岡田監督、久保コーチ、「確認役」の人、ちゃんと球児とハシケンに謝りぃよ。謝れば笑って済む問題なんだから、ちゃんと謝り。
9回表、ハシケンが登場。先頭にヒットを打たれたところで、久保コーチが出てきて、岡田監督が出てきて、投手交代、藤川。へっ?つまりこれでセーブが付くと勘違いして藤川を出してしまったというワケ。
セーブの条件おさらい
以下の条件を全て満たせばその投手にセーブが一つ与えられます。
・勝利チームの最後に投げた投手。
・勝利投手ではない。
・同点あるいは逆転されることなく最後までリード状態を保つ。
・セーブシチュエーションを満足する。
セーブシチュエーションとは、次の3つのうちの1つ以上を満たすこと。
(a) 3点以内のリードで登板し、1イニング以上投げた場合。
(b) 2人連続本塁打されたら同点または逆転される場面で登板する。
(c) 登板したときの状況に依らず、3イニング以上投げた場合。
日本の規則では、1997年までは3人連続本塁打されたら同点または逆転される 場面で登板し、1イニング以上投げた場合もセーブがつくとしていましたが、 1998年から廃止されました。
「fj.rec.sports.baseball FAQ」より
変更になったの10年前やがな(笑)。頼むよ。
久保コーチ「セーブ(狙い)じゃないよ。勝ちにいくためにね。ランナーが出なければ、橋本のままだった」(スポニチ)
なんて「隠蔽」しようとしたってさ、
岡田監督「エッ!? なんで!? 間違ってたらアカンから、確認させたのに…」(報知)
って言っちゃう人なんだから(笑)。あ、報知さん「メークドラマ」を越える、この12ゲーム差大逆転優勝は、「07岡田のどんでん返し」で用語統一よろしくね(笑)。
まあ、良かれと思ってやったこと。誰だって間違いや勘違いはあるので、しっかり詫びれば球児のモチベーションも上がるし、チームの和にも結びつくさ。
ハシケンは「オレは何だったんだろう」って感じかも知れないけど、まあおいしいキャラってことで、関西人なら喜んどき(笑)。
という「大ネタ」で、すっかり試合内容が霞んでしまったが、そもそも霞んでしまうような試合なのだ。ケンカしようと思って、ちょっと大声を出したら、勝手に相手がビックリして転んで大怪我して泣きながら「降参します」と言ってきたような、そんな試合。「まだ何にもしてないやん」て感じ(笑)。エラー、パスボール、ワイルドピッチ、エラーのつかない拙い守備…。この前のスワローズといい、この日のベイスターズといい、いったい何なんだ?
そらまあ鳥谷がコツンコツンとヒット連発(4安打)して、中軸の前にチャンスを作っていくことでプレッシャーをかけたというのはある。それにしたってベイのミス連発は説明がつかない。それがチームを変えて何試合も続くものだから、こっちは不思議でしょうがないよ。ホントはもっとピリピリピリっとした試合をしていかないといけない時期なんだけどなぁ。まあツイてるのは間違いないね。
先のS、この日のベイに共通しているのが、前のカードがジャイアンツ戦で、連日勝つか負けるか緊迫した好ゲームをやって来たということ。気候の変わり目でもあり、気力で疲れをカバーしないと、とんでもない凡プレー連発になりかねない時期ではある。ウチにとったらこんなオイシイ流れはないんだから、この際遠慮なく、残さずいただこう。
ということで打線は相変わらず日替わりでカバーし合う良い流れをキープしながら、全体として「絶不調者」がいなくなってきたという感じ。良いんじゃないかな。
投手は先発能見、審判が右打者のインコースをやや辛く見ていたので、能見の黄金パターンに持ち込めない部分はあったかもね。ボール気味のクロスファイアを気持ちよくストライク!って言ってくれると楽なんだけどね。ただそういう状況だと、逆に矢野の粘り、外だけでも配球は出来るというのが生きてくる。四球をそこそこ出しながらも、空いているベース、空いている点差を上手く使って6回1失点で持ってきた。十分十分、上等上等。
ダーウィンも好調キープ。渡辺久しぶりの自責点だが、抜けてしまった死球と、不運な二塁打(完全な打ち損じだが、高いバウンドで一塁手頭の上)で作ったピンチ、内野ゴロの間の1点だから心配なし。むしろ直球の伸び、低い身長を活用した「なんちゃってライジング」が、自信満々本当のライジングになってきたよ。
5連勝で、貯金が今季初の10。首位Gまで1.5差、2位Dとは0.5差変わらず。金曜からのG戦(へたすると台風で中止なんてこともあるかもよ、注意注意)を前に、どこかで一息ついた方が良いんじゃないか、なんて考えなくもないけれど、もうここは大事な最終コーナーだからね。一発ムチ入れて引き締めて行きたい。気を抜かず、目の前にいるベイとの対戦にしっかり集中していこう。そしたらきっとナゴヤでやりあっている二強に爪がひっかかるよ。
コメント
横浜にとっては最後の望みを賭けた3連戦、寺原・三浦を持ってきて気合の入った戦いになる!そう考えて試合前からこっちも気合入れてみたが空回りどころの騒ぎじゃない酒乱、いや守乱でおいらの気合は無駄骨。
前のカードで首位巨人に勝ち越したのに阪神がS3タテで逆に差が広がった時点で気落ちしてたか・・
守乱にあ然とする大矢監督の前に座ってた種田の情けない顔がまた笑えた(守りで優勝逃した上宮高時代よりひどい守備やな・・と思い出してたか)
おかげで茶の間のおいらも甲子園のファンも余裕の観戦。8回、渡辺が村田の肩にドスン!
