8/8能見を登録。8/9玉置を登録し、坂を抹消。
鳥谷、シーツ、関本を下げない前提だと、坂はトラブル以外の出番が考えにくい。玉置は、ビハインドゲームのワンポイントでもなんでも、とにかく今回はいっぺん使いたい。
赤松は毎日二塁打打って、盗塁しているなぁ。それと右ヒジ故障から復帰した中村豊がいかにも調整に入っている。さてそろそろ試合終盤の代走や守備固めが重要になって来る季節。彼らがヒーローになる1勝が決め手になるかもね。
1勝1敗で迎えた、好調同士のGT戦の3試合目は延長12回2?2引き分け。3回T7番濱中のソロHRで先制し、4回G6番阿部のソロHRで追いつく。5回G8番鈴木尚ヒット、9番高橋尚送りで拡げた好機で逆転すれば、7回T8番矢野ヒット、9番代打藤原が送りで拡げた好機で追いつく。先発の柱ジャンから、ジェフ、久保田、藤川の必殺リレーで相手を封じ込めれば、エース高橋尚から西村、上原、豊田の新・勝利の方程式で徹底抗戦。終わってみれば両軍9安打ずつ、土俵中央で組み合ったまま水入りとなった。
どちらも相手の強さを実感し、どちらも自分の強さに自信を持っただろう。
ただハタ目から見ると、ある意味ではどっちも「強い」と言えるかどうか。確かに両チームのリリーフ陣とも好調で、なかなか攻略の糸口が見つからないが、それでも終盤の攻撃にはちょっと物足りなさが残った。
特にタイガース攻撃陣。2イニングを投げなければいけない相手投手に対して、粘って苦しめるという選択肢がある。勝負を早くしたいから少々単調でも外のまっすぐで1ストライク目を取りたがっている。その初球を積極的に弾き返していくという選択肢がある。そのどちらともつかない打席を各打者が繰り返しているように感じた。まあなんと申しましょうか、こういう展開になると、一発狙っちゃるけんって感じで外野フライが続いちゃうのが岡田野球とも言えるんだけどね(笑)。
勝てなかったのか、負けなかったのか。
原監督「全員が力を結集し、引き分けにはなったけど、ナイスゲーム」
岡田監督「追いついた試合やからな。勝つ、負けるじゃなくてナイスゲームやろ」
ウィリアムス「久保田も球児も気持ちの出たいい投球だった。勝てなかったけど、よくがんばったよ」
そうね、差をつけて上にいる者にとっては、気分的にも数字的にもJFKに対して引き分けは御の字だろう。
だけど藤川の言葉は良いよ。「勝てなかったけど、今日は試合がなかったと思えばいい」これだけの試合をした後にこういうことが言えるんだね。君、カッコイイよ。こっちもそう思うことにするよ。
ジャンはナイスピッチング。ナイスピッチングなんだけどねー。例のアレがねぇ…。こっちは1コマ足りずにあと1点に届かず、向こうにはタダで1コマあげちゃうんだから。
濱中のHRはもちろん見事だったし、チャンス拡大の鳥谷のタメを作ったヒットも良かったし、重圧の中で打った関本の犠飛も素晴らしかった。もちろん一人2回ずつ、相手に「これはムリだわ」と思わせちゃうJFKはワンダフル。球児の直球も良い感じだった。
だけど7回無死一塁で、代打でバントを一発成功させた藤原を褒めちぎりたいね。バントが上手い選手だからこそベンチにいる。サインが出る。だけど去年はそれを失敗して二軍に戻された。この簡単そうに見える仕事を成功させるために、毎日コツコツ練習しているわけだ。それを他の選手も知っているから、鳥谷、関本で点になったんだと思う。グッジョブ。よう決めた。
約1ヶ月後、同じ場所で再び相まみえる時には、どんなチーム状態で、どんな順位とゲーム差だろうか。できることなら、ドッキドキのつばぜり合いの中でこんな試合をやって欲しいね。
その1ヶ月後とは、残り約20試合、「9月7日」からのことになる。
コメント
初めてコメントします。
TもGもお互いの意地というか、上位チームらしい攻防でしたね。
次のドーム決戦では首位決戦といきたいところです。
偶然にもあの「9月7日」なのですね。
対戦相手は違いますが、「The Game」以上の
熱戦を期待しています。
行ってきました。東京ドーム。
おいらの気分は、「くそ、ボークが無ければ、2対1で勝ちじゃねえか」という感じ。
はい、れば、たら言っちゃだめですよね。
torao様ブログは、「負けなかった」「勝てなかった」どっちかなあと、昨日から思ってました。なんと、藤川さんお若いのに「今日は試合が無かったと思えばいい」とくるとは。
藤川様、これから、残暑(猛暑)が続きますが、今年もご面倒おかけします。
そして、おいらは、9月7日のドームのチケットは入手済みです。ふふふ。
おお!9月7日から!
