【球界ここだけの話(3049)】阪神・佐藤輝明の守備力向上へ 馬場敏史コーチがかけた言葉とは…
阪神の宿年の課題とされてきた守備の脆さを今季改善できるか否かは注目のポイントだ。チーム失策数は5月14日終了時点「16」でリーグ4位。昨季は「81」で2018年…
《今のうちにもっとミスしてもいいぐらいに思っている。上手くなるためには失敗を経験して、そこから良くなっていけたらいい》
馬場コーチの言葉はすごくいい。「教育とは死なない程度の失敗を経験させること」という。単独首位に立ったりして、まるで「強いチーム」であるかのように思わせるが、阪神は若く強くなっている途上のチーム、ほとんどの選手がまだ教育中のチームである。
各選手は死なないけれども痛恨の失敗をしながら、なぜそれが起きたのか、なにを改めれば防げるのかを必死に考え、次に備える。そうやって強くなっていく。
岡田監督の戦いぶりを「馬なり」と称した。なにがなんでも勝とうと、ベストの選択だけをしているわけではない。現時点ではそれを最優先にはしていない。選手に死なない程度の失敗をさせる。そのためには、チームが死なない程度の負けを経験させてもいい。それは「チームを強くするための教育」と考えている。
馬場コーチの言葉からは「馬なりの真意」を感じる。おそらくすべてのコーチがそれを理解して指導に当たっているのだろう。
コメント
助っ人も含め、ベテラン野手なきチームにおいて、馬場コーチの言葉は説得力のあるモノだと思います。
これは岡田監督の考えを念頭に置いて、コーチ陣も同じ方向に向かっている事が今の結果に繋がっているのでしょう。
チームを引っ張る1994年生まれ組ですら、木浪を象徴するようにまだまだ「伸びしろ」がある。
今の方向性と調子を維持出来れば黄金期も訪れそうな予感すら感じます。
余談ですが昨夜は、星の輝き様のコメントを読んでから寝た為か、自分がジグソーパズルをテキトーに組み立て苦戦している夢を見ました。
岡田監督は まさに守備力という外郭からじっくり埋めて行く作業をしている=「急がば回れ」を着実に実施している=秋にジグソーパズルの完成を描いているのだと思います。
途中、不測の事態もあるかも知れませんが「タイガース愛」が誰より強い監督を信じています。
現状、一つ苦言を言うなら昨日タクロー様が仰っていたファンサービス(ヒーイン)の部分、
雨の試合が続き選手も疲れているのは十分分かりますが、「やっつけ仕事」のような受け答えは、雨の中カッパを着ながら3時間以上も観戦したファンに失礼だったし、佐藤輝の復活が物凄く嬉しかった私も残念でした。
昨日の朝、認知度を得る為にチームの地域のゴミ拾いをするJリーガーが特集されていました。
タイガースの選手も、人気に胡座をかかず、せめてグランド内ではファンサービスも仕事と思って欲しいと思います。
球場で声をかけると しっかり反応するノイジーやミエセスのような姿勢には好感が持てます。
虎ジジィ様
恐縮至極です。
野球チームを競走馬に例えるのは、適当かどうかは分かりませんが。
先頭に立つと気が抜けてしまう馬がいるようで、そんな馬は騎手が
わざと最後の最後で差せる操縦をするとか。
馬なりでスルスルと先頭に立ってしまったタイガース。
先頭の戦い方というのは非常に難しい。
前の目標がないし、常に後ろから追われるプレッシャーと戦わなければ
いけない。
追う身の時は思い切りよくできた事も、守りの気持ちがどこかに入って
しまいがち。
どこかで突き放して後続の追走意欲を失わせるのが、一番戦い易いの
ですが、あまり早くからスパートをかけると最後の足が利かなくなる。
これはタイガースファンなら何度も経験したことがあるはず(笑)。
いわゆる仕掛け所で、どれだけ余力を残せているかが重要で、この馬なり
のままゴールインできるほどペナントレースは容易くありません。
今の所、先日のような大差のゲームでも近本・中野・大山・佐藤輝といった
コアの選手に守備固めを出して休ませたり、出番の少ない選手に出場機会を
与えることはしていない。
次の日が月曜という事もあり、そんなものは必要ないと考えてるのかも
知れないが、この辺がシーズン終盤でどう出てくるか。
日曜日先発で、勝ち投手にはなったが内容としてはあまり良くなかった
西純を中継ぎに回し、日曜先発に才木を上げるとか。
まだ鳴尾浜には先発調整に回った富田もいる。
先発が試合を壊さなければ、ある程度戦える手応えあっての起用なの
でしょう。
野手にしても6番ライトが流動的ですが、ある程度安定した戦いが出来て
長手綱の馬なりを可能にしています。
今日は地方開催の豊橋。
ここは名うての狭い球場ですのですが、余り一発を意識せず、苦手になりつつ
ある福谷を攻略して欲しい。
前回好投も援護に恵まれなかった村上に、気持ちいいピッチングをしてもらい
ましょう。
>近本・中野・大山・佐藤輝といったコアの選手に守備固めを出して休ませたり、出番の少ない選手に出場機会を与えることはしていない
岡田がインタビューで「大山と佐藤は勝ってても負けてても下げない」みたいなこと言ってましたけど、今後この辺どうするかは注目ですね
自身の2008年の大逆転V逸をどう考えているのか
まぁ、休養を与えても効果が無かったというのが2021年にありましたけれども(笑
哲さん、返信どうもです。
佐藤輝は、毎年のように後半成績を落とすのが気掛かりです。
まぁ、そろそろそういう所から脱却して欲しいですけどね。
今日の記事の内容は阪神や
