がスイスイと二死を取ったあと、結果を急ぐばかりにひとつの四球になり、その走者が二盗を決めて予定外のピンチになり、力んでヒットを打たれて痛恨の1点を献上する。こんなシーンは、とくにやられたのをよく憶えているが、昨年の阪神はたまにそんな点の取り方ができていた。
近年、盗塁はとかく効率の悪い作戦だといわれる。得られるものと失うもののバランスが悪い。おしなべて統計にすれば確かにそうだろうが、それでもなくならないのは見せ物として面白いというだけが理由ではない。
注意力が走者にないのを見逃すことなく盗塁企図すれば、そのときばかりは成功率は飛躍的に高まる。逆にアウトになってもいい場面であれば、見え見えのスチールで刺されることによって、相手に「盗塁がある」という意識を植え付けておくことができる。いずれその意識が、投手を萎縮させることもある。数字は数字で事実を語るが、数字は必ずしも1点の重みや、勝負の勘所まで表現するとは限らない。
「分析担当」が加わった筒井コーチ。記事中の「多くは語れない」部分も含めて、勝負のキモになる戦術を導いてくれるよう期待する。
コメント
遅ればせながらあけましておめでとうございます。toraoさま、虎バカファミリーの皆様本年もよろしくお願い致します。
なるほど。ちいさな事でも積み重ねる事が大事ですね。足が速くない選手も隙あらば走らせるのは大賛成です。自らの走塁への意識はもちろん相手チームに「タイガースは走ってくるぞ」って意識を植え付ける事は、ミスを誘発したり守備位置にも影響を及ぼしたり見えない部分でのプラスαになります。強いチームはスキルだけでなくこういう所でも対戦相手を凌駕していくのだと感じます。
同じようなところで一塁への全力疾走も昨年はチームとして徹底出来てたと思います。どんなに鈍足であってもコレは全選手に意識させ継続すべき。よく金本さんが重要性を説いてましたが是一試合に何回か全力疾走することで体にキレが出て体力維持トレにもなります。逆にやらない選手には注意できるよう目を光らせて欲しいものであります。
サンズの盗塁2に思わずクスッとしてしまいましたが、速い遅いは別にして前の塁を目指す意欲があるという事は素晴らしい事だし、それを徹底させている筒井コーチもしっかり役割を果たせていると思います。
以前は盗塁王だった糸井が走れなくなり(走る気配すら無い)、ゲーム後半に糸井が出塁すると、セットのポテトのように代走江越〜そのまま守備固めでしたが、
新加入のロハスと佐藤テルは走れるタイプでもあるので、昨季の「多すぎた代走専」は少し減らして、
リードからまさかの延長戦になっても、打てる選手を少し残せるかも知れませんね。
矢野監督が最も信頼する代走植田の盗塁9は立派な数字ではあるけど、彼にはかつての読売 鈴木尚のように、相手バッテリーの心拍数を上げるぐらいの走塁技術を身につけて欲しいし、
近本には赤星や福本さんのように三盗にも果敢に挑み50盗塁を目指して欲しいです。
小幡の盗塁技術向上も楽しみ、
もしレギュラーを奪えば近本と盗塁王争いも!?
どんなに点差があろうとも、バッテリー心理として「走ってこられる」と
いうのは嫌なものです。
ランナーを気にするあまり、コントロールを乱す投手が多く見られます。
この選手は、このチームは走ってくるというだけで、警戒を解くわけには
いかなくなる。
この辺りは、キャッチャー出身の矢野監督がよく理解されているところでしょう。
二軍監督時代にも、とにかく走らせるチームを作り上げてきました。
でも闇雲に走れば良いと言うものでもなく、どの場面で誰に走らせるのか
というのも、相手を揺さぶる大きな要素になってきます。
70年代・80年代のカープが良い所で走ってきて、相手からするとホントに
イヤなチームでした。
お行儀よく打って守ってだけでは、勝ちきれないのが野球。
如何に相手の嫌がる所を突いて、バランスを崩させるか。
そんな事が出来るチームになって欲しい。
カープ時代の高橋慶彦には手を焼きましたね。
なので当時、甲子園で彼が離塁するあたりの土を柔らかくして走りにくくしてました。
それでも走られまくってましたが(笑)。
いわほ-さん、まいどです。
1980年を例にとると、高橋慶彦38を筆頭に山崎隆造17、衣笠16、山本浩二も14盗塁を記録してるんですよね。
そりゃ相手は嫌だったでしょうね。
通行手形を渡されている近本クラスだと盗塁死しても、次も躊躇なく走れるんでしょうけど、大抵の選手は一度アウトになると、それ以降どうしても及び腰になるもの。
なので選手ごとに盗塁成功率の数字を与えて、それを指標として走ってもらうというのはどうでしょう。
例えば木浪、小幡は5割、大山なら4割という風に数字を与えて、その数字を維持できれば盗塁死してもドンマイドンマイというムードが生まれ、次の盗塁企図の背中を押してくれるのではないかと。
走れる選手が多くいるのは良いこと。
自ら出塁して走れるともっといいね。
さらには、ホームへ還してくれる選手が増えるともっといいかな。
盗塁企図も増やして、成功率も上げましょう!
走る事は相手にプレッシャーも与えられるし、走られるのは相手バッテリーはクイックもする。盗塁阻止率にも影響するので力んで悪送球もある。
何もしないより、崩せるとこから崩せて、試合を有利に運べるとええですね。
代走で出てきて一塁で釘付けにされてるより、リードを広げて揺さぶられると投手も嫌ですからね。
せっかく代走を出してるのに次打者が簡単に初球を打ち上げるのは勘弁して欲しいですけどね。
疫病退散!
頑張ろう日本!
走る事はとても良いのですがしっかり考えて走って欲しいですね。ランナーに出て2塁で味方の長打で帰って来れないのはちょっと…
走れて相手の得点を防ぐ確実な守備をしてくれるなら文句は言いません。
年末、ある番組で福本さんが近本に
「30は少ない、癖見抜いたらなんぼでも走れるで」と仰ってました。それで相手投手がイラつけばこっちのもんです。イラつかせましょう!でも守備はしっかりと…
ただ闇雲に盗塁企画数を増やし、盗塁数を増やすのは私は反対。ここで走られたら嫌やなぁってタイミングで走ってこそその価値は上がるし、相手のプレッシャーにもなる。
個人的には盗塁も良いですが、ランナーの打球判断力を磨いてほしい。ランナーセカンドで三遊間の打球の時に抜けてからスタートを切るケースが多い。
ショートの守備位置を頭に入れてたら、三遊間の当たりでホームまで帰ってくるケースはもっと増えるはず。
また、ファーストランナーが左中間や右中間のフライの時にどこまでやったら帰塁出来るのかとかも各選手ごとに確認しといても良いんやないかと思います。
如何に少ないヒットで得点するか。盗塁も大事やけど、走塁はもっと質を上げてほしい。
カープが弱くなったのも、コーチが変わり、盗塁数が減ったのもあると思う。 隙をつかれなくなった。 バンドばっかりよりも、盗塁数増やして欲しい
私が選ぶ昨シーズン盗塁大賞は•••
9月3日甲子園。投手に気づかれずニ盗を決めた陽川でしょう。この盗塁が珍プレーの歴史に投手の名を深く刻む序章となった…マクガフ…
今年も隙あらばドンドン走りましょう。動けば何かが起こる! かもしれない。