フェードアウトを乗り越えて

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シーズン最終戦、クラシリの2試合。勝つと負けるとでは大違いの3つを落としてフェードアウト。理想だった無敗フィニッシュのパンチアウトとはエラい違いになってしまったがこれが現実、これが実力。
矢野監督は早々に自分の成長が不可欠だとコメントしたようだが、それに今気づいたようでは困る。正直なところ。
矢野監督は有能な体育教師なので、「子どもたち」を「明るく」勇気づけ、力を「持続的に積み上げ」て、「みんなで」で勝利を「目指す」雰囲気を作ることには長けている。
しかしコマンダーとしての能力とは、そういうものと関係がない。もちろん教育者としてチームを成長させていくことは監督の資質の大事な一面だ。それはそれで非常に大事なのだが、試合に勝つ、シーズンを勝ちきるのに必要なのは、それとはまた違った資質だ。その判断、決断、選択によって試合の流れ、シーズンの流れを組み立てていくのに教育者の資質はあまり関係がなく、極論すれば「ケンカの巧さ」だけあればいい。情緒に欠陥があろうと、常識人として疑問が持たれても、民主的とか平和的でなかろうとも、相手の嫌がることを徹底的にやり、ときに味方も欺き、嫌われることを一向に気にしない一貫した冷静さ、冷徹さが必要になる。

持続、継続、粘り強さで成長する部分は絶対に必要だ。正面からぶつかって力を付けるのが基本だ。だが、相手に気づかれることなく別働隊を忍ばせたり、こっそりと裏から急襲したり、相手の心理をもてあそぶように押したり引いたりしながら衝撃を与えるような手を使ったりと、時間経過を念頭に置きながら戦い方を考える戦略が描けなければ、コマンダーとしての能力は上がっていかない。

矢野監督自身が成長しなければ勝てない。それはそのとおり。しかし、その成長が何を指していて、どうすれば成長できると考えているか次第では、考えても動いても成長できないということになりかねない。そう考えると必要なのは、成長というよりも変身なのだろう。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    個人的的には矢野監督はペナントレースに関しては良くやったと評価しています。
    前半戦の快進撃に貢献した打者達が軒並み後半戦に落ち込み、復調せず
    佐藤輝 前半打率.267→後半.158
    サンズ 前半打率.273→後半.189
    梅野  前半打率.247→後半.180
    マルテ 前半打率.284→後半.213
    と頭を抱えたくなる状況の中、「体育教師型」あの手この手で乗り切りペナントレース貯金21(12球団最多勝利)は評価されるべき数字。しかし「勝負どころ」で弱かった。

    対して「勝つ為に手段を選ばない」それでペナントレースを借金で終えた原辰徳監督は讀賣ファンからも大バッシングを受けていました。

    だが短期決戦においては一戦必勝、手段を選ばず得点に集中させる方が強い。
    要は矢野監督が変わらなければ(今のままでは)何れにしても「勝負どころ」や「短期決戦」では勝てないという事。
    この画に関してはtoraoさんも仰るように来季「変身」してくれる事を希望します。

  2. とらかっぱ より:

    未だ放心状態の抜けぬ私でありますが、外国人やコーチの去就は既に来季に向けて進行して行ってるようで・・・このあたりもまだ直視できず新庄ファイターズのニュースを観て和んでいる現在であります。

    矢野監督の成長は自覚している通り不可欠だと思いますが、それ以上にコーチ陣を見直すべきだと思います。CSでエンドランを見破られた事や無策で得点が取れなかった件についてはヘッドコーチに大きく責任があると思います。そして毎年指摘に上がる守備力の強化についても守備コーチ(内外野とも)を変えなければ大きな変化は現れないと思います。あとは外国人のケア。これはコーチの役割ではないのかも知れませんが8人態勢を継続するのならファーム待機する選手のモチベショーンを如何に維持し入れ替わった時に力を出せる状態に出来る様にしないとお金の無駄遣いだけでなく不満分子を周囲にまき散らす事でチームの雰囲気を悪くしてしまう恐れもあります。今のコーチの誰がアカンとかではなく適材適所の配員をしないと来季も同様の事になってしまいます。特にヘッドコーチは監督に対し喧嘩してでも物言える人物でないとお友達内閣となってしまいますよ。

