そういえば「魔の8月」の1試合目は、19?2の大爆勝からだったなぁ(笑)。
1点取るのにキュウキュウとしていたのだから、できればいっぺんに14点も取らないで、5,5,4とか分散して取れないものか。カープもそんなに気前よく14四球とかくれないで、5,5,4とか分散して四球いっぱいくれないものだろうか、ねえ(笑)。
また気持ちがスッキリしない理由として大きいのが11勝目をあげた安藤だ。今季は実に味方の援護に恵まれていて、勝ち星が積み上がるのだが、どうにも内容が乏しい。かといって悪い投球でもないんだよなぁ、8割方良い球を投げていて、肝心なところで四球を出したり、打たれたり。結果、早い回で降板して救援陣の協力を仰ぐことになる。
またこの日はバント失敗や走塁ミスで自分を苦しめてしまった。
かつてほどのキレがないということにつきるのかもしれないが、多彩な変化球と制球力でスイスイ試合を作っていくだけの力はあるはずだ。これぞ安藤!ってやつを早く見せて欲しいよ。
その後をつないだ久保田、江草、橋本健、阿部はお疲れさま。点差は開いたが、両チームとも最後まで手を抜かない試合だったね。
四球やバッテリーエラーでゆるゆるの試合は、ひとえにカープ投手陣(先発宮崎?牧野?岸本?上野?篠田?で出さざるを得なくなっちゃった梅津)がぶっこわれたおかげ。ただしあえてその源流をたどれば、初回、タイガースがやるべきことをやったことから始まったと言えなくもない。
先頭赤星が追い込まれてからボールをしっかり見極めて四球を奪う。ボールを打たない。ここしばらくできていないことその1。
四球後の初球、ストライク率の高いカウントで(実際はボール球だったけど)2番平野の初球にエンドランのサイン。平野きっちり転がして一死二塁。出した走者をダイナミックに動かす。できていないことその2。
3番鳥谷1?1から甘くなったチェンジアップを思いっきりひっぱたいてライト右にライナーで運ぶクリーンヒット、赤星ホームインで1点先制。好球は積極的に強振せよ。できていないことその3。
夏場に強いはずの4番金本は左飛。この日打球方向が良かったタイムリーが1本あったが、完全な泳ぎ打ちで内容はイマイチ。特にボールの見極めが悪いのが気になる。
二死一塁、5番林の初球がワンバウンド、捕手石原が一塁側に大きく弾く間に、鳥谷は一気に三塁を狙うが、これはタッチアウトになった。スキあらば一つでも先の塁を狙う。できていないことその4。結果は×だったがヘッドスライディングで攻めた姿勢は○。
「その1?4」までをきっちり続けたので2回、6回、二度のビッグイニング(というかカープ自滅)を呼び込めたのだろう。少なくともタイムリーやホームランを打ったスイングは、狙いどおりにしっかり振っていたからね。そして「その1?4」を一人でカンペキに実施したのが鳥谷だった。
林に1号も出て、これで気も楽になるだろう。関本はホント満塁強いね。
さて岩田にも安藤レベルの援護をあげてちょうだい。大量点のことは忘れて、今日もしっかりした野球を。星野ジャパンもね。
コメント
いつも楽しみにして朝一番開くページ。私のような素人にもよくわかる解説、特に今日の「できていないその1?その4}とてもわかりやすかったです。ありがとう。
選手もこの「その1?4」を常に脳裏に納めておいてほしいです。
>星野ジャパンもね。
星野ジャパン、今日は控え組でも良いのでは?? キューバより韓国のほうがやりやすいような…!?ま、星野さんの性格から見て、間違いなく勝ちに行くでしょうけど…。
タイガース、素晴らしい勝利ですが、CS&日本Sで「柱」になる安藤がヨタヨタで不安ですネェ。
ふぅ、何とか連敗脱出。
得てしてビッグイニングや大量得点は相手の自滅に拠る所が大きいので、
打線復活というのは少々割引が必要かもしれませんが、良いきっかけには
なりそうですね。
安藤。
確かに良くも悪くもなく、援護による勝ちは積み重なっているものの
「シッカリ試合を作りました」感に乏しい印象が拭えない。
まだ何処かで自分に自信を持てていないのかも。
さぁ、大勝の後は・・・なんて言われない為にも今日もう一つ取りに行こう。
なぜルイスでない?よーわからん代行監督のおかげで勝ちましたな。
アタマが取れたこーゆうときは気分的に楽。久々の連勝!あるかもね。
広島は強いのか弱いのかよくわかりません。
ま、ウチに弱くGに強いという点で広島はエライっ!
そういった意味から言うと、ヤクルトはダメっ。お願いだから、CSには出てこんといてね(手前勝手このうえない私です…)。