痛みこらえて1塁に歩く村田に多くの励ましの拍手、しまいには“頑張れ頑張れむ・ら・た”って・・ほんと余裕ある時は現金な阪神ファン。他球団ファンの神経を逆撫でする蛍の光などがイヤでここ数年甲子園観戦を控えてるおいらには滑稽な場面。
で問題の9回。余裕こいてたおいらも?なぜに球児?解説がセーブを付けたいんじゃないですかとか言ってるの聞いて“んな訳ないじゃん、今は大事な優勝争いしてんだぜ”と思って馬鹿にしてたら岡田はんのコメント聞いておいおい。勘違いでセーブ付かないのは置いといて岡田はんらしいよ。ペナント至上主義の落合にはありえん温情采配、2年前の最終戦で最多勝かかった下やんを150球まで引っ張ったあんたらしいや。まぁ投げ損の球児も根に持つ性格じゃないから切り替えて今日からやってくれるっしょ。
福原はまたファームで結果出せず(5回6安3失点)、もう今年は期待しないほうがいいな。ならムードメーカーを兼ねて中村豊に期待したいな。
これだけ混戦なっちゃDG戦はどっち応援していいか分からん。WC争いしてるヤンキース-マリナーズ戦と一緒の複雑観戦。DもGもセットアッパーがヘロヘロ気味だから接戦で延長なってくたびれ損の引き分けでも希望しておこっと。
アナウンサーが、今確認しています。あっ、セーブ付きませんね。そして、すぐ後に、岡田監督のインタビュー。どうしても、球児に、付けてやりたかった。岩瀬もかせいどるしなぁ・・・。???これは、勘違いしてるな、おっさん。後で、そんな、あほな!!って、怒りよるわ。と、大笑いの一幕でした。・・はしけんって、いったい・・?確か、一球で終わった?
なんでこんなことを勘違いするのか疑問でしたが、
10年前までは3人連続本塁打されたら…ということだったんですねぇ。
なるほど、少し納得です。
しかし、10年前…
大魔神・佐々木にやられっ放しで、こっちはセーブのつく場面なんで考えたことも無かったなぁ。(笑)
97年って、阪神5位、中日6位。
さらに、ナゴド元年でした。
10年前って、やっぱりすごい昔のことなんですねぇ…
昨日の甲子園 空席が目立ったなあ。
今日も当日券沢山有るらしいので仕事工面してなんとか行こうと思ったけど 今日の予定は杉山。
今年6回参戦して 唯一負けゲームを見せてられたのが 5月27日ロッテに 14?3でボコボコにされた時の杉山やったなあ。
もし今日行って 私と杉山の相性が悪くて負けると困るのでどうしようかなあ。
おととい、toraoさんも言及されていましたが、近頃の矢野は打つほうでは、さっぱり。昨夜も「なんちゃってタイムリー」のほかは3三振。あの勝負強さはどこへ行ってしまったのでしょうか。
上位とのゲームでは棚ボタ得点は期待できませんから、5、6番が好調な今、7番矢野にもがんばってもらわないと、残塁が山になりそうです。
「ベンチがア○やから、一球で降板や…。」と橋本健が言ったとか言わなかったとか…(←たとえ思っても、言ってません)。
ハシケンは京都人だからズッコケの文法が分かってくれるよね(笑)。カンチガイが逆に救いの道になっていて、なんとラッキーだったかと思う。本来なら謝っても、バネにして頑張っても、そういったことでは打ち消せない類のことでした…。
なんせチームとしてもゲームとしても野球の文法を蔑ろにして記録のための記録を狙いにいったのだから、弁解のしようがありません。唯一、スジの通った理屈は、カード3戦がぐちゃぐちゃにならんようピシッといく、ということでしょうが、ならばアタマから球児だ。ならばバネにできる。いや、そうじゃなかった。でもズッコケタ…。
to banzaiさま
>…接戦で延長なってくたびれ損の引き分けでも希望…
今日はへろへろ延長でGの勝ち、それで明日がそれがいいですね(笑)。
to 田舎の虎おばさんさま
確認させるくらい自信がないのなら(しかも間違ってる)こういうこざかしいことはしなきゃ良いのにね(笑)。TVクルーももうちょっとしっかりしてくれなきゃなぁ…。
to grayghostさま
セーブの記録なんて、はなから意識すらなかったですよね。勝ち数が異常に少ないんですから、セーブ王なんて絶対ムリ(笑)。
10年なんて最近のことみたいなんですけどね、やっぱり昔です。
