9月、10月の勝負所で抑えられ、対戦2連敗中の奥川をKO。ビハインドゲームで出てきた救援投手たち全員にタイムリーヒットを浴びせて、阪神にしては高効率の16安打11点。フタ桁得点での勝利は6月以来だという。ずいぶんと長いこと寝ていたものだ。
スタメンには前日「ピンチバンター」で仕事ができなかった島田を1番ライトで起用。4三振だった大山はベンチスタートで、サードに糸原、7番セカンドに木浪を入れた。コントロールのいい奥川に対して、ドカンと仕留めるのではなく、ミートと機動力で粘り強く攻略していこうという意図が見えた。
狙いは当たる。初回、先頭島田が2球目の高め直球をセンター前に打ち返すと、2番中野の打席では1ボールからヒットエンドラン敢行。打球はベースカバーに動いたショートの逆を取って作戦成功、無死一二塁とした。3番に入る近本も2球目を強振、ライトスタンドに深々と飛び込む大アーチで3点をもたらした。
ここまで打者3人はいずれも2球目、ボールかと思うくらいの高め直球を叩いた。エンドランサインの中野も含めて、狙い球を一発で仕留められたのは、奥川がまだ立ち上がりで調子を掴めていなかったのもあろうが、3人の打者が集中して力を発揮できる状態にあったことの証明だろう。
フタ桁と同じように、この攻撃こそが快進撃を続けていた「6月頃の阪神打線」。チームと同じように崖っぷちに立たされた島田がその後もヒットを重ね、3打席連続タイムリーを含む4安打3打点1得点。とくに追加点が取れずに空気が重くなりかけていた中断明けの4回、青柳に四球を出す「敵失」をついたセンター前タイムリーがリクエストが絡む本塁クロスプレーになったこともあり、非常に大きな意味を持った。
木浪も起用に応える3安打2打点。投手青柳が打席でも活躍したこともあって、下位から追加点の起点となり、三度ホームベースを踏んだ。同じく3安打した中野に出場機会を奪われた木浪だが、大きな試合でいい仕事をした。
もちろん先発「雨の青柳」が試合を作ったからこその大勝だ。初回、1安打2四球で一死満塁のピンチを招いたが、慌てることなくサンタナを併殺に斬った。ここをうまく乗り切ったことで、攻撃に勢いが生まれ、自身も乗っていけた。2得点に絡んだ打席での態度も、野手陣とがっちり噛み合う要素になっていた。4三振と打つほうで元気のなかった坂本だが、守りに引きずることなく最後まで投手の良さを引き出すリードと、丁寧なキャッチングができていた。
本当に記憶にないくらい久々の打って打っての大勝。しかし、このひとつでは、ヤクルトには「いい休養」でしかない。勝ちパターンリリーバーや山田はしっかり休めただろう。だから、どんな展開になろうと今日も勝とう。蟻の一穴をあけてやろう。
コメント
ワーイワーイの爆勝でヤクルトを粉砕!こんなに嬉しい勝利は久しぶりでした。
個人的には阪神のトップバッターは近本だと思っていますが、昨夜に限っては監督のオーダーがズバリ当たりました。佐藤も規定打数到達とか、新人としては立派なものです。今季は新人王に相応しい選手が目白押しですが、タイガースには3人も居ることが今の順位となっています。今夜のガンケルが「いいガンケル」であることを信じています。大勝の翌日は心配…というジンクスが杞憂となりますように…。
さあ〜「タイガース版メークドラマ」の幕開けです!
痛快爽快快哉快調快便!
いや、タダでさえ2点打線だけに、あのスターティングオーダー見たら「青柳2点取られたら勝ち目ないぞ」と。
おそらくヤクルトも甘く見てたんじゃないか。
こうなったらもう一泡吹かせて、楽しませてもらおう。
ここ1ヶ月ぐらいの「タイムリー欠乏症」が幻だったかのように「気分爽快」打線が繋がったナイスゲーム。
ヤクルト高津監督にとっては
「奥川先発させれば阪神には勝てる」
という概念をひっくり返した非常に大きな意味を持つゲームになりました。
青柳本人が言っていたように彼の調子は悪かった。
初回先頭打者に10球以上粘られるは、満塁のピンチは作るはで心配でしたが、オスナのゲッツーでピンチを切り抜け「流れ」が大きくコチラへ傾いた事は間違いありません。
裏の攻撃、俊足トリオで3点先制した後は青柳も開き直り大胆な攻めの投球で完全に立ち直りました。
青柳は打撃でも得点に絡み素晴らしい働きでした。
ヒーローの島田の泥臭い4安打も大きく得点に絡み、やはり超俊足の彼が塁に出れば色んな作戦が可能になり、投手も打者だけに集中できなくなるので面白い存在!好調をキープして欲しい。
これでとりあえず「甲子園での胴上げは阻止」のカタチですが、確かにヤクルトにとっては「良い休養(捨て試合)」!