  3. こうさん より:

    変身かぁ。…しなさそうだなぁ。途中でコーチを入れ替えるのが面倒なのか、ここ数年のタイガースは「総辞職が責任の取り方」が定着してきてるような気がする(もちろん細かい入れ替えはあった)。総辞職は責任を取っているようで、総辞職するまでの期間の責任が有耶無耶になる。今季、出来なかったコーチが来季、出来るようになるのか?監督業もそう。はっきり言って2戦目の選手の使い方は「これで満足するんやろ?」と矢野監督に言われているように思ってしまった。冷静な判断ではなく、破れかぶれ。教師型なんて言ってる場合じゃない。冷静に、冷酷に。今までにいない監督像を作りたいのかもしれないが選手にはプラスが少なすぎる。全国で12人しかなれない監督業、ファームと同じやり方が通用する訳がない。金本さんよりも期待したのはファームの監督経験があるからだが、あくまでも土台。決断力、判断力、危機察知能力…矢野監督には足りない。

    青柳を替えなかったのは「最多勝投手」だから?梅野を替えたのは「ビハインドは梅野の責任」だから?優勝を逃した責任を明確にする気はあるかい?

    昨日のトラオさんの文章の最後、「(タイガースは)続いていくのです。」ではなく「(タイガースファンを)続けていくのです。」…ファン目線に立ってくれる、ありがたさ。

    • より:

      こうさん様
      初めまして、いつも楽しくコメント拝読させていただいております

      3年越しの白状になりますが、3年前にこうさん様や他の方が金本から矢野に監督交代すべき、というコメントをされていた時に、私は金本擁護のコメントをしようとしておりました(当時は結局コメントは出来なかったわけですが・・・)
      それから1年後の2019年、ラスト6連勝を果たしてのCS進出を見て「これは金本政権ではできんかったなぁ」と想い、「先輩方(おそらく普段のコメント内容から察するに先輩だと思っています(笑)の眼力は凄いなぁ」などと思ったりしました

      あれから2年が経ちましたが、矢野政権は歴代政権に比べれば3年目でもまだ柔軟な采配が出来ている方ではあると思うのですが(何故かタイガースの首脳陣は年が経つ毎に采配が凝り固まっていってしまう傾向がありますよね)一方でやはり得点力と守備力の課題は解決できていないことが露呈したので全員安堵は無いよなぁと思います。この状況では次の準備も必要なわけですし、それさえしないのは球団が「矢野政権は長期でないと困る」になってしまっているように見えます

      • こうさん より:

        哲様ありがとうございます。これから、よろしくお願いいたします。たまに金本さんの名前を出しますが「土を耕してくれた」金本さんに感謝しています。ファームの監督経験があり金本さんから土を引き継いで小さくも逞しい芽を出させてくれると矢野監督就任時は信じていたので「5年、我慢する」と書きました。早くも心が折れそうですが。優勝の責任から逆算すれば弱点が見えてきます。弱点が見えたら目標が生まれます。そしてコーチが弱いのか選手の力不足なのか。そこから始めてほしいから「優勝の責任」と今日、書きました。矢野監督は真面目な頑固者(失礼かな)に見えるので周りも意見が言えないのかなぁと思います。来季は矢野監督が進退を掛けるでしょう。自分は47歳の阪神好きです。大袈裟で生意気なコメントを書く習性があります(笑)。

        • より:

          こうさん様
          ご返信いただきありがとうございます
          私は1985年の日本一を甲子園の御膝元西宮市の小学2年生で迎えてからその後の18年間の暗黒時代に青春のほとんどを捧げた44歳です
          小学生時代のトラキチ友達が暗黒時代に耐え切れず脱落していく中、自分は逆に中高大と人生の節目節目で新たなトラキチ仲間と出会ってしまい辞めることなくここまで来てしまいました・・・(笑

  4. ヒデボー より:

    ペナントは僅かなゲーム差での2位ですから、誰かに責任を押しつけるのは、ちょっと違う気がします。

    ここ何年も続いている野手の育成能力(修正能力)の無さをどうにかして欲しいですね。特に高卒のレギュラークラスの野手が1人も居ないのは寂しいですし、高山何してる?

