前日練習でねんざした浅井は、「右足関節じん帯損傷」で抹消。帯同していた小嶋が登録。5/17先発という報道もあり。
ドラゴンズもタイガース同様もがいているが、象徴するような二軍戦（リンク）。山井と石川の投げ合いで引き分け、両者まったく同じような戦いやね（笑）。
◇５月１６日（土）ヤクルト?阪神６回戦（ヤクルト５勝１敗、１８時、神宮、２８３８０人）
阪 神 ００１ ０００ ０００?１
ヤクル ０００ １０３ ００×?４
【阪神】●福原（２勝３敗） 渡辺 阿部 筒井
【ヤクルト】○館山（４勝０敗） Ｓ林（13セーブ）
[本塁打] デントナ７号（ヤ） 宮本２号（ヤ）
メンチちゃん、かわいそうだなあ。あんなのを空振りって言われたり、槍玉にあげられたり。
メンチに必要なのは根拠なのだと思う。２ストライクまでに来る内角の速い球、外角へ逃げる球。基本このコンビで、そのどちらかを高確率で片付けられるようにすれば良い。空振りを誘う低めの落ちる球は、高さで消せば良い。それ以外の球は全部失投だ。厳しすぎればボール、甘く来ればホームランボール。いまだにその基本的な攻め方だけで簡単に打ち取られているところを見ると、たとえ体のコンディションは上がっていても、頭の整理はできていない、指導者のアドバイスが行き届いておらず、本人もさしたる根拠を持っていないように見える。キャンプで陽気な姿をたくさん見ていただけに痛々しい。外角のスライダー一本に絞って、踏み込んで放り込むことだけ考えたら良いのに。使うならね、前にも言ったけど、打順は８番で良いんだから。
福原は良かった。カーブを有効に使えていたし、左打者に対してシュートでぽんとストライクを取れたので楽な投球ができた。腕の振りが良かったので、高いゾーンの球も効いていた。
デントナの一発は完全な失投、あれは悔やまれる。まあ１点ずつ取られたけど、そらしゃあない、そんくらいは取られるわ。交流戦でまた登板機会が減るかも知れないが、なんとかコンディション維持して頑張ってな、ナイスピー。
ナベちゃんは、置きに行ったインロー直球をベテラン宮本に狙われちゃった。まあ相手が上だった。
このスワローズの一発攻勢を見ていて、同じように大して打てていない打線なのに、得点力に差が付くというのは、打者の頭の中の違いなのだと痛感した。次にどういうことが起きるのか、その可能性についての整理が良く出来ているから、思い切りの良いスイングが結果を伴う。そしてベンチがしっかりその後押しをしている。二死からデントナの逆転ＨＲの直後、ガイエルがヒットで続いて福原交代。ここで６回にしてガイエルに代走飯原を送る。この１点を守りきる野球をするという自軍への宣言であり、かつこの走者を走らせて二死からもう１点を奪うという脅威を相手に感じさせる。宮本にしてみれば、絶対に直球のストライクが来るというヤマを張って打席に立てる。ここらへんの采配は、チーム全体に残り９回までの戦う方針を明示しつつ、さらに今行われている戦いの最前線をも支援する。まこと敵ながらあっぱれ。
阿部ちゃん、筒井はナイスピッチング。点差のあるビハインドはお手のもんだね。もうそんなん抑えてもつまらんだろう。特に筒井の開花は嬉しいね。
さて、同じ事の繰り返しはもうすっかり倦んできたね。こんなぐらいなら、序盤から投手がぼっこぼこに打たれるくらいでも良いから、選手たちの心の中をガラッと変えるような試合をやって欲しいと思うよ。
そういう意味では、小嶋先発、どんだけ打たれても全然オッケーという試合でも良いんだ。空振りオッケー、三振オッケー、盗塁死オッケー、走塁死オッケー、打たれてオッケー、負けてもオッケー。誰も死にやしないんだから、思いっきりやったらええんよ（笑）。
コメント
仰るように「死にしないのだから」という感覚で思いっきりプレイしてくれる事を望みます。「一切が不可能」と思ってしまっては、前進は無く、「一切が可能」と思えないような集団は、負け犬と言われてもしょうがない。
優勝する事も何もかも「一切が可能」なんだと、思ってくれるかな?（苦笑）
しかし弱え?な?ホントにもう！
toraoさん、前監督の「めちゃくちゃしたらええんよ！」みたいになってますなぁ（笑）。
東京は朝から本降りで試合は微妙ですが神宮球場の水捌けの良さに期待しましょう。
タイガース、昨年後半から関東では滅法弱く、我々関東のファンは大変申し訳なく思っています。
弱い時こそ一層力強い応援をしたいと思います！
ｔｏｒａｏさんの言うとおりですね。小嶋には思いっきり開き直ってボコボコ打たれればいいと思います。打線も完全試合くらう勢いでいいと思います。今の阪神には悔しいとか勝ちたいとかの闘争心が見れないからこそ悔しいという気持ちを全面出してプレーほしいですそれがファンに対する答えになると思う。
