審判までピンク色の母の日スペシャル。試合のほうも断続的に降り続く雨の中、21安打15得点というスペシャルなものになった。
先発の西純以下、登板した投手たちには足元も手元も厳密な精度を求めるには酷な状況だったので、ある程度の投げミスは仕方なかったと思う。それは両チームとも共通しているので、打者がいかに集中力高く失投を逃さず捉えるかが勝負。その意味で、この日も圧倒的に阪神の投手が威力ある球を投げきっていたし、阪神の打者がしっかりとボールを捕まえていた。
加えて言えば、中盤まではまだどちらに転ぶかわからない乱打戦であったが、徐々にペースが阪神側に傾いていったのは、ポイントとなる場面できわどい併殺を３つしっかり決めたことにある。西純の立ち上がり１回、一死一塁で宮崎を６－４－３。５点リードの６回、二番手及川のかわりばな、一死一塁で京田を４－６－３。続く７回は回またぎの及川が一死満塁とされたところで加治屋にスイッチ、その加治屋がソトにタイムリーを打たれて４点差に詰められ、なお一死満塁で岩貞に交代。代打戸柱を４－６－３の併殺に仕留めた。この岩貞と加治屋の役目が前日と逆になったところも実に心憎くていい。この３併殺のうち、ひとつでもゲッツー崩れで走者が残っていたら、試合は違う展開になっていただろう。
岡田監督にしてみれば、まだ単独首位にならなくてもいい時期なので、西純にある程度くれてやってもいいという試合だったと思う。結果的にスイープで４連勝となったが、相変わらずバランスを整える戦術選択、馬なりの手綱さばきに見える。そんな感じで、今週も淡々といったらいいね。連日の雨の中、選手たちも園芸さんもファンのみなさんもおつかれさま！
打つほうでは輝明が先制スリーランと、序盤のもつれを快勝する満塁ホームランの２発７打点。ノイジーが来日初の３安打猛打賞。大山が２本のタイムリー含む３安打４打点、近本が得点圏での２安打（１本はタイムリー）含む４安打、リラックスフォームの梅野に、中野、島田も２安打マルチと、とにかくよく打った。
コメント
「打線は水モノ」と言いますが、火曜、水曜日とシャットアウト負けしたチームと同じチーム？
と思う程の打線大爆発でした。
打線が不振な時も安定して打っていたのは木浪だけでしたが、
やはり このチームは近本が出て、
佐藤輝にホームランが出れば めちゃくちゃ得点が入る。
特に佐藤輝はスリーランとトドメのグラスラで1人7打点も稼げばチームは負けるハズもない。
次回は先発村上の時も打ってあげてね！
西純矢は５回１１安打４失点とフラフラでしたが、本人もヒットで得点に貢献した事もあり、さすがの岡田監督も5回までは投げさせ
「勝ち投手の権利」を付けて降板させてあげた感じ（二軍降板らしいが）。
個人的には火曜日1失点で負け投手になった村上や、
木曜日1失点で白星が付かなかった伊藤将が不憫に思えるけど、巡り合わせなので仕方ない。
この時期なので順位云々は関係ないけど、セットアッパー石井と守護神湯浅を欠きながらも貯金が増えたのと、
「ベイスターズを独走させない」
のミッションを達成できたのは本当に素晴らしい事。
「上段の構え」に戻し復活した佐藤輝が、アレの目安となる貯金20へ導くイメージが浮かんでくる大勝でした。
甲子園では珍しい空中戦を含む乱打戦を制しスイープを成し遂げたのは、ファン目線から単純に気持ちが良かった。
阪神園芸さんの神業でフツーに見えたグラウンドコンディションも実際にはかなり水分を含んでおり、表面にはいつもより多く砂がまかれていたのでしょう。マウンドコンディションはいつもと違ったのかも知れませんが西純は抹消前の内容とさほど変わらなかった。2～3週間で球速が10kmも増す事はないのだから思い切って投げ込んだストレートをなぜ簡単に弾き返されるのか考え直して欲しいですね。
