去年のタイガースは、チーム防御率1位だったが、チーム得点は最下位。投で勝って、打で負けた。これをもう一度良く見なおして、何が必要なのか考えてみる。
さて、そのチーム得点を改めて見てみよう。最下位などという生やさしいもんじゃない。
チーム得点 1G 692 100% 2D 623 90% 3S 596 86% 4B 569 82% 5C 557 80% 6T 518 75%
右の数字は対1位比率、つまりタイガースは1位のジャイアンツの四分の三しか得点がないということ。なんたることか。
ここで特筆すべきは、2位のドラゴンズだ。なぜなら、チーム安打数を見ればうちと同類のはずなんだから。
チーム安打 1G 1361 100% 2S 1289 95% 3C 1287 95% 4B 1268 93% 5D 1245 91% 6T 1233 91%
5位のDと最下位のTのヒット数はほぼ変わらない。
あ、そうか、ウッズがね、HR打ちまくるからなぁ、俊足が多いから二塁打、三塁打も多いだろうし。ということで、塁打数でみてみる。
チーム塁打 1G 2213 100% 2S 1962 89% 3B 1913 86% 4C 1906 86% 5D 1848 84% 6T 1779 80%
やっぱりね。ここで5位Dと最下位Tにちょっと差が付く。
それにしても情けないね。HR少ないのはしゃあない(で済ましたくはないが)として、せめて二塁打、三塁打でスタンドをわかして欲しいわ。
だけどチーム塁打数でもDはまだ5位。あ、そうか四球がね。ウッズ敬遠多いしね。ああ、あとあれだ、盗塁。この辺を見てみよう。
チーム四死球 1D 577 100% 2T 470 81% 3S 457 79% 4G 453 79% 5B 429 74% 6C 413 72%
ほーらね、Dダントツ。うちもまあまあ良いんだね。BとCは見劣りする。確かに打つけれど粗っぽいという印象あるもんね。
チーム盗塁 1D 83 100% 2S 66 80% 3C 65 78% 4G 63 76% 5T 46 55% 6B 42 51%
ほらほらこのへんだわ。しっかし…
もうオラ情けなかとよ。Dの55%って、なあ。打つばっかりちゃうんよ、攻撃は。打つばっかりでも打てんくせに(笑)。さて、ここらを合計すると…
チーム塁打+四死球+盗塁 1G 2729 100% 2D 2508 92% 3S 2485 91% 4B 2384 87% 5C 2384 87% 6T 2295 84%
ほらきた。なんとなくチーム得点と相関性の高い数字になった。べき乗だとか、他のものを足したりとか、もっといろいろこねくりまわせば相関性の話もふくらむかもしれないけど省略。ってかそんなのアメリカの方にはいくらでもあるだろうし(笑)。←そんなん言うならはじめからそれを調べてそれを使え!
ただやっぱり気になるのは、タイガースのチーム得点のずば抜けた少なさ。
「チーム塁打+四死球+盗塁」でも他の5球団に十分劣っているが、チーム得点となると、さらに見劣りがする。
おそらくここに出さなかったもの(本塁打数とかね)、ここに出てこないもの(1本のヒットで出塁していた走者が何コマ進んだかとか、アウトを与えても走者を進めたか、効果的な犠打があったかなど)で、さらに他球団の遅れをとったのだと思う。
つまり、長打が打てない上に、こつこつシングルも打てず、そうかと言って、盗塁が多いワケでも、巧みに進塁打を絡めるでもなく、ただ漫然と打とうとして、ただ漫然と打てない(ただし四死球はまあまあ)という打線なのだ。
そのことを踏まえて、どうしたら良いのかを考えようと思う。
いつかへ続く(笑)。
コメント
月並みですが1・2番の出塁率と
5番の勝負強さですね。
どうやら開幕は赤星・平野と
今岡でスタートするようですね。
どうしても2005年を参考にして
しまうのですが一回り目の得点(先取点)
特に初回に攻撃が成功すると
どうも相手は終盤のJFKを気に
してか焦るようです。
特に今岡は左中間へ外野手が目測を
誤る飛球を期待しています。
オープン戦での貧打ぶりを見る限り、打線には、大きな「改革」が必要かも知れませんね。
打者にも、岩田的↑急上昇の若者が、出て来ないかなぁ?
