藤川監督は、お決まりの質問に素直には答えない。監督が何を語ってもメディアで伝えてもらえないチームがある一方、本当にいるのかさえ疑わしい「関係者」の言葉まで報じられるのが阪神。知られることはプロ野球チームとしてありがたいことだが、戦う上ではありがたくないことも多い。阪神の場合はチームとして情報を統制し、監督自らが情報を攪乱させるのは正解だと思う。
だから、キャンプを総括する言葉はすべてホンネではなく、コメントによる効果を狙ったものだと解釈する。「キャンプMVPは?」への答えは文字通りの「もっとも価値ある選手」ではなく、「誰をキャンプMVPと答えるのがチームのためになるか」を考えた結果のアウトプットだ。今季の場合は、たくさんの名前を挙げることだった。
阪神・嶋村 異例の育成選手MVP 藤川監督「姿勢」を評価 伏見、梅野、坂本らから学び多く「勉強になった」/デイリースポーツ online
「阪神春季キャンプ」(25日、宜野座) 2年目の阪神・嶋村麟士朗捕手(22)は育成選手としては異例のキャンプMVPに選ばれた。藤川監督の期待に応えるため早期の支配下登録を目指す。
そのうちのひとり、姿勢を評価された育成捕手の嶋村。
《支配下、支配下ってなっちゃうと、性格的に気負ってしまう。好きで野球をやってきたのでずっと好きでいられるような選手生活を送っていきたいです》
そういう気持ちで取り組んでいるからチームにいい影響を与え、褒めてもらえたのだろう。
あとよろ。
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