断行せよ

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 WBCが世間の注目を集めたこと、その中で優勝したことは大変喜ばしいと思っている。


それをNPBへの注目に活用して欲しいと願っているが、どうやらそういう機敏な行動力や的確な判断力は期待できそうもない…というのは昨日も書いたとおり。
 そんな中で、日テレ系では開幕のG?Cに限って中継時間延長の態勢は整えたという(報知)。始まる前からなんだけど、そういうことじゃないんだよ。世間が求めているのは。まあ日テレ読売グループには、裏目を引き続けてもらって、行動を改めてもらわないとNPB全体の為にならないから、良いっちゃあ良いんだけどね。
 悩めるメンチに、オマリー氏が緊急来日で指導(スポニチ)
確か1月には「オマリー氏指導禁止」だったはずなんだけどなあ(サンスポ)。まあ「臨機応変」ということにしてあげようか、「優柔不断」ではなく(笑)。
 今日発表される「開幕一軍」においても、当初理想通りに事が運んでいない様子が明らかになることだろうが、まあそれは仕方のないこと。ケガ、ケガの回復度合い、好不調など、予測不可能なことが常につきまとう。その中で臨機応変、活路を見出していくのが首脳陣の大きな仕事の一つ。
 しかし高く掲げたスタンダードにブレを生じさせてはいけない。最近成功している新監督のやり方を見ていると、「前任者のやり方を継承する」という穏やかさより、新監督の新方針を明確に掲げた方が良い結果を生んでいるように思う。岡田前監督も、優勝した通りにやった初年度より、「これがやりたかった」を断行した2年目に結果が出た。だから、就任時に語った、守り、走塁を重視し、選手が持つ特技を活用するという姿勢は、多少の「打てない」「打てなくて勝てない」くらいでグラグラすることなく維持して欲しい。

コメント

  1. ばかぼん父 より:

    読売が読売なのは読売だから(「自己中」なのは「営利企業」だから)問題なし。なにか期待する方に無理がある。
    それよりもダルvs岩隈のカードは、読売系のSTVが放映権を握っているので、他の民放が手が出せないのは仕方が無いとして、NHKがラジオのみで札幌の試合を放送し、読売戦の放送があるにも関わらず、BSが阪神vs東京ヤクルトってのがイカン。バランス的にパのカードでしょ?
    今季はWBCの日程のために仕方がなかったが、セ・パ同時開催につきあうべきではないことがハッキリしました。
    でも我が家は千葉テレビで第1回WBCメンバーvs第2回WBCメンバー対決、yahoo!動画「パリーグ熱球ライブ」でダルvs岩隈+小坂ゾーンの無料2元中継予定なので実害はないけどね(^^;)。

  2. 大虎真弓 より:

    toraoさん今シーズンも楽しませて戴きます。
    タイガースを通じて一喜一憂する季節を迎えられる幸せを感じております。
     貴方の鋭い洞察力を参考に、野球を更に楽しみたいと思います。
    真弓監督の色を出して選手一人一人が精一杯プレーをしてくれることを望んでおります。
    宜しくお願い致します。

  3. 1ban より:

    守り走塁重視って言ってる割には、若手捕手育成対象が守の岡崎や小宮山でなく打の狩野ってとこに個人的には矛盾感じます。
    肩は持って生まれたものだから、駄目な選手に試合経験積ませていったところで良くなりようがないので。
    走塁にしても、結局今年のスタメンも盗塁できるのは赤星だけ。。
    まあ盗塁だけが機動力じゃないけど、マスコミ取材でも毎度のように機動力野球目指す事を強調するなら、せめてもう1人は盗塁警戒される選手を、例えば上本(大和)を2番セカンドに思い切って抜擢して4番の前の1?3番でスピード感ある打線を形成して欲しい。(この場合セッキーは返す役割の6番、平野は守備重視のライトで)
    そりゃ上本ら若手抜擢は勇気が要る事だけど、でも赤星が元気な内に若手とコンビ組ませて俊足打者を実戦で育てて欲しいんですよね…
    それに監督は「若手育成」も今季の課題に掲げてたし、実際もういい加減鳥谷以外にも20代野手育てないとねえ…
    監督が腹くくって我慢強く使っていけば、上本大和は成長期待出来る素材だと思うんだけどなぁ。。

  4. のののー より:

    岡崎は確定、狩野と清水を矢野欠場期間に使ってどちらを(あるいは両方)落とすかを決めるのでしょう。交流戦が終わるまでは先発は流動的なので、二軍の正捕手は小宮山でないといけない。
    今岡に右の代打が務まるかどうかが問題で、駄目なら狩野という可能性を探るために一軍に残しているのだと思います。

  5. 西田辺 より:

    新監督の新方針。
    確かに、近年一年目で大きく結果を残した監督は
    前任者にない色を出してますね。
    でもこのケースの多くは前年の成績を鑑みて、そうせざるを得なかった
    事情もあります。
    今回の真弓さんの難しさは、毎年の様に優勝争いを
    繰り広げたチームに変化を齎す事への影響でしょう。
    「下手にイジりづらい」チームである事は確か。
    でもまず聖域化してた「JFK」の解体方針は評価したい。
    まだまだ構想はあるでしょうけど、軸をブラす事なく
    進んで欲しいですね。

  6. 広虎 より:

    今回のWBCを見ても,日本の投手のレベルの高さと米国の野手の守備力の低さが印象に残りました。
    今日本で活躍している外人野手は米国以外が多いような気がします。
    米国のメジャーの選手は給与とプライドが高いようですし,メンチよりバルの方が好感が持てますね。(メンチファンのTORAOさんには失礼)

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