to たまねぎおじさんさま
天気が悪かった様子もないのに、この時期で3万人台はさびしいですね。夏休み明けたばかりで、いろいろみんな都合が悪いのはよくわかるんですけど、盛り上げて欲しいなぁ。
今日は勝つから行って来て!(笑)
to 一虎ファンさま
矢野は思い出したように打ってくれたら良いじゃないですか。1,2番の出塁の方が大事ですし、矢野が「切り役」になると、8番からの「好打順」にもなりますから。まずはリードをしっかりお願いしたいと思います。
to BSミツルHさま
ううん。マヌケな試合だったから、そういうマヌケなことを考えるヒマがあったんでしょうけど、感心しないなぁと思いました。球児で負けることはないでしょうが、気乗りせずに1点失った、2点失ったなんてことをして、たとえセーブがついても後々困ることがあるかもしれません。個人的には、渡辺でなくまず橋本を使って、渡辺を最後に使って欲しかったと思います。
確かに、オチがついて、大爆笑→幕で救われたのかも知れませんね。
グダグダもいいとこのゲーム、しかし昨日の試合最後は「どんちゃんアホすぎw」と笑っていただけの呑気なファンですみません(笑)
球児はハイタッチの時、監督に「(セーブを付けさせてくれて)ありがとうございます」って言ってたらしいですね。
それを聞いて安心しました。
このチームのこと、ハシケンへのフォローも誰彼となくしているでしょう。それが岡田阪神の最大の長所だと思いますんで。
優勝より個人記録なのか、の賛否両論はあるでしょうが
ボスから選手まで甘ちゃん揃いのこのチーム、僕はやっぱ好きなんすよねぇ?。
「取れる記録はとれ」
いいスタンスだと思ってますけどね。
星野も確かそんな感じだったような・・・
上でそんな温情采配はしないと言ってるけど
落合も自分が色んな記録取ったことあるからか
やっぱり取れるチャンスがある記録はとりにいく、取りに行かせたいという人みたいです。
皆が取れる記録を積極的に狙っていって
全員がそれをフォローするようにがんばれば
おのずと勝ちも優勝もついてくる。
そういう考えの監督なんでしょう。
それも監督のスタンスの一つだと思います。
to 良虎さま
ちょっと相手が緩かっただけに、こっちは締めるだけ締めて欲しい試合だったように思います。ムリかな(笑)。
to Mさま
落合監督は個人記録を大事にしますよね。岩瀬の使い方なんて、タイトルを取らせることを第一に考えていると思いますから(少なくとも去年までは)。岡田監督のそういうところは私も大好きです。
昨日の試合の問題点は、記録を狙わせるうんぬんの話じゃなくて、極論でいうと「実はハシケンがんばれ!と100%は思っていない人」がチーム内に存在したということなんだと私は認識しています。打点王は純粋にみんなの協力でできるけど、セーブ王は接戦が条件だけに、自分とチームメイトの努力だけではなんともならない部分も大きいですからね。とらせようと思うとなかなかやっかいな記録だと思います。
もう一人出した所で球児なら、S付いたのにねぇ(そんな問題じゃないかw)
恥ずかしながら、私もSのルールを失念してました。
3人連続→2人連続の所を(笑)
まぁ、この時期勝ちの事実が欲しいですから、勝つ為の継投と思っておきます。
相手が勝手に緩んだけど、それに釣られてウチも緩んじゃダメよ。鬼と言われようが、何と言われようが非情に徹して丁度良いくらい。
すぐに優しさ出しちゃうチームだからね。
さぁ、敵はもう射程圏内。
その鋭い爪と牙の出番だぜ!
ご無沙汰です。
セーブやホールドも分かりにくいですが、振り逃げもかん違いされているケースが多いですよね。私もダートサークルのルールを知ったのは最近ですけど・・・
to 西田辺さま
緩い野球につきあってはいけませんからね。今の時期。
でも「非情に徹する」って似合わないですよね(笑)。そんなことできるのかな、一度やってみて欲しいです。いややっぱり求めてないかな。99%ピリッとしていてほしいけど、1%の愛嬌は忘れずに…みたいな。
to pixyさま
どうも。ダートサークルは今年からのルールでしたよね。やってる方もきっとわかってない人多いと思います。とりあえず走っとけとか、とりあえずタッチしとけとか(笑)。