中日の四死球と盗塁数多いですね?
中日がの安定した強さを発揮するのもうなずけます。うらやましい!
阪神の機動力に関しては平野の加入で結構改善されてると思います。多分。
あとは鳥谷や割と足が速いフォードあたりに積極的な走塁を期待したいですね。
貧打のデータは年間トータルのもの。
昨シーズン中盤?終盤の活性化された打線ではもう少し数字も違ったものだったと思います。
そんなわけで林、桜井、狩野、庄田、坂といった若手連中こそ実は今年の本当のお楽しみ。
世代交代が進めば同じ貧打でも「明日があるさ」と思えるしね。
年々、猛虎打線に怖さが無くなって来てるのは確かですね。
昨日の「抑止力」とは逆の「推進力」がないですね。
1つでも前の塁を獲る。
1点をがめつく取りにいく。
相手を焦らせ、ミスを呼び込む。
そんな所が全く足りない。
虎の癖に獰猛さが足りないんだから、まったく(笑)
首脳陣が無策なのか、選手にその力量が足りないから
とてもできる状況にないのか。
いずれにしても、野球盤戦法じゃ先がないですよね。
説得力ありますな。
この分析からすると,今年はスワローズの得点が多くなるんとちゃいますか。
後ろにええピッチャーがおるし,なかなか手ごわいと思いますわ。
新井の加入で昨年より打線に厚みが出てるのは確かでしょうが
1点を細かく取りに行く野球が果たして出来るのか。?
これがドンちゃんの目指す攻撃と違うから短期決戦で勝率が悪い
ことにもつながってると感じてます。
来た球打っちゃーええんよ というのは長嶋やイチローレベルで
成り立つ話で、何をやってくるかわからん という采配も時には必要。
そういう意味で、赤星、平野の1,2番には期待してます。
今年は1・2番は例年になく期待が
もてそうなのですが、やはりクリンナップ
ですかね。
新井が入ってちょっとHRは増えそうですが
金本の年齢や今岡は…
やはり足でかき回しながら、主砲がドカン
というチームが魅力的なのですが、
なかなか難しいですね
はじめまして。
もう2年間読ませていただいています。
私は、今の阪神に足りないのは、走塁と外野手の守備力だと思っています。この点から今年を見ると、平野の加入は良かったと思います。
病み上がりの金本と赤星が走塁と守備でもとの状態に戻ってくれればかなり戦えると思いますが、現時点ではまだ完全復帰には見えません。
ペナントレースに間に合えばいいと言う見方も出来るかも知れませんが、助走があってもいいはずで、ちょっと気になります。
to KEIさま
先の1点をどう取るか。そこに集中すれば良いんですね。
to ジジィさま
他球団を見ても、投手に比べると打者は若くして飛び抜けてくる人が少ないようです。勢いや気合で圧せる投手(攻め手)と違って、打者はそれなりの技術、経験も必要な受け手だからなのでしょうかね。
to すかんぴんさま
チームを変えていくきっかけになるような選手が入ったことは明るい材料です。そういう選手を選んで補強したフロントの目論見どおりになるといいですね。
to やっぱりトラ!さま
今年も次世代選手が割り込んでくる場面が見られることでしょう。
to 西田辺さま
野球盤戦法をどう改善させたのか。オープン戦では、ちょっとした雰囲気は感じます。本番でどう出せるかですね。
to 広虎さま
スワローズとカープは戦法を明確に打ち出していますので、実際本番でどうか楽しみです。
to Salutさま
「来た球打っちゃーええんよ」は正しいと思うのですが、打ちやすくする工夫が無さすぎるのが決定的な欠点なんだと思います。
to もふもふさま
上位からのつながりがあれば、中軸も変化があるでしょう。コンディショニングはまた別問題ですけれど。
to うーやんさま
はじめまして、ようこそ。
金本の場合は、助走までは欲張りすぎかも知れません。スロースタートを覚悟するくらいでないと。なぜ?それくらいの感謝と敬意は捧げてもバチは当たらないでしょう(笑)。
赤星は、今の状況が目一杯なのかも知れませんね。ちょっと打撃は形を崩しているようです。