  5. 西田辺 より:

    チームの成長、監督自身の成長。
    成長という階段は、市井の建造物の様に段差が一定ではありません。
    わずかの段差もあれば、身の丈を大きく超える段差もある。
    この矢野政権の3年間、チームとしての成長という階段は上がってきました。
    優勝するチームという階段を上がろうとすれば、今までよりさらに大きな段差を
    越えなければ辿り着けない事が、終盤からCSの戦いで感じたと思う。
    監督の成長は、矢野監督自身がどう思い描いているのかを知る術もないので
    これは彼自身の問題として、チームとしての階段は途轍もなく大きい。
    だけど、そこにまだ上るべき階段がある事を、選手は喜んで良いと思う。
    それにはまず、個人としての成長の階段を上がって欲しい。
    タイガースは、優勝経験も選手としての器量も備わり切っていない若いチーム
    です。
    個人の階段を上がれば、チームとしての成長の段差は低くなるはず。
    今年、これだけルーキーに頼る試合を重ねていれば、経験不足がチームの足枷
    となっても不思議ではない所。
    今タイガースに必要なのは、負けた悔しさじゃありません。
    選手として、チームとして、成長したいと思う「欲」だと思う。
    悔しいと思う気持ちだけじゃ、上にも前にも進めません。
    上手くなりたい、強くなりたいという欲が、選手を成長させる源になります。
    早ければ明日から、甲子園と鳴尾浜で秋季キャンプが開始されるそうです。
    来年のチャンピオンフラッグのために、全員欲を持って臨んで欲しいですね。

  6. 星の輝き より:

    有能な体育教師とは痛烈な皮肉ですよね。
    私は太平洋戦争末期の神風特攻を決めた指揮官と例えたいです。
    CS第一戦のオーダーは狂っているとしか思えません。
    多くの阪神ファンが思う通り、あのオーダーに勝てる要素など1ミリもありません。
    思考停止、それ以外の何物でもありませんでした。
    後一本が出ないのは実力不足もさることながら、それ以前に力みや迷いがあるからです。
    そこをどうケアするのか?
    選手に掛かるプレッシャーを緩和するのは監督の役目です。
    例えば低めは捨てて三振してもOKくらいの細かい指示を与えて打者が迷う要素を減らしてやるとか、少しでもより具体的な指示をする必要があると思うのです。
    助っ人は別として糸井以外の打者はまだまだ経験が足りません。
    選手の能力を信じるとは聞こえがいいですが、まだその能力自体が低いという現実を無視しているようでは勝負の舞台に立つ以前の話です。

    成長より変身、誠に仰る通りです。
    もう一つ、なんか矢野監督の言葉に自覚が足りないというか、言わされている感が出ているんですよね。
    ご本人が成長しなければいけないと思うなら、まず内野守備コーチの首を切りましょう。
    そして俺という言葉を私に変えましょう。
    対外的に選手を愛称で呼ぶのもやめましょう。
    内と外で使い分けが出来ないようでは社会人失格です。
    成長というなら、まずそこからです。
    そして成長という言葉を選択したセンスの無さも理解して下さい。
    成長は大きくなるという意味です。
    進化や発展ならまだ分かります。
    ご自身を卑下する必要は全くありませんが、指揮官として如何にあるべきか、もっと根本から考え直して欲しいです。

  7. より:

    ペナントレースの運用と「勝たんとアカン試合」での采配力を両方兼ね備える監督はなかなかおらず、名将と呼ばれる監督でも日本一になっていない方や日本一回数が少ない方がいらっしゃるのはやはりそういうことなのだろうなと思います