今日勝てば大きなプレッシャーを掛けられるので、昨夜の大差圧勝は忘れて、僅差でも良いからしっかり勝ち切りたいところ!
余談ですが、ベイスターズ牧が打率3割に到達し現状「3割・20本・4番」文句なしに新人王に相応しい数字になってしまい、このタイトルを狙うタイガースのルーキー3人は厳しい状況になりました。
しかし、受賞した髙山や逃した近本を見て判るように、大切なのはその後の長いプロ生活をどう地道に歩んで行くかだと思います。
毎年進化を続ける青柳や近本は素晴らしいお手本ですね。
新人王ですが、どこかで伊藤将が中継ぎ登板で10勝到達して優勝したら奇跡の逆転新人王にならないかなと密かに思っています(^^;
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ガク様
伊藤将は普通にもう一度先発すると思いますよ。
そして、もちろんVなら二桁勝利で伊藤将、3割+盗塁王で中野も十分あると思います。
ついでにMVPもスアレス、首位打者なら近本、すべて逆転Vならの話になりますが(汗)。
初回のゲッツーはサンタナです。
それにしても痛快でしたね。
虎のスーパーカートリオ、足がらめで攻略!
動揺を隠せない奥川投手にプチ金本が激砲をブチ込む。久しぶりに痛快でした。ちょっと小粒打線でしたが山椒が効いていた。やれば出来る!先日のフェニックスよろしく、ヤクルトは余裕でしょうが、なんとかひと泡吹かせたいですね。ようやく意地を見た10.19でした。今日は対左投手ですが大山が復帰するのでしょうかね。スーパーカートリオを維持して欲しいなぁ。
頑張れガンケル!
前日までとは、別のチームを見ているようでした(笑)
全ては初回の攻防が勝敗を分けましたね。
青柳・奥川両投手ともに、立ち上がりは全く良くない状態。
青柳は初回、2四球1被安打で一死満塁のピンチを作るも、この日5番に
入ったサンタナを注文通りのショート併殺打。
対する奥川は、思わぬと言っては失礼か、島田のセンター前ヒットで
動揺したのか、中野エンドラン・近本の10号3ランですっかり出鼻を
挫かれてしまう。
その後も糸原にセンター前、ボークと明らかに平常心を失ったような
ピッチング。
2回以降は本来のピッチングに戻ったかに見えましたが、もう一つの
分かれ目が、4回表終了後の降雨中断。
クリーンアップを三者凡退で斬った青柳は、ベンチで味方の攻撃を待つ時間
を持てた。
一方の奥川は、いつ再開されるかを待ちながら、肩や体を冷やさないように
緊張感を強いられる。
何もかもが、阪神にとって最高のヤクルトにとって最悪の流れになった。
雨柳さんの魔力恐るべし(笑)
これで青柳は公約通りの13勝目。
最高勝率もほぼほぼ手中にして、投手二冠。
デビュー当時ストライクを入れるのにも四苦八苦してた青柳が、まさかこんな
成長を遂げるとは。
今日もう一つ取って、今年のセ・リーグをもっと面白くしましょう。
先発オーダー見た瞬間は期待できない感に襲われましたが大きく予想はハズレ。島田、木浪の今日はやり返してやる感が溢れ出る闘志は結果となって勝利に大きく貢献出来ました。欲を言えば追いやられる前にもっとやって欲しかった。特に木浪。やれば出来るのに。
青柳は坂本とのコンビで左打者を並べたスワローズを上手く躱してました。やはり1回の満塁ピンチを併殺で切り抜けたのがハイライト。あとは打線の援護もあり最大の見方の雨もありで余裕で投げてた印象です。天敵村上もいい当たりながらも抑えて少しは自信になったのではないでしょうか。山田は出てこないしあとは青木を封じ込めばスワローズにはほぼ点を取られないでしょう。CSに向けてもいい登板になったと思います。
今日も勝ってスワローズを不安MAX状態に追い込んであげましょう。今は勢いより不安の方が大きくなってます。スワローズはカープ、読売とCSに向けて負けられないチームとの連戦が続きます。リリーバーがフラフラの今なら全敗もあり得ると見ています。それも今日勝っての話です。今年最高の全集中でやりきりましょう!
