この日先発した石川を登録して、藤田太陽を抹消。
当初予定通りの入れ替えではある。しかし2度の登板機会で皆が微かに期待した「一発逆転」はなかった。かつてのドラ1は輝かなかった。それでもまだあきらめ悪くしがみついて行けよ。私は右打者のインハイに食い込むシュートが生きる横手からの投法は藤田に合っていると思うし、もう1球種、もう一工夫で打ち取れる投手に変身できるように思う。切れるなよ。
二軍ではルーキードラ1、蕭が初先発し5回2安打、自責点1で勝ち投手になった(スポニチ)。山口、中西両投手コーチが「力強さに欠ける」と口を揃えているのが気になるなぁ。若い投手には、まとまりよりも荒々しさや力強さを求めたい。
ジェン(鄭凱文=ジェン・カイウン、登録名はジェン)も二軍デビュー戦を1回無失点で終え、次は先発テストに回る。
バルディリスが好調なので、1つ空いている一軍外国人枠争いも面白くなりそうだ。
◇4月9日(木)阪神?広島3回戦(阪神2勝1敗、18時、甲子園、38733人)
広 島 002 110 000?4
阪 神 001 000 010?2
【広島】○長谷川(1勝0敗) 梅津 シュルツ 横山 S永川(3セーブ)
【阪神】●石川(0勝1敗) 江草 アッチソン
最後は代打今岡の今季初ヒット(二塁打)で、二死二三塁、代打坂に一打出れば同点という場面で盛り上がった。きっと打つ、そんな気持ちで応援したが、坂の打球は力ない一ゴロとなって試合は終わった。坂にとっては貴重な経験になったろう。
先発石川が失点を重ね、打ってはコンディションが悪そうな赤星と、新井、関本、メンチの「金本下」が不発で繋がりを欠く。しかし平野が3安打と盛り返し、鳥谷、金本は好調キープ。今岡に加えて、代打から入った葛城が2安打するなど、相変わらず代打陣は良い。
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3連勝とはいかなかった。本拠でぐぐっと勢いつけて東京ドームへ乗り込みたかったけど、まあ、しゃあないな。そういうハシタナイことはしないのも真弓流か。しかし今の自分の心境に向かい合ってみて、S、Cと6試合終わって五分の成績にもそこそこの納得感はある。指揮官のメッセージが伝わっているからだろう。
どうせ厳しい世界なんだから、やるんなら楽しんでやろう。真弓監督を見ているとそういう考え方が伝わってくる。練習は厳しくやる。自分を追い込むこともする。でも本番は自分の考えを素直に表現して、逆境にあっても常に前向きにやっていこう。ベンチでの表情やしぐさから、まずそれを感じた。
この日の石川もそうだったが、先発投手がリードを奪われても、それなりのイニング数を放らせる中で試合中に修正させる。良いことも悪いこともしっかり体験させて、次に繋げようという意図はとても良い。
そこらへんのジタバタせずに落ち着いてやるべきことをやっていくというムードは、攻撃陣の試合終盤の粘りに繋がっていると思う。ジタバタも悪いことではないが、少々の失敗に焦らず、地道にやって行こうというスタイルは、現状のタイガースに必要なものだ。そりゃ勝ち負けは重要だけど、石川の初登板に7イニングくれてやったことは必ず生きてくると思う。
それにしても石川は本当に惜しい投球だった。追い込んだ後、大事に行こうとして打たれるなんて成長の過程だと思う。ノースリーからど真ん中直球3つ放って真価を発揮した投手なんだからね。でも自分が次のステップに進みたいと思って、望むことと、生まれる結果が一致しない。自分にないものを欲しがることと、自分の良さを活かすこと。このバランスの中で「成長痛」が生まれる。必要なのは考えること、試すこと、体験と痛感。しんどくなる6回に三者三振出来たんだから、自信持って良いよ。次頑張れ。
3番鳥谷もそう。5番新井もそう。捕手狩野もそう。渡来人メンチもそう。望む、考える、試す、体験する、痛感する、望む…。このサイクルの中でいかに成長するか。幸い真弓監督は、「今は成長の時期」と覚悟を決めている。
さあそんなわけで、ジャイアンツと3つ。真弓タイガースらしく、明るく、成長を信じて、粘り強くやろう。
コメント
前任者時代にはなかった、内容のある負けでした。先発はギリギリまで引っ張り、中継ぎローテも守っている。最後は代走坂、代打浅井が正解だと思うけど、矢野と入れ替えるのは浅井という予定の表れなのかも?