また何か起きたら、関西では祝日が一日増えるかもしれませんね(笑)
ジェフ・久保田・球児。
西村・上原・豊田。
この6人の中の現状で、たぶん豊田だけが「120%」の投球をする必要があったように思いました。他の5人は100%で無失点のイニングを作れるけど、豊田の100%のストレートとフォークだったらあの雰囲気、一点取れていたような気がします。最終回鳥谷からだったし。
だけどその豊田が本当に素晴らしかったと思いました。その6人であえて「昨日の投球内容の順位付け」をしても、豊田1位じゃないかなぁ。外のストライクにするまっすぐとボールにするまっすぐのコントロールが半端なくよかった。
シーツのレフトフライ、例の9月7日の豊のホームランと似た角度で上がりましたけどねぇ。あれ、惜しかった。だけど、ほんまに面白くなってきましたね!!
昨日の試合、前回エントリの「とっておけよ」が身にしみます。
ジャンの例のアレは「お約束」でいいんじゃないでしょうか。大事に至らなければ。
>それと右ヒジ故障から復帰した中村豊がいかにも調整に入っている。
>その1ヶ月後とは、残り約20試合、「9月7日」からのことになる。
ゾクゾクしますね。
正直言って、下位チームにとっては悔しい引き分けです。
疑惑のボーク判定がなかったら勝っていたかもしれない、いや、勝っていた(断固!)と思うと、さらに悔しさが募ります。
けれど、「ドクドクワキワキ」がまだまだ味わえることになったのは、ヤキュ中として幸甚です。
両チームのぶつかり合いにしびれましたよ。
これを最低でも9時30分まで放送できない日テレには失望しまくりでした。
ますます野球人気が下がってしまいますよ。
to T-52さま
はじめまして、ようこそ!
素晴らしい試合でしたね。でもまだ優勝するチームの強さというのがどっちも足りないようにも感じました。まだまだどっちも強くない。
9月にはどうなっているでしょう。本当に楽しみ楽しみ!
to 太めのおじさんさま
こういう引き分けは、とにかく肯定的にとらえるしかないと思うんです。でも、私も「なかったと思う」には驚きましたよ、ホント(笑)。
9/7チケット、さすがですね。
to コーチさま
西村をよくぞここまで持ってきましたよね、誰の手腕か知りませんが、大したもんだと思います。
そう、クローザー上原の後に出てきた豊田をどうするか、これが豊の9/7にできるかどうかでした。確かにシーツのはそんな風に上がりましたね。でも投球がはるかに厳しいところに来ていました。
初戦の豊田の感じから、外の直球を狙うことから始めないとなかなか難しいと思いました。抜群のコントロールでしたが、強い時のドラゴンズなら少々ボール気味でも踏み込んで打たせたでしょう。
to 洋上道三さま
大事に至ったといえなくもないんですけど(笑)。でもその後、ようこらえましたよね。
もうゾクゾクですよ(笑)。
to 一虎ファンさま
簡単じゃないですね。でもここからまた1ヶ月、しっかり組み上げて、再チャレンジが楽しみです。
to たかさま
試合終了まで中継すれば野球人気が上がるのか、あるいは試合途中で中継を打ち切ると野球ファンが去っていくか、いずれもそうとは言えないように思うんです。それでは、人気上昇気流のパ・リーグ球団を説明できないと思いますし。そう考えるとサンテレビは偉大です(笑)。
toraoさん、こんにちは。
昨夜はまさに「がっぷり四つ」という感じでしたね。それも重量力士同士のような重?いやつ。
さてさて、そんなことより今日からの横浜戦ですよ!
私たちも選手たちも頭を切り替えてネジを締めてかからないといけません。
相手は『4強の一角』横浜。巨人戦の後の『燃え尽き症候群』が心配・・・
と思って調べてみたら、今年は巨人戦直後のカードの成績いいですね!
4/10-12中日○△○、4/24-26ヤクルト○○○、5/11-13ヤクルト○○○、7/13-15中日雨雨●
若手先発陣がイキのいいピッチングで勢いをつけてほしいもんです。
ふんばれ桜井!がんばれ桧山!
昨日は試合終了の瞬間にドッと疲れました。ドーム球場にいるのに汗ビッショリ(苦笑)。
toraoさんがおっしゃるように、まだどちらも強くないのかもしれません。
9月の再戦は私も楽しみです。9/7は取ってませんが(笑)、9/8、9/9は見に行きます。
何だか剣豪同士がシャキーンって刀を合わせて
どちらともなく刃を収め、「お主やるな。お主とは
何れ何処かでやりあうこともあろう」なんて時代劇の
一幕を髣髴とさせる一戦でした。
まだ本当に相手の息の根を止める戦いは此処ではない
と言った所でしょうか。
先の先まで楽しみは取っておいてくれるのでしょうか。
to umeさま
燃え尽き…はどうやら過去の話になったみたいです。そういえば優勝した05年もベイとは熱戦続きでした。疲れますけど、面白いです。
to ぴゅあらっくさま
いやいや長時間の応援お疲れさまでした。どこからでも一発が出そうなG打線、ビジターの延長戦は心臓に悪いですよね。
to 西田辺さま
今のお題でもあるんですけど、やっぱり私は古い関東のTファンですので、Gとの一騎打ちを見てみたいんですよ。ぜひともそうなって欲しいなぁ。