自力優勝はもうない。しかし、残り5試合全部勝とう。
一昨年6連勝でCS進出を決めたように、今年も残り試合全部勝とう。
昨日のようにコテンパンに叩きのめせばヤクルトのショックも大きいはず。
最後の最後迄意地を見せて欲しい。それで優勝出来なければ納得出来る。引き分けの多さで優勝出来ただけと言える。タイガースは引き分けなど狙わない。とにかく勝とう。全部勝とう。
近本3番推進委員会の俺としては「近本で行ってみるか」雰囲気の3番はイヤ。「もう3番で固定」まで行って初めて万歳。近本にはトリプルスリーを狙ってほしい。もっとパワーアップ、そしてスピードは落ちないで。
タイガースが強かったのか、ヤクルトの捨てゲームなのか。どちらに、より収穫があったかは今日わかる。昨日の大差は忘れて今日は僅差勝負のつもりでヤクルトを倒せ。
「男前・藤井さんにはメッセ」と決まった組み合わせがあったが、全員相手に球を受けられる坂本、それに梅野の凄さを改めて感じる。プロだから当たり前という一言では言い表せない。CSは坂本だけで行くと同じ失敗を繰り返すかもしれない。上手く二人を使いこなさないとね。
先頭山崎に粘られたが三振、満塁でサンタナゲッツーからレイニー青、青さんの快投が始まった。二軍で首位打者だった島田海が実力を証明し、鬱憤ばらし木浪とショートストップ中野も猛打賞。先制10号3ランの近本。これで奥川は動揺し、4回青さんの四球でおもいっきり顔をしかめていた。
しかしその後、ベンチでは明るい表情にもっと苦しめたいと思った。
いざ行け、今夜もゾンビの様に!
連日の川相さんの解説が心地良い夜だった。
「わっしょい、わっしょい」
スタメン発表。1番島田、中野、近本……ン?大山がいない?わき腹痛が再発したのか?前日の4三振はそのせいだったのか?よくない想像が広がる。この大事な大一番の日に4番がいないのか。ロハスの名はあるのに輝明もいない。やっぱり。その代わりに前夜ピンチバンターでやらかした島田とはねえ。板山の方がよかったんじゃないの?とあれこれ独り言。
結果11-0の完勝。すんまへん。小生の完敗でした。
1回表青柳が、当たりまくって7番から5番に上がったサンタナを併殺打に切って取った。この踏ん張りが最高の結末に導いたことは間違いない。近本の先制HRで3-0とリードしていたものの膠着状態になりかけていた4回裏、突如雨脚が強くなり中断。さすが雨柳さん。彼の当番日には雨具は欠かせません。外野通路は突然の雨に超密状態。天の計らいで、予想よりも早く雨が上がり再開。ここから、ベンチの目力で組んだオーダーがものの見事に活発に動き出し、天敵になりつつあった奥川を飲み込んだ。
いやあ気持ちよかったなあ。「わっしょい」「わっしょい」何回立ち上がって腕を突き上げただろう。こんなの久しぶり。何より相手チームが春から夏にかけての本来の姿に戻った感じがいいね。勝ちパの投手じゃないけど、次々と一撃を浴びて相手ベンチが慌てふためく。あの頃に戻ってきました、やっと。個人的感想ですが。
さあ、昨日は昨日。なにがなんでも今夜勝たなけばならない。相手は左投手。ガンケル登板でロハスはベンチ外。大山の闘志が燃えたぎっているようだ。さてさて、どんなスタメンが用意されているのだろう。とにかく先制点を取れるオーダーでよろしく。今日は雨具は必要ないみたいだけど寒そう。昨夜の続編を観させてもらいます。きっと、面白くなってくる。
気分爽快な勝利でしたね。
青柳は立ち上がり不安定でしたが、欲しいとこでの併殺打で落ち着いたかな?
目標にしてた13勝に届いたのも良かったね!GJ
雨の操り方も最高やったで!GJ
あとはCS、日本シリーズでプラス3か4の上乗せも期待してます!
打撃陣は島田、木浪、中野の若虎がヒットパレードで勝利に貢献でしたが、初回の近本のホームランが勝利を決めましたね!GJ
今日も明日も明後日もずっと勝ち続けよう!
何が起こるか分からないのがプロ野球!
疫病退散!
頑張ろう日本!
久しぶりに余裕のある試合でした。でも、今日も勝たなくては意味が無い!今日も勝ってくれ~!
ついでにDeNAも!
広島と読売のCS争いも熾烈になれば、ヤクルトの残り試合も決して楽ではないですよ。
たしかにたしかに。
今日ヤクルト負けると、この後、木金が広島、土日が巨人。
CS椅子取り合戦中のチームだけに、高津監督プレッシャーMAXですね。
なんとしても今日は阪神と、ついでにDeNAに勝ってもらおう。