バルをいつ誰と入れ替えてどこで使うかが鍵ですが、今岡も林も当面スタメンはないので、新井をファーストに戻して気分転換、がいいのではないかと。
矢野捕手抜きで勝率5割はよくやっていると思います。昨日の試合も石川投手を7回まで投げさせて、悪かった点を試合中に修正させたことは次回の登板に生かされるはずです。
今日からの巨人戦も真弓タイガースらしい試合を期待します。
負けはしましたけど、色々と収穫のあった敗戦でした。
特に石川の7回までの続投は、久方見ることの無かった光景でした。
絶対に昨日の反省は次回に生かして欲しい。
それと敗戦の中でも「光るプレー」(どっかで聞いたことあるなw)
4回表、1点取られて尚二死2・3塁のピンチ。
長谷川の打球は鋭く一二塁間を破り、追加点かと思われたその瞬間、浅い守備位置から猛然とチャージ
してきたメンチから関本へ矢のような送球でアウト!
珍しいライトゴロに仕留めた。
あれは、関本・メンチ両者のファインプレーでしょう。
転がった瞬間に二人のイマジネーションが一致しないとアレは成功しません。
さぁ、今日から敵地で讀賣3連戦。
去年の悪夢を払拭する戦いを見せて欲しい。
toraoさんほんとすごい!見てますねー(なんで若干上からやねん)
ドラ1藤田、関東人でイケメン、巨人がドラ1でほしいと言ってるのに断り、弱い時の阪神へ、鳥谷もそうやった、(変り者?言っちゃダメ)そらとことん応援したらなあかんよ、私を含めこう思ってる虎ファン多いと思う。
石川に7回まで投げさせたのはいい事ですね。
100球近くなった6,7回も尻上がりに良くなってましたし、今後の成長に繋がるでしょう。
ただ石川は岡崎と組ませるべきですね。
肩自信のない狩野では、走者出るたび自分が走られたくないのもあって過度に牽制させ過ぎ、あれじゃあ若手投手は次打者に投げる前に精神的に疲れてしまうし、走者気にしすぎて打者に集中できません。
あれだけ牽制やって、外にも故意に外してカウント悪くしてそれでも刺せないんだから、もうベンチは狩野を使うなら端からフリーパスな点は諦めるしかないです。
若手投手を育てたい+走られたくないなら、肩の強い岡崎や小宮山と組ませるべき。
首脳陣の誰が狩野にここまで拘ってるのか、木戸コーチの気がしますが、個人的には若手捕手の育成対象を間違えてると思います。
何時だかも、どなたかが書き込まれたかもしれませんが、
負け試合の翌日ほど、無性にtoraoさんの記事が読みたくなるんですよね!
(同じ負け翌日でも、デイリーは全く買う気がしない…。)
負けに対してつぶさに検証し、どこがいけなかったのか、何が足りなかったのか、
どうしたら今後に活かせるのかについてのtoraoさんなりの評論が、
勝ち負けだけに偏りがちな私の頭にすぅーっと入ってきて、良い均衡をもたらしてくれます。
本当にありがとうございます。
さあ、今季初のG戦だあ!
去年の雪辱を果たすべく、みんなで勝利の風を“からくりドーム”に吹き込もう!!
望む、考える、試す、体験する、痛感する、
あ、これって私の仕事にも当てはまる。なんか、ここの人たちはすごく専門的に野球を見る人たちが多いので、今まで見たいに(何と65年も)タイガース、タイガースと手を挙げて踊っているのが申し訳ないような気持ちになってきました。おばちゃんも勉強して、偉くなるからね。頑張ろうね、太陽。
最後のバッター坂の場面は、自分の息子を応援するような気持ちで『男になれ!』と祈っていましたが残念。 また次頑張れ!
さて、東京ドーム。昨年後半、観戦に行ってことごとく(ってゆうか全て)負けたのがトラウマになり今日は自宅で観戦します。頼むぞ三タテ!
金本、手がつけられませんね。
2打席目は外の真っ直ぐを見せた後の内のスクリュー
3打席目は山口の最高の真っ直ぐ。
もう打つ手なしです。
明日の目標は金本全打席敬遠です。