佐藤輝は新人の年のような気持のいい特大弾でした。評論家の皆様が指摘してる様にインハイのボール球を見逃せるようになったのが大きな成長だと思います。満塁弾の確信歩きはかっこよすぎた。
木浪もついに規定打席に届き3位にランクイン。よくあるパターンで可視化されると意識過剰になって調子を落とす事がありますが変わらず頑張って欲しいものであります。
昨日は7回に加治屋が打たれた
時点で疲れて見るのをやめた。
雨でマウンドの状態も悪く
両チームともピッチャーは
気の毒だったね。
ゲームは大勝で良かったけど
6回頭からはバッテリーごと
変えた方が良いと私は思った。
梅野も2安打していたし。
岡田は、そんなことしないと
分かってはいたが何らかの
テコ入れをするなら あそこが
一番自然でもありチャンスと
思ってみていた。
佐藤は昨日だけでなく毎試合
あの いちごポッキーのような
バットが使えると良いのに。
サヨナラ3ラン様
加治屋が打たれた時点で見るのを止めたのはもったいなかったと思います。
前日に岩貞が打たれ→加治屋がカバー、そして昨日は
加治屋が打たれ→岩貞がカバー！
ブルペン陣が「一つになって支え合う」
とても印象的な良いシーンでしたよ。
こんにちは。
昨夜、その後の展開は後追いで確認して
いましたので虎ジジイさんの仰ることは
理解できています。
感動や感激はライブでないと得難いもの
ですしね。
別に3連投の加治屋が打たれたことにキレた
訳でもなく終わりの見えてこない展開に
挫折してしまいました。
それ以前に佐藤の満弾ふくめ満腹状態に
なっていましたし 笑
コメントありがとうございました。
大勝した試合後、嬉しくて呆然としながら「去年と何が変わった？」と考え始めてしまった。
去年と変わったこと…監督・コーチ、外国人投手・野手、新しい先発候補の加入、守備力強化のキャンプ、中野セカンドコンバートによる守備位置固定、梅野・坂本の完全2枚看板、スタメン選手は、ほぼ試合後までグラウンドにいる…まだまだたくさんあるが、こんなにも劇的に変わるものなのか？もしかしたら去年、変わるチャンスがあったのか？
大竹、村上の躍進という良い意味での「予想外」も岡田監督の追い風になっている。矢野さん、どんな気持ちで見ているのかな。
サトテルのグラスラはフォアボールの後にストライクが欲しい投手の心理を読んだ完璧なホームラン。2本のホームランの間にフォアボールを挟む無双状態。やはりサトテルのバロメーターはフォアボール。
苦言は西純。2回だったか、牧に打たれたツーベース。何も考えずに上半身だけで、腕だけで力任せに投げたように見えた。まさに「雑」な投球。点差が点差なら勝ち星は付かなかったし5回までマウンドにいられなかった。球速は出ていたがボールにキレがない。下半身の動きと上半身がバラバラに見えた。
ちょっと中野が疲れているように見える。チーム力でカバーしてほしいな。
こうさん様、大人気のコメントいつも楽しみに拝見しております。
>矢野前監督の今の気持ち=矢野チルドレンの2020ドラフト組の大活躍と、
贔屓にしていた坂本捕手の成長を誰よりも喜んで観ていらっしゃるのではないかと思います。
昨日はどこもかしこも満塁弾デー。
セ・リーグ3球場で阪神・広島・中日が、鳴尾浜でも板山が満塁弾を放ち
何ともド派手な母の日に。
ベルーナドームでは、9回1アウトまで楽天瀧中がノーヒットノーラン。
快挙まであと一歩の所まで来ていました。
メジャーリーグに倣ったのか、NPBもこの日は全員ピンクのリストバンドを
装着し、バットや装備にもピンクをあしらった特別な一日となりました。
審判の服装までピンクでしたので、放送を見ていると目がチカチカして
きました。
勝利投手にはなりましたが、西純はピリッとしない内容。
低めに集めれば、それほど打たれてはいないのに高めに行くと面白い様に
打たれてしまう。
去年と違って球威で抑えられていないのが、一目でわかる結果に。
やるべきことはハッキリしているので、この辺の修正をやって行かないと