    現代野球は球団主導での編成力がないとペナントは制せなくはなっていると思いますが、今後セリーグは何処の球団も戦力面では割と互角になっていくと思われ、そうなってくると逆に首脳陣の采配力が問われるようになるのではと思います
    例えば「初回無死一塁でバントしない」や「ブルペンにもローテーションを導入」や「FBR」はもうどこのチームもやっているので、これにプラスアルファで何かしないと他球団との差は作り出せません
    今季スワローズがやった「先発ローテの頭数を多く揃えて中6日以上の間隔を空けて投げさせる」「その分ブルペンは酷使するが勝負どころでは余った先発をブルペンに回す」は正に発明でした(MLBでは資金力があって先発が余っているチームがこれをやるのはたまに見掛けますが、さして資金力も無いスワローズがこれを実践したのが凄いと思います。高津はよく勉強してるんやろなぁと思いました)

    前近代的な野球をずっとやってきていたタイガースが金本政権以降ようやく他のチームもやっている現代野球的なことを導入し始めたところでやっと互角なので、ここからどう他球団と差を作るかを考えていく段階になっていると思います

  8. いわほー より:

    優勝監督には常に良い組合せのヘッドコーチがいるもんだ。
    星野さんには島野さん、岡田さんには平田さん。
    ヤクルト高津監督に仕える宮出ヘッドコーチも、選手をまとめる手腕が評価されてますし。
    矢野監督にとっての井上ヘッドが、どんな役割を担えたのかは分かりませんが、監督とヘッドコーチがいつも同じ目線で、同じ話をリピートするだけの存在ではいけない。
    そこには監督の意を汲むと同時に、選手には意訳して伝えてあげることと、監督が口にできないことまで伝える役目を持ち合わせてほしい。
    岡田さんなんかの意味不明な言葉を、平田さんがきちんと伝える役目を担ってたんじゃないかな。
    一軍コーチすべて留任の来シーズン。
    ヘッドコーチ1年目の井上コーチにそこまで求めることは酷かもしれませんが、2年目の来シーズンこそは矢野監督を補う存在になってほしい。

  9. with虎 より:

    変身 まさに仰る通りですね。

    矢野監督のコメント聞いてると、何を生ぬるい事言ってるんだよと少し腹が立つことがあります。(すみませんが…)

    あと1本がでない、みんな頑張っている…

    確かにチームは仲良さそうですが、そこに危機感や指揮官への畏敬の念は感じられないチームになってしまってますよね。

    この状況、このカウントでポップフライ、バントでアウトしてたら使って貰えない…
    点取った後でエラーしてたら、流れが向こうに行ってしまう…

    若手には出来ることが外国人、ベテランには出来ない。文句言われるのが怖いのかな?と思えてきます。

    体育教師にもいろいろいますからね。
    ぜひとも怖く、尊敬される教師、恩師に変身してほしいです。

  10. 虎轍 より:

    そうか!矢野監督は体育教師やったんですね。
    上手い事言いますね。
    それに関して考えていくと、2021年の新学期に新入生が入ってきて、ノビノビと授業をしてたが、ノビノビとし過ぎて、最後は体力不足になったのか?
    体育教師が担任をしてて、服担任がしっかりしてなかったから、学級崩壊になったのか?
    まだチームにならずにクラスの問題やったんですかね?
    来年は分析を的確に出来る数学の教師や、勝利の絵を描ける美術教師も上手く配置せなあきませんね。
    佐藤輝明には配球を読めるように読解力のある国語教師でも付けて、予習、補習をしっかりして、クラスの4番、チームの4番に成長させたいですね。
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  11. 岩修 より:

    torao様や皆様の素晴らしい文章に感動と同時にその表現力の凄さに怖くなった。でも監督に聞かせたいと本気で思ってしまった。まじで自分より若い方々なのに凄い!
    昨年、いわほー様にtorao様伝説の記事(2005年9月17日対中日戦)を送って頂いた。 最近、ある番組で岡田さんがあの9回裏マウンドに行った時の話をされていた。
    「もうええから全部真っ直ぐ内角高めに投げたれ!責任俺がとるから」と。
    さらに岡田さん番組で「そう言わんと矢野ようリード出来んやろ」
    「そしたら安心したんか矢野笑っとったよ」と。
    野村さん、星野さん、岡田さんの下で育った矢野監督だから変われると思う。

