課題解決方法のひとつ

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スアレスが抜けてクローザーを誰にするかが阪神の課題。というけれど、シーズン序盤はあえて違う考え方でやっていく方法もある。
数々あるやり方のひとつが、しばらくはあえてクローザーを決めないという手だ。

現在、先発ローテ入り候補は2桁トリオの青柳、将司、秋山が当確。ガンケル、西勇を外す理由もない。となると、残り1枠をめぐって、先発転向が伝えられる及川、いいスタートが切れそうな藤浪、柔軟な起用に耐えられるアルカンタラといて、若手では村上、西純も枠を狙わせるべき。さらには、新人の鈴木、桐敷もレベルの高い即戦力だし、もし森木が藤浪・大谷レベルの怪物なら春先に一度先発ローテに加えたっていい。さらには二保やチェンといったあたりもいる。回復の状況次第だが、そのうち遥人も合流してくるだろう。

もしこうした先発候補連中が高いレベルで競争するようなら、あえて先発→中継ぎ→抑えという組み立てをせずに、先発投手2人とか先発投手3人とかで試合を組み立てたっていい。オープン戦の中盤までのようなスタイルで、本番の公式戦を使って先発投手枠の最終テストを続けていったって何も問題ない。試合前半をチャレンジャーが担当し、試合後半を有力者が担当すれば、もし僅差リードの展開となっても押し切っていけるだろう。

もちろんそれは暫定的なやり方のひとつにすぎないが、そもそもクローザーができる投手は、先発ローテでもエース級の働きができるもの。この先発型投手たちの中に、クローザー候補がいないとも言えない。
第2先発、第3先発という使い方をしながら、クローザー適正を見通して拾い上げていくのも面白い。それだけ先発候補にタレントが揃っている。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    戦略としてはとても良い案だと思いますが、やっぱり「勝ち星」がモチベーションになる先発投手が、その作戦を受け入れるか?その辺りの気持ちのケアをしながらでないと実現は難しい作戦かも知れません。

    それにしても先発ローテ候補の層の厚さは12球団ナンバー1といっても良い程の陣容ですね。
    多すぎて、失礼ながら二保とか忘れてました(汗)。

    「スアレスの穴」は本当に心配です。

  2. 西田辺 より:

    仮にキャンプからオープン戦にかけて、「今年のクローザーはこいつだ」と
    決め打ちしたところで、上手く行く保証は何もない。
    クローザーになれる要素というのは何処かにあるはずですし、各チームは
    その必要条件を独自に持ち合わせているはず。
    既にクローザーが確立できている球団もありますが、それにしても試行錯誤の
    末に現在のパターンを形成しています。
    誰だって、そこに据えたからといってすぐに万全に形になる訳じゃありません。
    去年の栗林にしても、今年同じ数字を残せるかどうかは分からない。
    優秀な中継ぎ投手が、必ずしも優秀なクローザーとは限らない所が難しい。
    元監督の岡田氏は「慎重というか、小心くらいの性格の方が抑えに向いている」
    と仰ってました。
    それと、いざとなったら3イニング行けるスタミナが欲しいとも。
    今年、延長が12回までに戻ります。
    各チームの中継ぎ戦略も、方向修正が求められるはず。
    クローザーの選別と同時に、そちらへの対応も重要な案件になりそうですね。

  3. とらかっぱ より:

    試してみる価値はアリかと思いますが何かと伝統を重んじるタイガースではどうでしょうか。外野が黙ってないでしょうから革新的な事は難しいでしょう。

    先発候補は多いに越した事はない。現状5人は当確と言われながらも実際開幕に5人とも万全で臨める可能性は高くないと思います。昨年二桁勝った三人は余程の事が無ければローテに入れるでしょうが他は競争の上、外れた者から後ろに回るといった順当な図式が良いかと思います。問題は先発を外れたものが未練を引きずりながら後ろでモヤモヤな気持ちで投げる状態にしない事。この辺りはコーチが上手く説得して前向きな気持ちでリリーフの役割をこなせるようにしていく事が大事になってくると思います。どうしても納得できない者や適性がない(連投不可とか肩が出来るのが遅い、とか)ものは二軍で調整しつつ上での脱落者を待つ状態にしてやらねばいけないと思います。目立ちませんがこのあたりは首脳陣の腕の見せ所ですね。

  4. いわほー より:

    先発型投手の中からクローザーの人選をするんであれば、長いイニングは持たなくとも、立ち上がりが安定していて、打者一巡くらいまできっちりと抑えられるタイプの投手が向いてそう。
    そう思うと案外、去年あたりの西勇なんか適性ありそうに見えるけど。
    まあ、ピッチャーのタイプとしての適性以外に、メンタル面での適性や、本人がどこまでクローザーにやりがいを持って臨めるかも重要な要素。
    現段階ではいろいろ試行錯誤しながら見極めるしかなさそう。

  5. 虎轍 より:

    適性は監督、コーチが決めるのもええと思いますが、藤川球児の意見を聞いてみて決めてもええと思いますね。
    矢野監督なら聞けるはず!知らんけど(笑)
    私の見解では西勇がええと思いますが、どうなんでしょうかね。
    西勇が連投が出来るかのとこだけは分かりません!(笑)
    疫病退散!
    頑張ろう日本!

  6. より:

    これは面白い案ですね!さすがです!!!!
    再三コメントさせていただいているように、昨季のスワローズの超間隔ローテのように何かしら新しい発明をしないと優勝をするのは難しい時代だと思いますので、是非タイガースにもこういう発想を持っていただきたいものです。