同じ結果しか生まれてきません。
鳴尾浜には才木も控えているし、同じ事を繰り返していては居場所がなくなって
しまいますよ。
昨日の甲子園はさほど風の影響がなかったとは言え、佐藤輝のホームランは
エゲツなかった。
特に2本目の満塁弾は、「これぞサトテル」という驚愕の一打。
昨日1日で7打点を挙げ、一気に宮崎・村上と並んでセ・リーグ打点トップに。
チームも4連勝で単独首位。
もう少しの間、番手で力を溜めたかったですが、なってしまったものは仕方がない。
投手力と現状の守備の固さを考えると、ガタっと崩れることは考えづらいですが、
交流戦が次のペナントレースにおいての山になりそうです。
ここでの成績が、結構リーグ成績に大きく影響してきますので、野手の層の厚みを
増やしたいところ。
DHを果たして誰に任せるのか、たった9試合の事ですが結構重要なキーに
なりそうです。
おそらく監督の頭の中では、色んな構想が出来上がっていると思いますが、
チーム初の交流戦優勝から、リーグ制覇へと波に乗って行きたいですよね。
西純(と浜地もですが)、変化球の精度が直らないですね
速球で押し込めるなら良いのですがその速球も中途半端なコースに行くと打たれてしまう
西純は五表二死満塁打者伊藤光カウント2-2で何回も首を振って結局最後は速球を選択、インコースややロー気味に行って差し込んで二ゴロに打ち取りましたが、あそこはフツーはフォークだと思うんですよね。低めに制御する自信が無くて首を振りまくったのか、西純が折れたのか分かりませんが、もし前者ならそんなんでどないすんねんと思いました
しかし西純も浜地もあと恐らく現在二軍調整中の才木も、二軍だと変化球の精度が微妙でも抑えてしまうと思うんですよね
内容重視して登板しないと、本当に一軍でやれるのかどうかのジャッジは出来ないのではと思います
藤浪がいなくなったのに藤浪問題(二軍の結果はあまり意味が無い現象)が発生するとは夢にも思わず(笑
完全に余談ですが、昨日はヴィクトリアマイルのすげぇレースが終わった直後に輝明の確信満塁弾だったので鳥肌の上に鳥肌って感じでうわーってなりました
昨日は現地観戦でしたが、試合前に雨‥‥
コロワで缶ビールを買って出てきたら降りだしましたわ。
後ろの御姉様がスマホの天気を確認しはったら、すぐ止むよ。って言うてましたが‥‥
次は15時30分くらいには止むよ。って言うてましたが‥‥
降ったり、降ったり、降ったりやがな(笑)
天気予報と同じくらいに西純矢のピッチングもアバウトでしたね。
まぁ雨でぬかるんでた事を差し引いても球が高かったね。
西純矢と才木は今年は二桁勝利をするといまだに思ってるんで頑張って欲しいです。
ガンバレ！
佐藤輝明の2本のホームランは打った瞬間に来た‼でしたね(笑)
ナイスホームラン！GJ
ノイジーも来日初猛打賞は良かったね。
西純矢が打って、ノイジーのヒットで西純矢が三塁ベース上でノイジーと何かしあってましたが、楽しく野球が出来てるならええんよ(笑)
梅野がヒットを打って雨が降るわ！って冗談を言うてましたが、そらいっぱい降るわ(笑)
最終回まできっちり野球を堪能して、ヒーインまで聞いての帰宅となりましたが、打ち過ぎ、打たれ過ぎで試合時間も長く、家に帰ってぐったりでした。
15得点は今年だけで2回目やったし、タイガースが勝ったから心地好い疲れでしたけどね(笑)
頑張ろう日本！
輝明もキター 島田も梅野もみんなキター
雨中の乱打戦。ご指摘のとおり3つの併殺が流れを引き寄せたと思う。輝明の満塁アーチは見事の一語に尽きる。ノリノリ輝明と、近本、ノイジーに引っ張られるように、梅野に島田も目覚めのマルチ。大山は満塁打率10割だとか。
幸いなことに大量得点の翌日の今日は移動日。明日からリセットしてコツコツと行こう。そして鳴尾浜で準備万端整えてお呼びを待っている先発投手も結構いるぞ。満足にはほど遠い隙をみせた西純也は、来週才木とチェンジのようだけど、秋山もいるぞ。