昨日のtoraoさんの文章の副作用で上にあるコメントがどう阪神に繋がるのか考えながら読んでしまいました（笑）
メンチが猛烈に抗議して退場になったら・・・
と思ったのは俺だけか・・・
ここ一番で押さえられない投手
ここ一番で打てない打者
これがヤクルトとの差。
采配だけが悪いわけではないぞ。
私も含め阪神ファン的思考の悪いところで「負けに戦犯無き負けなし」みたいなところがありますが、基本的に去年の前半戦が異例なだけで（古くは85年とかも異例中の異例で）タイガースは貧打線でつながらない打線で例えば新庄とか真弓・八木・桧山といった代打の切り札の様に時々ヒーロー的活躍をする打者がいて強く印象に残っているけれでも、通年で考えれば大活躍したとは考えにくい効率の悪いヒーロー崇拝主義みたいな評価軸があると思います。
打線の活性化を図る首脳陣の、特に打撃コーチに求められる働きは
１．toraoさん的考え方の整理と個人とチームの投手攻略の打線の徹底
２．ノムさん的、小兵もピリリと利かせる小粒個性派をチームのカードとして機能させる
３．デーブ大久保的、とにかく振って自信を持ってそれを裏付ける練習をする（たとえ一夜漬けでもやるとできることはある！）
４．仰木監督的、猫の目打線で立場に安住させずスタイルや相手、調子や監督の狙いによって決まった形ではない「ベスト」や「ベター」を常に求める
５．「好きにやってこい」その他気分的なところを盛り上げることや、突き放して成長を促すなど
まだまだいろいろあるんでしょうけどタイガースの最重要ポイント「打線」はどうすればいいんでしょうかね？
ホント、一軍も二軍もホント打てませんね。。
金本の出塁率が落ちてこない所を見ると、いかに金本が歩かされてるか＝金本しか打ってないか、という事でしょうねぇ。。
やっぱ、赤星を帰す3＆5番の奮起ですね。
そして小嶋キター！
小嶋ルーキー年の真弓監督の解説なんか聞いてて、小嶋大好きって雰囲気が出てたので、すぐ落とさずに根気よく使って欲しいです。
あと浅井早く治せよー。
＜このスワローズの一発攻勢を見ていて….
ベンチと選手との理想的なあり方を示す名文ですね。鳥肌が立ちました。
（惜しむらくは最後の「的ながらあっぱれ」が誤字のようですが。）
チーム全体にそのような統一された意思が存在するときは、選手個々に凛とした高い集中力が感じられて、私はその雰囲気が大好きです。
去年前半までのタイガースには、そんな集中力が感じられましたが…。
ふと……
昨日、広島・讀賣戦をラジオで聞いていて、救援陣が零点に抑え、感じたことは、投手陣の構成、強化の仕方が、タイガースと同じ、真似じゃないか？
つまり、傑出した先発投手がいないため、セットアッパーを重視している。
讀賣は、山口、越智、豊田など
広島は、梅津、シュルツ、横山など
ヤクルトも松岡、押山、五十嵐など
上位チームは調整よく、機能しているなあ。
中日とタイガースは、ここ数年の金属疲労？気味だし、研究されつくしているかな。
横浜は、整備途上かな
だから、タイガース打撃陣は、ゲーム後半になっても、振るわないのかな？
だからこそ、研究されていない新しい選手にチャンスを…
と、いっても結果が出ないねえ
やはり、先手必勝！で先発投手を打ち崩そう
また、救援投手陣頑張れ!
WE JAF!
痛いのは浅井抹消。ソフトバンクは今日のゲームが中止となり杉内がスライドすれば浅井がいないのが痛い。
皆さんいらいらされてますね。
なんだかんだ言ったってまだたったの借金４。
シーズンもほんの序盤です。
去年いなかった狩野も能見も福原も広大も出てきてるし、そんなに悲観することもないのでは。メンチや藤本や今岡へのこだわりも真弓さんが監督になっていくための（何てったって新人なんですから）見極めの時期と思えば、そんなに腹も立ちません。
これから神宮に行ってきます。前回は雨中で石川にやられたけど、今日はリベンジ期待しています。（ジェット風船が禁止になる前に思いっきり飛ばしとこ！）
｢誰も死にやしないんだから、思いっきりやったらええんよ」ーーー毎度まいどトラオさんの応援歌には脱帽です。
ファンはああだ、こうだと言えるけれど、戦う選手は必死。トラオさん式の応援が最高です。
>選手たちの心の中をガラッと変えるような試合を
投手陣は頑張っている。
これまでのチーム防御率以上に抑えこんでる投手が多数出てきた。
試合の趨勢は自軍が点を取れるかどうか。
打ちました→勝ちました
打てませんでした→負けました
勝とうが負けようが、結局はそこに戻ってしまう。
仰る通り、清々しい程のボッコボコ試合でもないとチームの淀みは消えないと思う。
「先発投手は１イニングでも長く」
真弓監督が掲げた目標は徐々に形作られてきた。
もうすぐさ、いい波が来るのも。