快勝で大竹タイトルに王手

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あ、昨日宣伝した優勝本、予約できるようになっているみたい。

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大山が、偉大な打者たちの記録に並ぶ。ちっとも偉大に感じさせないのが大山らしい。

阪神・大山 5年連続70打点到達 田淵、掛布、バースに並ぶ球団3位タイ記録/デイリースポーツ online
 「東京ヤクルトスワローズ3-9阪神タイガース」(23日、神宮球場) 阪神・大山悠輔内野手の名が球団史に刻まれた。4点リードの三回無死二、三塁。コンパクトなスイングで中前2点適時打を放ち、今季71打点とした。

《田淵、掛布、バースに並び球団3位タイ。球団最長は8年連続の藤村、2位は7年の金本。》

いつだったか、大山は金本と同じように進歩をやめない選手になると書いたような気がする。その歩幅は小さくとも、着実に歩むことができる才能。70打点という「合格ライン」をずっと続けて、球団歴代トップを楽々越えていってほしい。

打線活発で解消。岩崎のセーブもつけてあげたいのはやまやまだが、基本的には打つ方の調子を上げるのが優先なので、こればかりは展開次第の運だのみ。わざと点を与えるような行為は、さきざきろくなことにならないので岡田監督もやらないだろうな。もし最後1試合でセーブ1が必要で大差リードになったら、3イニング投げさせるくらいは「いちおう」検討するかもしれないけど。

青柳のフタ桁王手は援護できなかったが、この日は大竹に大量援護があり、最高勝率投手タイトルの条件「13勝」に王手。リズムよく打たせる投球で打線や守備にもいい影響を与え続け、個人貯金10を作った大竹の功績はとてつもなく大きい。せっかくだからタイトリストとして表彰式の舞台に上げたい。あとひとつ!

優勝が決まったあとも、「誰かのために……」と、こうやって試合ができるのは幸せなこと。その中で各選手が気力体力調子を向上させていければなおけっこう。そんな残り試合を。

試合はまだ見てない。あとよろ。

コメント

  1. 虎ジジィ より:

    タイガースの優勝特集書籍は殆ど買いましたが、またコレクションが増えそうで嬉しいです。

    それにしても、大山の打点記録が「田淵・掛布・バース」に並ぶって、何気に物凄いレジェンドに並ぶ訳で大変な事、素晴らしい。

    ゲームの方「秋の気配」漂う超満員の神宮球場は、すっかり「♪好きな場所♪」。
    懸念されていたライト(森下)・レフト(ノイジー)がしっかり結果を残しヤクルトに8連勝、
    おのおのの個人タイトルも
    ・中野(最多安打)◎
    ・大竹(最高勝率)◎
    ・近本(盗塁王)◎
    ・大山(最高出塁率)◎
    ・岩崎(最多セーブ)△
    と、おおむね順調。
    中でも近本の盗塁王はほぼ確実となっており、死球対策で途中交代させたのはナイス采配。

    岡田監督は中野にもバントや右打ちのサインは一切出さず、最終戦までは自由に打たせる(最大限サポート)との事。

    苦労人 大竹は、その人柄もヒーインに出ており、本当に好感の持てる選手。
    タイトルはベイの東MAX次第にはなりますが、必ずタイトルを獲得して歴史に名前を残してあげたい選手。
    昨夜は志願の最多投球数、解説のヤクルト元監督2人が「(規定投球回には到底届かないのに)なんで代えないんでしょう?」と不思議がる中、試合後の岡田監督が「もうバッティンググローブはめて素振りしてたわ」と、舞台裏を語っていました。
    「ブルペンに負担をかけない」という大竹の責任感を感じます。

    神宮最終戦、大勝の試合後、スタンドの暖かい声援に手を振りながら応える岡田監督を観て、
    初めて監督を務めた2004年(前年優勝→4位)の神宮球場での最終戦後、近くの席にいた男性が明らかに岡田監督本人に聴こえる大声で「よくも1年でこんな弱いチームにしてくれたな」と罵声を浴びせ、監督も嫌な顔で振り向いた姿を思い出しました。
    時は流れ、様々な経験を経て素晴らしい監督になりました。
    2004、罵声を浴びせた男性には改めて謝って欲しいです。
    現代では王者らしい声援になってきていますが、東京音頭のイントロだけは長年の癖で染み付いており、時間がかかりそうですね。今はCSに向けて「♪頑張れ讀賣♪(戦い易い)」と言うべきですけど(笑)。