それにしても、ヒーインのバカ丸出しみたいな「サイコーです」の連呼は何とかならんのか。ウケ狙いなのか、ほんまに言葉が出てこないのか、もう笑えない。近本、お前もか？てな感じで情けない締めくくりは残念至極だった。
タクロー様 今日はです。
自分も「最高です」連呼はどうかと。近本は乗っかるしか無かったかもですが、死闘で疲れてたと思うけどG岡本みたいで嫌でした。
でもそれ以外は最高でした。ってやっぱり最高だったかもですね(笑)
同感です。サトテルの２本のホームランは最高でしたが、ヒーローインタビューは…
女の子からの『何か胸キュンゼリフを言ってくれませんか？』の質問と言うか要望には違う言葉で答えて欲しかったですね。
びしょ濡れマザーズディTORACOディに酔いしれた。TORACOおば様も子供たちも雨の中懸命に応援する姿を観て、やはり聖地甲子園は素晴らしいと思った。いつか虎バカ仲間になる人も出てくるだろうなぁと。
佐藤輝の二死からの3ランは追い込まれてから。ノイジー、大山が繋いだ満塁のチャンスでの初球グラスラに興奮して思わず虎轍様にコメしてしまった。雨でも2本のライトスタンドへの放物線は綺麗だったに違い無い。
5回最後迄西純を投げさせ、7回ピンチで前日の逆、加治屋と岩サダのリレーに岡田監督はやはり非凡の凡将と思った。どこがって上手く説明出来ないですが、梅ちゃんも島田に小幡含め皆を岡田丸に乗せてAREしたいとの想いが自分には伝わった１日だった。
こりゃあ大問題発生ですわ〜！
今までサッパリ当たりの出なかったノイジー、テル、梅ちゃんからヒット量産。短期的にドツボゾーンだった大山もタイムリー。こうなると、もはやアウトになる打者がおらず、どんどん打者が塁を賑わし、投手の肩が攻撃の回に冷えちまう！さらには、そろそろ一軍カムバックの湯浅にセーブシチュエーションがなくなるやん！
などと宣える日が来るとは！
さあ、明日からもガンガン打ってもらいまひょ！
コメントを昼に送ったが反映されてませんね。
昨日は現地観戦でしたが、降ったり、降ったり、降ったりでした。
佐藤輝明のホームランは打った瞬間に来た‼でしたね。
ええホームランでしたね。
頑張ろう日本！
スパム扱いになっていたので、承認しました。なぜそうなるのかはわかりません。すみませんでした。
torao様ありがとうございます。
書いたはずがコメント欄に無かったので、送信ミスかと思ってしまいました。
すんませんm(__)m
トラオさん仰る馬なり野球が思いの外、好成績を積み重ねている。
こんなハズじゃない、もっと出来る、まだココがダメ、こうしたら？と課題が見受けられる選手がまだまだ多い中でのこの状況は、口には出さない
けれどかなりの手応えを岡田監督は感じているはずだ。
馬なりとは言ってもある一線の規律や基準を持ったまま、それこそ手綱をしっかり持ったまま、コンスタントにラップを刻んでいる。
相手が勝手にコケるツキもあるし、時に幅寄せはあるものの、それぞれが牽制し合っていて今のところ展開的には恵まれている。
岡田監督の野球はまるでジグソーパズルのようだ。
箱からバラっとピースをぶちまけて、守備という外郭から埋めていき、分かりやすく主要な部分を当て嵌め、そこから合うもの合わないものを選びながら少しずつ繋げて行く。
実は数年前から青写真の殆どは出来上がっいて、ピースの置き場所や手順にさえ注意すれば良かったのだけれど、外郭から作らなかった為に所々で齟齬が生じてしまっていた。
岡田監督のチーム作りの設計思想は、非常にオーソドックスだと思う。
最近、選手が想像以上の活躍をした時の、あの嬉しそうな顔の白い歯を見るのが好きだ。
野球が心底好きなんだなと感じさせられる。
好みはあると思うが、あの尋常ならざる好々爺の今後の手綱捌きが楽しみで仕方ない。