  12. タクロー より:

    守れなかった人たちへ
     
     昨日は甲子園に行くつもりが思いもよらぬフェードアウトのため、行先を映画館に変更。
    「護られなかった者たちへ」
     
    今季も結局4年連続リーグ最多の失策数でした。CSでも出ちゃいました。じゃあ、退屈凌ぎに2017年と2018年からの内野の開幕オーダーを見てみたら、
    2017年 1塁原口、2塁上本、3塁鳥谷、遊撃北條
    2018年 1塁ロサリオ、2塁鳥谷、3塁大山、遊撃糸原
    2019年 1塁ナバーロ、2塁糸原、3塁大山、遊撃木浪
    2020年 1塁ボーア、2塁糸原、3塁マルテ、6木浪
    2021年 1塁マルテ、2塁糸原、3塁大山、遊撃木浪
     ハハーン、打てる新戦力、大山、糸原が名を連ねてきてから増えてきたのかな?5年前、懐かしいなあ「守より攻」で金本前監督がハッパをかけた年だったかな。結果、残念な結果に終わったけど。それから、守りは進歩なく底辺を独走。失策数もさることながら、糸原を筆頭とした守備範囲の狭さ、粗雑なスローイングはなんとも情けない。3割30本、打つのなら、打って取り返せよと諦めもつくが、残念極まりない。二遊間は要。4年経っても成長がないのなら、もうセカンド糸原は諦める時期じゃないの?ないや守備コーチだけのせいではあるまい。自覚がないのじゃないの。先輩鳥谷の早出練習も見てきただろうに。それをやっているらしい大山は、もう1塁にコンバート、輝明サードがいい感じじゃないの。輝明の打撃も伸びるぞ、たぶん。とはいっても、春季キャンプで臨時コーチを呼ばないとダメな専属のコーチってどうなん?とも思うけどね。

     守れなかった選手たちは、このオフにしっかり鍛えてくださいよ。そうそう、監督をはじめ首脳陣の皆さまは、己を護ることだけはやめてくださいね。

  13. yalkeys より:

    数々のご意見がありますが、最後に敗れたことが影響していると思います。もし最後の3試合に勝ちヤクルトと対戦が決まっていたら、こんなにバッシングがあったでしょうか?セントラルのルールが勝率優先だったことが、勝利数トップの阪神が優勝出来なかった最大の理由です。それはシーズン当初から決まっていましたので、今更言っても詮方無いことだと思います。確かに後半戦の成績は大反省かも分かりませんが、年間を通じた場合、評価すべき成績だと思います。来季は虎(寅)年、今季の悔しさをバネにした大躍進を信じたいと思います。

  14. 大虎真弓 より:

    結局井上コーチは何だったの?藤井コーチは梅野の不調にどの様な対処をしたのか?新井バッティングコーチは打撃が落ちた選手にどの様なアプローチを試みたのか?見えない部分が多いが結果が出ていないと言うことは役に立てていないと言わざるを得ないのではないか?ピンチになると外野を前進させる守備体型も成功するより頭を越えられて大量失点することの方が多いし過去の約束事の様に何となく指導してきた事に惰性でしたがっていないだろうか?例えが悪いかも知れませんが疑問を持ち改善の道を探していく姿勢が屈辱的な敗戦から立ち直る唯一の道だと思う。
    あのマートンが低いティーを外角に置いたりインサイドに置いて練習をしているのを見ても誰も真似しないし、掛布が教え込んだレベルスイング理論でも打てる様になった選手より打てなくなってしまった選手が多いのにまだ相変わらず同じスイングをさせていたり合わなければ止めさせろよと言いたい事が山ほどある。一軍二軍に関係なく良いものは取り入れ不必要なものは止める決断を選手だけでなくコーチにもしてもらいたい。
    新生タイガースが生き返るか落ちていくかは欲や慣例を捨ててチームにプラスになる指導をしてもらいたい。