    • 岩修 より:

      虎ジジィ様 お早う御座います。
      現地での凱旋試合で◎が多く、大竹の高めチェンジアップ撃たれた以外は最高の試合でした。
      何気にチーム打率もトップです◎
      岡田監督はもう熟練の名監督で昔とは全然違う気がします。
      又、東京でお会いしたいです。

      • 虎ジジィ より:

        岩修様まいどです。
        ホント◎が多いゲームで良かったです。
        接戦にならないと岩崎に◎が付かないのだけは仕方ないですが。

        是非、祝勝会in東京にも いらして下さい、話したい事は山ほどあります。

  2. 掛布にインタビュー より:

    オフ会で頂いたチケットで現地観戦してまいりました。タクローさん、トラオさん、ありがとうございました!

    何と表現すれば良いのでしょう。阪神が強い、強すぎて阪神ではない(笑)。
    初回の近本四球→初球盗塁→中野タイムリー、相手バッテリーエラーで加点、2アウトランナー無しから、輝が出てノイジーホームラン。気がつくと4点入っていました。こんなに簡単に点が入るんやっけ?阪神というチームは、こんなに流れるように点を取るチームでしたっけ?昔はそうではなかったですよね(巨人V9時代や暗黒時代が強くトラウマになり、脳がやられている証拠でしょうか)

    それにしても大竹!天晴れです
    ボールの強弱と指先にまで神経を尖らせたコントロール。外野席からも観ていてもそれが伝わり惚れ惚れとしました。そしてヒーローインタビュー。今日しか観戦出来ない方もいる、とのセリフ。泣けてきました!!
    ここまできたらタイトル取らせてあげたいですね。

    • タクロー より:

      掛布にインタビューさま
      有効活用いただきありがとうございます。さすが優勝チーム、貫禄の快勝ゲームで良かったです。神宮はビジターとは思えない虎党の大声援の大盛り上がりでしたね。来季は是非とも参戦したいと思っています。
       大竹のきちっとした、人間味あふれるインタビューは泣かせてくれました。レギュラーシーズンも残り少なくなりましたが、虎ジジィ様があげられている選手たちには、是非ともタイトルを手にすることを願うばかりです。

  3. 岩修 より:

    そろそろ各社優勝記念号が出る頃ですが先ずはこのムック本注文ですね。5月3日の大逆転試合が7試合に入ってたら良いなぁと。あの試合は奇跡的に追い付いたけど9回表に1点勝ち越された後、ライマルから大山が2ベース放ちサヨナラのお膳立てをしたのを思い出した。優勝の時の彼の号泣がリフレインしてまた涙。
    消化試合でも初めて球場にきてくれたファンの為に全力投球すると話した大竹。復活の猛打賞森下。守備では相変わらず捕球してからのターンが速い中野。最多安打に後1本に迫る広角に猛打賞の中野。さらにはノイジー迄…。本当、今季は泣かせるタイガース。そして今日からバンテリンだけど10勝目指す才木と防御率トップを目指す村上が先発だから、何時までも目が離せない。
    嗚呼、自分も東京に行きたい。
    日本1に成ったら絶対行きます!

  4. こうさん より:

    稀勢の里が横綱になった時「高安を大関にするのが俺の仕事」と言っていた。実際、高安は大関になれたが短期間で陥落。稀勢の里も横綱になれたが優勝は出来ずに引退。そんな同郷のアスリートを見たからか、大山には厳しい意見を書いてしまう。もちろん期待の裏返しだが、期待を裏切られるのも怖い。

    けど今シーズンの大山を見ていると「無理やり後輩を成長させるタイプではない」ことが、しっかりと伝わってくる。自分のホームラン数を増やしたい為にマン振りすることも出来ただろうが大山はしなかった。自己満足の一本よりもチームの為の一つのフォアボール…そんな大山の背中に憧れない後輩がいない訳がない。大山の4番としてのホームランの数は「チームの為に身を粉にした証」なのだ。「4番にしてはホームランの数が…」という解説者もいたが、大山はそんな次元で今シーズン野球をしていなかったと思う。だから大山の不調の時は他の選手が頑張って大山の不調が目立たなかったのだ。それを大山にされた選手には届いてるという証拠だ。