スポーツ全般に限らず子育てや
仕事、もっといえば長い人生に
も通じること。
失敗や挫折を経験せず成功する
ような天才は別として人が成長
するキッカケや原動力は失敗や
挫折にあると思う。
失敗した時に落ち込むだけで
なく原因の掘り下げと反省
そして再度チャレンジする勇気
を持つことが大切だと思う。
そして、それらの姿を温かく
見守る人、環境にあることも
重要だと思う。
今の阪神は若い。若さは可能性
の広さだと思う。本当に魅力の
あるチームだと思う。
岡田監督を見ていると昔の上司を思い出す。その方には「自由に仕事をやらせてくれる」という噂があった。自分の将来の為にも、その方の教え方を学びたかったから「新店の店長に就任する」という噂を聞いて自分も新店への異動願いを出した。
学んでみると確かに自由は自由…だが、その方には「大枠」があった。大枠からはみ出した時(失敗や間違い、挫折など)だけ、ポンと頭を叩いてくれる(アドバイス、新しい方法という助言など)。「大枠の中なら必ず見ているからな」という想いが伝わるし、それが安心感に繋がった。そして自分の仕事に自信がついて伸び伸びと動ける(それを自由と感じていたのかな)。気が付けば部下への教え方、その方の真似をしていた。
岡田監督の下に藤浪がいたら、外の意見に惑わされずに野球ができたのかな。まだまだ早い話だがエスカレーター式に和田監督が1軍の監督になるのは嫌かな。岡田監督の全てをタイガースに残してほしいな。
こうさん様
私も、二軍監督に和田さんが就任したということに、次期一軍監督という条件があったのではないか?と勘ぐってしまいました。
和田さんには それほど功績があったように思わないし、采配にも魅力を感じませんでした。
平田さんこそ功績は大きいし、今岡さんも将来はタイガースの監督をやってみたいと語ってました。
私も今岡監督見てみたいです。
和田さんとフロントには特別な繋がりがあるのかもしれないですね。
タイガースのフロントって、やることなす事とは言わないけれど何か…解せないですね。
報道では今岡を次の監督して入閣させた、というお話だったかと思います
さすがに大きな実績を残していない和田の一軍監督再任は無いと思いますよ
と言いつつ・・・
岡田に「いつまで背広着とんねや」と言われて和田は復帰したらしいので、和田も岡田に気に入られている(実際、第一次政権ではコーチとして岡田の信頼も厚かったようですし)ので禅譲が無いとも言い切れないかもですが・・・
馬場コーチは「難しい打球に果敢にチャレンジしてファインプレーをみせることより、大事なのは確実に打ち取った打球を処理することだと説く」と言っていますが、現状、RngRでもタイガースは昨季から大きく向上しています(二塁が糸原から中野になってショートを木浪がそれなりに守れているのが大きいみたいです)
そもそも守備範囲は他の選手との持ち分を無理矢理捕りに行くとかしない限りはわざわざ制限する必要も無いので、それはそれとして、あとは打ち取った打球へのアプローチと送球で凡ミスしないようにひたすら練習せえや、ということなのだと思いますが
ドラゴンズがリーグトップのRngRを誇りながらエラーでその貯金を無駄にしているので、そうならないように馬場コーチの教えを肝に銘じてこのまま続けてもらえればなと思います
輝明も指標的にはそこまで悪くは無いですが、三塁手は強力なライバルがいるので、もうちょっと頑張らないといけないかもですね
岡田監督、平田HC、馬場コーチ、フジモンコーチと内野守備経験者が多いですからね。
佐藤輝明は難しい球は巧く捌き捕ってますが、簡単な打球や打球処理後の送球を簡単に失敗しますからね。
遠足の家に帰るまでが。では無いですが、きっちり捕球して、しっかりと投げてアウトにするまでが野球ですからね(笑)
今日は地方球場での試合ですが、きっちりした野球で苦手になりつつある福谷を泣かすくらい打って打って打ちまくれ‼
そして村上に勝利を!
ガンバレ!タイガース!
頑張ろう日本!
たしかに今シーズン、目に見えて良くなっているのが守備の意識。
岡田監督が守備位置固定を打ち出したことが、すくなからず選手の守備に対する意識を高めているのは間違いない。
以前、なにかとトークショーで矢野さんが多くの選手にいろんな守備位置を守らせたことは、選手にとっても出場機会を高めることにつながるので間違ってはいなかったし、選手を固定して戦うというのは古い野球観でしかないというようなことを話されてましたが、そこにはひとつ大事なことが欠落していると思う。
「選手はそのポジションでの出場をのぞんでるんか?」
そのこともなしにチーム状況に任せて刹那的にポジションを動かすことが守備への責任の持ちようを棄損させている。
複数ポジションの機会を与えることがすべて間違いとは言わないけど、
「そこに愛はあるんか?」
torao様の今シーズンのキーワード「馬なり采配」は年配の自分にも通じるこのテーマは素晴らしいと思った。監督の好きな言葉「道一筋」だけではリーグ制覇は出来ないし今は一つ一つの積み重ねしか無いのだろう。佐藤輝の6個のエラーが後の成功への道標になると良いですね。
何だかtorao様の文章と皆様のコメントで身が引き締った気がする。
キナチカナカに大山、佐藤輝。
村上、大竹のお陰だけど強力投手陣に、彼らを束ねる坂本と梅野。
不思議な魅力を感じるノイジーとミエセス。
まだ最初の直線と第一カーブを曲がった所だけど、焦らずカッポカッポ行って欲しい。