    今でも優勝した時の試合を観ると、崩れるように泣いた大山を観て涙が止まらなくなる。キャプテンではないが4番として計り知れない重圧と戦っていたのだろう。

    おもいっきりレフトに引っ張る大山が帰ってきた。だからこそセンターへの打球が伸びるのだろう。

    大竹のヒーインも感動したが、大山に夢中になった試合だった。

  5. torarest より:

     大竹が被弾したのはいずれも高めに抜けたチェンジアップか、塩見に打たれたのは甲子園ならスタンドインしないので問題無し、それ以外は大竹ならではの投球で八回を投げ12勝目と勝率のタイトルに手が届く活躍です。
     中野は、3安打と此方も最多安打のタイトルに挑戦できる位置で楽しみが残ります。
     大山は阪神の歴代四番打者に並ぶ記録で今後も継続してもらいたい。近本は盗塁王確定と、この試合大量点差ついての途中交代と岡田監督ならではの配慮(皮肉)があり、防御率一位の村上、岩﨑のセーブ王と個人タイトル確定に歩む楽しみもあります。
     この試合、注視してたのはノイジーの打席で、一打席目のホームランはツーアウト一塁の場面で真ん中カットを打ったもの、二打席目も真ん中ストレートを打ちサードゴロエラー、3打席目は初球の真ん中フォークを振って、ツーストライク目は際どいストレートを見逃し四球をもぎ取りました。ランナー二塁三塁のチャンスの打席で実に冷静であり、チャンスで凡退を繰り返したノイジーの姿ではなく、ここまで打つべき球を打ち、打ってはいけない球を見逃すという心構えがしっかりと出来ています。四打席目四球、五打席目タイムリーもその姿勢は変わらず、特に五打席目は相手勝負球スライダーを早いカウントでは見逃して球道を確認してから最後に厳しいコースをライトに軽打してのタイムリーと三割打者の風格でした。ここで再三再四酷評してきたノイジーの姿ではなく、ノンプレッシャーの時期での試合ではありますが、この打撃内容が本物ならポストシーズンでも楽しみが増えます。そこで活躍することが出来れば、来季契約も望めます。
     岡田監督はこのノイジーの本当の姿を今まで待っていたとしたら、相当な忍耐強さとその選手を見る眼に自信を持っている監督という事で正に優勝監督に相応しい。
     対して相手ヤクルトの高津監督は、初回いきなり盗塁の近本に対してリクエスト要求と、悠然と構えるどころかバタつき、この試合の敗戦を醸し出したかもしれません。それにしても去年優勝の立役者村上をどう取り扱っていくのでしょうか?この試合もホームランと打撃の調子を取り戻しているとはいえ、今やサード失策王の村上は今後劇的に守備が上達するとはみえません(サトテルは上達できるとみている)。村上をファーストへコンバートすれば、打力優位のチームの強みが弱まり悩みどころとなるのでしょう。山田もサードにコンバートして、ディフェンスを主体としたチームに変革する必要があるのではないかとみています。

  6. 虎轍 より:

    四番にどっしりと大きな山が座って、タイガース打線を安定させる大山。
    マウンドに上がれば大きくスクスクと伸びる竹のようにまっすぐ安定した投球をしてくれる大竹。
    タイガースを支えてくれる大きな二人ですね。
    大山には100四球、最高出塁率も目指して欲しいし、大竹には最高勝率も目指して欲しいですね。
    タイガース打線は前日の鬱憤を晴らすかのような打線爆発の大量得点。
    投手のテンポがええからやろね。
    まだまだ青い柳さんは参考にしてや。
    テンポが悪く、要らぬ四球を与えない。最高なピッチングをしよう!
    岩崎にセーブが付かない試合になりましたが、相手にセーブを与えないのもええ事やと思いますね。
    今日も自由に打たせて貰える中野は最多安打を目指そう!
    ガンバレ!タイガース!
    頑張ろう日本!